日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

娘役 朝めし読みにて読了

2016年10月19日 | Memories of ZUKA
朝ご飯(朝ごパン)を食べながら
何気なく傍らの「娘役」を手に取って
昨日読んだところを開いたら
続きが読みたくなって



最後は朝めし読みになった



別の結末を望んでいたけど
やっぱりこうしかあり得なかったかと
諦めにも似た気持ち



「娘役」には
娘役がいてこその男役だ
ということが語られている
「男役」に次いで書かれたこの小説も
娘役を主人公に語られたことで
男役について より多くを語っている

宝塚の人事異動である"組替え"についても
書かれていて
自分のヅカ経験の中で見てきた組替えを
思い浮かべながら読んだ



湖月わたるが専科から星組トップになった時
2番手だった安蘭けいはどんな思いだったろう
安蘭けいの方が2期下だったけど
プロフィールを見ると年齢は上らしかった

でも そうやって待ったおかげで
安蘭けいは「王家に捧ぐ歌」の
アイーダを演じる機会を得た
その歌唱力を存分に発揮して
安蘭けい宝塚時代の代表作のひとつになった

対談か何かで
安蘭けいが湖月わたるに
「私のことどう思ってますか」と聞いた時
「アイーダだと思ってる」と湖月わたるは答えた
そこを狙っての配役でもあったかと今改めて思う



湖月わたるの相手役だった檀れいにしても
月組トップ娘役の後でいったん専科に移り
間をおいての2度目のトップだった



そんな人事に一喜一憂することも含めての
ヅカファンライフ

中山可穂の小説のほうは
次はやっぱり
花瀬レオが主人公の話を読んでみたい
通称チャラ男で 男にも女にももてて
どちらとも付き合うらしい花瀬レオの
本当の愛のありかを見てみたい