日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

夢の途中

2018年02月10日 | 
戦いすんで
また週末がやってきた

土曜日の朝はグデグデで
布団ミノムシし続けちゃってたのが
やっと7時になる前に起きられた



昨年の就活を
したこともない婚活に例えて
わかりづらく説明すると…



バツ1どころじゃない私が
釣書だけで断られ続ける中
偶然出会った人に
ぜひ正式にお見合いしたいと言われた



でもタイプじゃないしと
いったんは断ったものの
あまりにもフラれ続けた後でもあったので
中年の乙女心が揺れて
結局お見合いした



グイグイと迫られ続けるうちに
この人となら末永く幸せに暮らせるかも
と思いはじめ

Will you marry me?
Yes!



核家族がよかったのに
大家族に嫁いでしまった

その家の稼業は
前の家の稼業と全く違うもので
思った以上にきつかった



今日は本の話がしたかったのに
すっかり前置きが長くなってしまった

昔 この手のシリーズ本が
本屋に並んだことがあった

1冊は学生時代に隣室だった友達から
1冊は職場の上司からもらった
(義理チョコのお返し)



もう1冊
同じような装幀の本をもらって
今は手元になくて
タイトルも忘れてしまったけど
内容はちょっと忘れられないものだった



ページをめくるごとに
皺の刻み込まれた老人の写真が現れる
名前と
なりたかったもの
実際に就いた職業が書かれてる



はっきりと覚えてないけど
大体こんな具合

スティーブ
レストランの経営者になりたかった
車の整備工として人生を終えた



つまり
夢破れた人を集めた本だった



学生の頃
別の友達にもらった本だったけど
特に私あてに用意された物ではなく
クリスマスパーティーのプレゼント交換で
たまたま当たった物だった



ちょっとハスに構えたところのある
ええカッコしいの友達だったから
雰囲気のオシャレさで選んだと思うけど
もらったほうは
あまりいい気はしなかった



友達は今
夢をかなえた人生を邁進してる



私はまだまだ
夢の途中
ということにしとく



♪いまを嘆いても
♪胸を痛めても
♪ほんの夢の途中