日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

3年越しの短編小説集

2019年08月06日 | 
ヅカネタも尽きたので
中年の乙女心日記を書いて
散歩道写真を添えますが
何か?



このブログを始めたばかりの頃に
読み始めた短編小説集があって
3分の2くらい読んで
放置してあった



それをこのたびめでたく読み終え
巻末に載ってた各作家の紹介まで読んだら
何しろ3年越しだから
各小説の内容を忘れてて
もう一度読み返してみることにした



ひとつめの小説
10代後半か20代前半の若い2人が
再会を約して別れる場面があり
1行の行間が空いて
その先を読み進めると
なんと50年近い歳月が経っていて驚いた



1年後の再会を約した2人は
結局50年近くも会うことはなく
片方はその別れた日のことを
まるで昨日のことのように覚えている



人生って
そういうものかもしれないなと
切なくなった

私だって20代の頃を
昨日のことのように覚えてる



ついでに
映画『タイタニック』を思い出した

あの映画があんなに切ないのは
生き残ったローズが
老婆となって
出てくるからなんだよなあ



時の流れほど
切ないものはないなあ
なんて…



それはそうと
あ〜
今日も暑かった〜