この前の週末
ようやく
『ロミオとジュリエット』を
観てきたので
ちまちまと感想を書いてた
今日の夕方
残業前にヅカニュースを見て
衝撃を受け
胸がいっぱいになり
そっちの思いを
先に書いてからのほうが
ロミジュリ書けるかも
とも思ったけど
書きかけたほう
先に書いてしまうことにしました
…と
何の言い訳か
自分にもよくわかりませんが
観劇の感想いきます
星組
宝塚大劇場公演
『ロミオとジュリエット』

原作/ウィリアム・シェイクスピア
作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池修一郎
演出/稲葉太地

上演されるまでが長かったし
1本物&海外物は
『アナスタシア』の余韻が
まだまだ胸に…
最初の観たい〜!感が
そこそこ下がって
観劇の日を迎えた
友の会先着順方式で取った
1階席A席からの観劇
入場認証での
初星組チケット

疲れてる…
宝塚遠い…
早起きつらい…などと
ぐずぐず思ってたのも
どこへやら

開演するや
グイグイ引き込まれた

赤×青
ポスターの2人と同じく
赤い衣装の
キャピュレットの人々と
青い衣装の
モンタギューの人々
冒頭から早くも争いはじめる

音楽がドカンと胸に来て
ダンスもまじえての争いの場面に
雪組『Greatest HITS!』の
「This is the World」を
思い出したりしつつ見入った
例によって
予習ゼロでのぞんだので
赤と青に
色分けされた衣装のおかげで
どちらの家の側の者か
ひと目でわかって助かった
何代にも渡って憎み合う
イタリア ヴェローナの名門
キャピュレット家と
モンタギュー家
ヴェローナ大公を真ん中に
向かって左の赤が
ジュリエットの父
キャピュレット卿
右の青が
ロミオの父
モンタギュー卿

モンタギューの男たちの中に
キャピュレットの女
(ジュリエットの乳母)が入ると
こんな感じ

2010年
先先先代の星組トップスター
柚希礼音率いる星組が初演

その後
何度か再演を重ねた

2011年 雪組

2012年 月組

2013年 星組
でも
中年の乙女心的には
今回が初めて

そもそも
宝塚版どころか
シェイクスピアの
『ロミオとジュリエット』も
なんとな〜くしか
知らなかった
イメージは
オリヴィア・ハッセーが
ジュリエットを演じた
1968年の映画で
インプットされてるものの
ちゃんと観たことなかったし
ディカプリオの
『ロミオ+ジュリエット』も
観たことなくて
唯一よく知ってるのが
『ロミオとジュリエット』を
ベースに作られた
『ウエスト・サイド物語』

宙組
梅田芸術劇場公演
『WEST SIDE STORY』も観た

だから
愛月ひかる演じる
ティボルトを見た瞬間

ベルナルドだ!と思った

でも
トニー&マリアが
ロミオ&ジュリエット
ぐらいしかわかってなくて
ドク→ロレンス神父
リフ→マーキューシオ&ベンヴォーリオ
アニータ→乳母
などと
逆向きに発見していくのが
おもしろかった
緑からむバルコニーが
アパート裏の非常階段になるなど
翻案の妙に改めて感心した

というところで
配役表

この日はA日程

壁のポートレート

左から3人ずつ
英真なおき
/ロレンス神父
美稀千種
/モンタギュー卿(ロミオの父)
白妙なつ
/モンタギュー夫人(ロミオの母)

天寿光希
/キャピュレット卿(ジュリエットの父)
音波みのり
/キャピュレットの女
大輝真琴
/キャピュレットの男

輝咲玲央

輝咲玲央
/ヴェローナ大公【A】
(ヴェローナの領主)
/ピーター【B】
(キャピュレット家の従者)
紫月音寧
/モンタギューの女
夢妃杏瑠
/キャピュレット夫人
(ジュリエットの母)

愛月ひかる
/ティボルト【A】
(ジュリエットの従兄)
/死【B】
漣レイラ
/モンタギューの男
礼真琴
/ロミオ(モンタギュー卿の息子)

ひろ香祐
/キャピュレットの男
紫りら
/キャピュレットの女
瀬央ゆりあ
/ベンヴォーリオ【A】
(ロミオの親友)
/ティボルト【B】

音咲いつき
/モンタギューの女
綺城ひか理
/パリス伯爵【A】
(ジュリエットの求婚者)
/ベンヴォーリオ【B】
有沙瞳
/ジュリエットの乳母

天華えま
/死【A】
/マーキューシオ【B】
(ロミオの親友)
小桜ほのか
/モンタギューの女
極美慎
/マーキューシオ【A】
/パリス伯爵【B】

舞空瞳
/ジュリエット
(キャピュレット卿の娘)

言わずと知れた
悲恋の物語
『ロミオとジュリエット』
どんなにメロメロ
してるんだろうと
ちょっと敬遠する気持ちもあった
でも
まるでショーを観るように
あっという間に時間は過ぎた

音楽がとてもよかった
同じくフランス発のミュージカルで
礼真琴プレお披露目公演だった
『ロックオペラ モーツァルト』が
なんとなく頭にあって
こちらの音楽の方が
馴染みやすかった

『ドン・ジュアン』の
「Aimer(エメ)」を
ヘビロテしてきた
中年の乙女心
これが
もうひとつの
「Aimer(エメ)」か〜
と

オーケストラ生演奏の再開が
間に合わなかったのは
残念だけど

2013年星組公演の
新人公演で
ロミオを演じ
満を持しての
本公演ロミオ
ピュアな青年ロミオは
礼真琴にぴったりだった
…と書いた後で
昨年の
『エル・アルコン −鷹−』では
稀代のダーティーヒーロー
極悪非道の
ティリアン・パーシモンが
ぴたりとはまってたのを思い出した

お前
いつもロミオを探してるなと
皆にからかわれる
親友ベンヴォーリオ
親友ベンヴォーリオ
A日程は瀬央ゆりあ
そういえば
ベンヴォーリオに
見つかったロミオが
フッと消える場面で
ちょっとだけ客席降りがあった
本当にちょっとだけ
でも
遠目にも嬉し楽しい演出

ティボルトの心のうちも
なかなか切ない

キャピュレット家の
仮面舞踏会に紛れ込む
ロミオら3人組

ひと目で
恋に落ちるふたり
あんなダンスシーンが
『ウエストサイド物語』にも
あったなあと中年の乙女心

エメ 君なしの♪
エメ 未来など♪
もう この世にはない♪
何があろうと♪

そうだった
この物語
メロメロのラブストーリー
だけではなかった
『ウエスト・サイド物語』でも
もっと大きなテーマがあった
若者は
銃ではなく
憎しみに殺された

どんな結末になろうと
最後はほっこり
ハッピーな気持ちにさせてくれる
ヅカマジック

そして
デザートは別腹的な
フィナーレまで
たっぷりと
いつもと違って
男役が1列に並んで始まる群舞が
新鮮だった
階段を降りてきて
群舞に加わるのが
娘役たちなのも
最近は
男役だけの群舞に加えて
男役×娘役の群舞も
増えたような
デュエットダンスは
ロマンチックに…と思いきや
意外にも
フラメンコ調の音楽に乗せての
キレキレダンスだった
拍手したい
でもオペラグラスも覗きたい
ジレンマのパレード




帰宅後の
ぐでさん横

スタジオ録音CD
絶賛ヘビロテ中

5曲目の
「どうやって伝えよう」は
劇中ではベンヴォーリオが歌う

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...
記事内の舞台写真は
宝塚歌劇の殿堂
『歌劇で旅するヨーロッパ展
(イタリア編)』と

ヅカホテルの
ヅカギャラリーより


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当ブログ
下手の長ブログを
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少しでも簡潔にするため
敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!
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