最近は
ヅカ観ても
ブログ書くのしんどい
楽しく観ておしまいにしたい
という気持ちが強くなってた中年
でも今回は
ぜひ書きたいと思いました
雪組 全国ツアー
愛知芸術劇場大ホール公演
『ヴェネチアの紋章』
『ル・ポァゾン 愛の媚薬 −Again−』
彩風咲奈×朝月希和
雪組新トップコンビ
お披露目公演
ライブ中継〜♪
中年の乙女心日記まじりに
ごく個人的な感想を書きますが
よろしければお読みください〜
まずこの日は
老いた人♂(Care Level 5)を
1回目のワクチン接種に
連れて行く日だった
さんざん考えて
重ならないように
予定組んだつもりが
ばっちり重なり
ライブ配信で
小さく観るしかないか〜と思ったけど
接種後の様子を
あちこちで聴き込みしたら
行っても大丈夫そう
ワクチン接種の後で
来たる選挙の期日前投票にも
老いた人たちを連れて行き
少々お疲れの状態で
映画館にたどり着いた中年
これは寝てしまうかも…と
思いながら
彩風咲奈トップスター就任後
初の開演アナウンスを聞き
そして始まった
ミュージカル・ロマン
『ヴェネチアの紋章』
原作 塩野七生
脚本 柴田侑宏
演出・振付 謝珠栄
まず
音楽と舞台の雰囲気に
引き込まれた
彩風咲奈演じる
アルヴィーゼ・グリッティ
黒髪ロン毛が
こんなにさきちゃんに似合うなんて!
朝月希和は
近年のトップ娘役としては
ずいぶんお姉さんな印象だったけど
(はいからさんの吉次の影響かも)
リヴィア
可憐だった
2番手的な役どころは
綾凰華演じるマルコ
ストーリーテラーの役割も担う
優しい雰囲気に
ほっとする〜
ちょっとコミカルな
はぐれ者3人組
ヴィットリオ/諏訪さき
ジョヴァンニ/眞ノ宮るい
エンリコ/彩海せら
『NOW! ZOOM ME‼︎』で
印象に残った聖海由侑も
アルヴィーゼの姪の結婚相手
セバスチアーノを
初々しく演じた
ポストだいきほコンビの雪組
先日
半分のメンバーによる
『ほんものの魔法使』を観て
今回がトップコンビ含む
もう半分
望海風斗×真彩希帆
最強のコンビの後では
どうなることかと
内心心配してたけど
宝塚歌劇の
新陳代謝のおもしろさを
思いきり感じた
劇中に
鈴の付いた腕輪をはめて踊る
モレッカという
ダンスの場面が出てきて
1968年の映画
『ロミオとジュリエット』の中にも
同様のダンスの場面が
あったのを思い出した
『ヴェネチアの紋章』も
シェイクスピアの
『ロミオとジュリエット』を
モチーフにした
悲恋の物語なのだなと
観終わって思った
星組からの
ロミジュリつながりだったか〜
柴田侑宏作品の
『ヴェネチアの紋章』
初演は1991年花組
主演した大浦みずきといえば
彩風咲奈と同じく
ダンスの名手だったらしい
殿堂写真から発掘したポスター↑
超ズームで堪忍
ロマンチック・レビュー
『ル・ポァゾン 愛の媚薬 −Again−』
作・演出 岡田敬二
岡田敬二
"ロマンチック・レビュー"シリーズ
第5弾
初演は1990年月組
剣幸×こだま愛×涼風真世
2011年にも
星組と花組で再演され
4度目の上演になるらしかった
ポァゾン…poison…毒…と
ここでもロミジュリつながりを
感じるわけだけど
宝塚歌劇が仕掛けるリンクの罠
中年のツボポイントが
そこかしこに散りばめられてた
しょっぱなで登場する
諏訪さき演じる吟遊詩人が
この前まで
宝塚歌劇の殿堂に展示されてた
『ロマンチカ宝塚’04』の
湖月わたるの衣装を着てた
このあと
全国ツアーに旅立ったのね〜
デュエットダンスで歌われた
「アマポーラ」は
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で
ヌードルスとデボラの
テーマ曲のように使われてた曲
宝塚版には出てこなかったけど
最大の
中年のツボポイントは
この3曲
懐かしいフィル・コリンズの曲
「I Wish it Would Rain Down」
「Another Day In Paradise」
のカバーと
(たしかどちらも諏訪さきが歌った)
30年前(!)に
カセットテープ(!)に
ダビングしたのが残ってて
最近中年がお掃除BGMにしてる
Gipsy Kings
その中の1曲
「UN AMOR(ウン・アモール)」
「UN AMOR」に乗せて
マタドール姿の
彩風咲奈×綾凰華が
光と影となって踊る場面
素敵だった〜
スタイル抜群の名ダンサー
彩風咲奈の魅力が
ついに全開!!!
スーツ姿で踊る場面も
かっこよかった〜
黒燕尾ならぬ
白燕尾で踊る群舞も
まぶしかった〜
歌唱力も
さらにアップしてた
朝月希和も歌が上手いし
もっと
望海風斗×真彩希帆コンビと
比べてしまうかと思ったけど
不思議なくらい
そんなことなくて
新しいトップコンビの新しい魅力を
そのまま受けとめた
エトワールは
有栖妃華
有栖妃華と夢白あや
ビジュアル的に
ごっちゃになってることに気づいたり
彩凪翔ポジションは
諏訪さきが継ぐのかな?と
思ってみたりもして
買おうと思った時に売り切れで
ポスターカレンダーでかいしなあ…と迷い続けてたけど
ついに買ってしまった翔ちゃんカレンダー↑
男役も娘役も
いつのまにか
しっかり育ってて
頼もしい&楽もしい
新生雪組に
無限の可能性を感じた
中年の乙女心
宝塚歌劇団の新陳代謝
すごい〜
ちなみに
"新陳代謝"という言葉は
中山可穂の小説
『男役』だったか
『娘役』だったか
『銀橋』だったかの中で
使われてたものです
今回の公演で
それをすごく感じたので
お借りしました
千秋楽じゃないから
終演後の舞台挨拶は
さらりと
ライブ中継ライブ配信とともに
ブルーレイ収録もしてたとのこと
曲の差し替え
ないことを願ってます
↑中年お気に入りの1枚
2020年カレンダーより
2016年 雪組公演
『私立探偵ケイレブ・ハント』
『Greatest HITS!』を観た時
この歌の得意な2番手と
ダンスの得意な3番手の
トップスター時代を
見届けたいと
かつて観続けなかった
星組のその先を
この組で観せてもらおうと思った
それがもう
ここまで来たなんて
感無量
中年の乙女心
当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!
敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!
・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...
老いた人たちのワクチン接種
副反応を考えて
ばらけることにしたので
あと3回
引率します
がんばれ中年(自分)〜