日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

5 flights up

2016年04月20日 | 映画
また 住居ものの映画を見た


タイトルを見て
ヘレナ・ボナム・カーター主演の映画が
思い浮かんだ(それが狙いの邦題かな)
でも 今回はホテルの部屋ではなく
持ち家としてのアパートの部屋


アレックス(モーガン・フリーマン)と
ルース(ダイアン・キートン)の
70代ぐらいの老夫婦が
長年住んだエレベーターのないアパートに
これ以上住み続けることに限界を感じて
部屋を売りに出す


5flights
2人の部屋は5階
老夫婦でなくても
4階以上はエレベーターが欲しいところ
10才になる愛犬ドロシーも
階段の途中で息を切らす


awesome view
いい眺めね
部屋の内覧会に母親と一緒に訪れた女の子に
なぜ売ってしまうのと問われ
アレックスの心が揺らぐ


アメリカの映画だから
ハッピーエンドに決まってる
という気持ちが どこかにあったはずなのに
最後まで はらはらしながら見た
売らないで って思いながら


そこそこの期待しかしていなかったのに
期待以上に いい映画だった


本編の前に流れた 別の映画の予告編
メリル・ストリープが
ミュージシャンになって家族を捨てた母親の役
娘の役の人が
ちょっと個性的な顔立ちで
何か普通と違うなと思ったら
メリル・ストリープの実の娘だった


最愛の恋人/親友

2016年04月19日 | 
またまたトーベさんの話
パラ見していたムーミンの百科事典を
あらためて借りてきて 最初から開いてみたら
思いがけなく
トーベに関連する写真がたくさん載っていた


興味深く眺めていたら
アトスの写真のキャプションが
最愛の恋人
トゥーリッキのが
親友
となっていた


本当は逆なのに と思う
アトスは確かに恋人だった時期もあったけど
婚約を解消した後の
友人としての付き合いの方が 長かったはずだ
トーベの多岐に渡る仕事の助けになることもあり
まさに 親友 だったと思う


トーベが 人生の半分以上を共にした
トゥーリッキこそが
最愛の恋人だ


トーベが女性と恋愛するようになった頃
同性愛はまだ犯罪だったと伝記にあった

私が見た
親友のトゥーリッキさん となっていた本は
どれも20年は前に発行されたものだった
最近発行された
伝記などではなく 例えば子どもの本で
トゥーリッキが紹介されているとしたら
どう紹介されているのだろうか


4月の異動で去った人が顔を出した
安定している という条件がばっちりの
友達いわく 結婚すればいいのに な人
(年齢的に一足飛びにこうなる 付き合ってるわけでもないのに)
去ってからの18日間
会いたいと思ったことはなかったし
18日振りに会っても
特に何も感じない
去る者は日々に疎し でしかない

夜空に浮かびあがる白い木

2016年04月18日 | 日記
1月31日
真冬の夜空に 冬の木が 白く浮かびあがってた


4月6日
何やら 芽吹きはじめた様子


4月17日
白い木に 白い花が咲いた


白い木は
白いハナミズキの木だった


ハナミズキを見ると
あの年の春を思い出す
それは 本当にハードな春だった

伝記のあとに読みはじめた本とカレンダー

2016年04月17日 | 
もうほとんど
バーバパパカレンダーにかわって
今年のメインカレンダーになりつつある
原画ムーミンカレンダー


原画は原画でも
コミックス版の原画
伝記も読み終わったので
早速借りてきたコミックス版


その中に
今月のカレンダーの場面を見つけた
彗星が衝突した場面じゃなかったんだ




童話版とはまた違って
コミックス版もコミカルでおもしろい
本編のあとに
1990年頃に トーベが
弟のラルスやトゥーリッキと一緒に
日本に来たときのことが載ってた
親友のトゥーリッキさん となってた
親友 か

この本も読みはじめた

トーベが書いた子供向けではない本のひとつ
フォアプレイ かと思って
どきっとした
小説の中の
マリとヨンナとは
トーベとトゥーリッキのことだ

いつの年だったか カレンダー売り場で
モノクロ線画のムーミンカレンダーを
手に取ったことがあった
こんなに暗い絵のカレンダーはちょっと
と思ったのを覚えている
童話版ムーミンの挿絵だったんだ
今では 日本版の明るい絵と同じか
それ以上に親しみを感じるものとなった
わからないものだ



夢の話(初夏を思わせる散歩道の写真添え)

2016年04月16日 | out of another closet
夢を見た


先日の二つの着信
とりあえず かけてきた主のわかるほうに
勇気を出してかけて
もう一つの主もわかったから
かけ直すべきか放っておこうか迷って
結局かけ直した
その影響を受けた夢


私のこの部屋に
もう二度と一緒に暮らさないと
心に決めている人たちが転がり込んできた夢
夢の中の私は
しぶしぶ それを認めていた


でもさすがに そのうちの一人が
私の寝床を使おうとしたのには閉口して
ほかの場所で寝てほしいと頼むんだけど
今ひとつ強く言えなくて
そのまま居座られて(寝座られて)しまう夢


あまり時間がなかったけど
チューリップの行方が気になって行った散歩道


撮影ポイントに 留まり続ける女性がいて
なかなか撮れなかった
その人を よく見ると
男性のようだった
生まれつきの体の性別は ということだけど
なるほど みんなに見てほしくて
撮影ポイントに留まっていたのかな
2人連れのようだった


夜 うたた寝の中で
また短い夢を見た
今は失われた家の 台所にいた
関わりたくないというように
隣家の灯りが消えた
別の部屋の いつもの場所にいるその人に
声をかけると
帰ってきたのか と問われ
あれは違う と私は答えた


最近は 飲むと必ず寝てしまう


この前の誕生日に
もらったプレゼントの中に入ってた
オイルサーディンを食べた
もったいなくて
缶詰は賞味期限が長いからと
ずっと取っておいたら
ついに賞味期限が来て
もう 次の誕生日のほうが近い

桜柄の金麦の
最後の1本を飲んだ
もう 春も終わる