６月１０日

今日のこの方
こんなこと言う



つい先日
こんなんや



こんなんだったくせに



今日はとうとう
６月もやってますからの
最終日だった

I’ll have what she is having．

ミョウガを
今日はスパゲティに散らしてみた
にんじんの多い魚肉ソーセージ入りの
へんてこなスパゲティに



ミョウガやシソがもたらすものは
おいしい
だけではない何かで
たまらない
というのが近いかもしれない

その名状しがたい感じを
エクスタシーと呼んだが
もちろん決して性的なものではない

映画の一場面を思い出した



混みあったレストランで
食事をしているサリーとハリー

女は少なくとも一度は
絶頂に達したフリをしたことがある
と言うサリーに
そんなことはありえない 声でわかる
とハリーは言う

サリーはまわりに他の客がいるのもかまわず
その場で そのフリをしてみせる



フリが終わって
レストランに通常の空気が戻ったとき

I’ll have what she is having．

隣りのテーブルの女性が
サリーと同じものを注文する
サリーの絶頂が
食べものによってもたらされたと勘違いして



久しぶりに引っ張り出した古いビデオテープは
引越しでも捨てきれなかったものだ
水野晴郎の解説によると
テレビ初登場のときのものだった

ミョウガのエクスタシー

ミョウガの安くなる季節になった
特売日のスーパーで
何に使うあてもなく買ってしまった



いつもの
油揚をトースターで焼いて
サラダドレッシングをじょじょとかけたものに
きざんで散らすことにした



きざみながら
ちょっぴり口に入れてみると
ミョウガのミョウガたるゆえんの味がした



ミョウガとシソ
今年の夏は どちらか一方しか食べてはいけない
ってなったら
やっぱりミョウガを選ぶかな

いやいや
最近はシソも食べてなかったから
食べ比べてから決めたい



どちらも
ささやかなエクスタシーのようなものを
もたらすと思うんだけど
誰か同感する人はいませんか

極ミニサイズの目玉焼き

うずらたまごで
目玉焼きを作った
ここのところスーパーで
うずらたまごを見るたびに
やってみたかった



この前完成した絵をプリントして
ひそかに社内便に乗せた

間に 深くて暗い川の流れる人にあてて

いつかの 約束を反故にした人とは
別の人だけど
間に川が流れてることに変わりはない

でもその人は
このまえ絵を見せる機会を持ったときに
ちょっとだけ川を渡って
見にきてくれた



手もとに届いたとき
笑顔になってくれたかな
ほんの束の間でも
見た人をハッピーにできてるといいなと思う

冒頭でどれだけドタバタしてても
流れたとたんにホッとさせてくれる
この歌みたいに



P.S.
いつも絵のことを書きながら
絵を載せられなくてごめんなさい

サーキュレーター２号

今年は ２台使いしようと思って
サーキュレーター２号を買った
小さいのに８畳までいける
１号は真夏に力不足を感じた
２号なら大丈夫かな



ボチッと押せるボタンがうれしい
ボチッとなら
押し間違いもないだろう



サーキュレーター１号は
リモコン付きの
ピッピタイプ



本体の電源は３回押さないと切れないし
風量を強くしたつもりが
首を振りだすこともしょっちゅう



それにしても２号は
目玉おやじに似てる
色違いのピンクは もっと似てた



以前は扇風機を使っていた
狭い部屋で よくぶつかった
サーキュレーターなんて
近年出回りだしたと思うんだけど
小さくてちょうどいい

憧れのパタンとフラットにたためる扇風機は
実物を見たら大きすぎた
収納時にコンパクトでも
使う時にかさばるんじゃ
狭い部屋に向かない
まあ お値段も高すぎるけど



昔のリモコンは
あくまでも補助的な物で
本体のボタンがメインだったように思う
今はリモコンがメインみたいだ
少なくとも うちの小さなテレビは

ボタンは脇のほうに隠れるようにして並んでる
操作できる機能も最低限
まだちょっと心配だから
付箋は貼ったまま