日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

『愛聖女(サントダムール)』千秋楽ライブ中継

2018年07月07日 | Memories of ZUKA
月組バウホール公演
『愛聖女(サントダムール)』千秋楽を
ライブ中継で観た



美少女アニメのコスプレのような
愛希れいかに
どうしようかと迷ったけど
(キューティーステージって〜)



作・演出 齋藤吉正だし
娘役が主役のお芝居は
まだ観たことがないから
観ることにした

そしたらこれが…



すっごくおもしろかった
全っ然そんなつもりなかったのに
泣けた



15世紀の英雄らしさを出すためか
ちょっと乱暴な言葉で話す愛希れいかは
逆にとってもキュートだった



ジャンヌ・ダルク活躍の地オルレアンで
聖女を讃え行われるミスコンテストに
ジャンヌ本人が参加することになって
えんじ色のジャージ姿で
皆をあっと言わせる歌声を披露した後の
ドヤ顔が最高だった



最高と言えば
白雪さち花の演じた
ドクター・ジャンヌも最高だった

21世紀のモテないハイミスジャンヌは
15世紀のモテモテジャンヌと
入れ替わるようにして
自らが発明したタイムマシーンで
15世紀のオルレアンへ

完全におばさんキャラだったから
どれだけ上級生かと思えば
15世紀の貴族ジル・ド・レを演じた
紫門ゆりやと同期



錬金術師の話から
サン・ジェルマン伯爵も
写真でチラリと登場して
観客を沸かせた

開演アナウンスからして
BADDY入ってたし
他にもちょいちょい
月組ネタが散りばめられてた

卵の白身にコニャックを3杯〜♪の
エリザベートネタも





時を超えてやって来たジャンヌを
自分のアパルトマンに連れて帰って
一緒に暮らし始めるパメラ役を
天紫珠李が演じた

輝生かなで演じるエルヴェとの
バカップルぶりも
自分たちでバカップルって
言っちゃうところが良くて



役のせいもあるかもしれないけど
感じが良くて歌も上手くて
『雨に唄えば』の美園さくらじゃなくて
実はこの子が次期トップ娘役⁈
って思った

そう思ったところで
そもそもこの人がいたことを思い出した
海乃美月



次回月組公演『エリザベート』では
海乃美月はヴィンディッシュ嬢を
美園さくらは女官とエトワールを
天紫珠李は黒天使とマデレーネを演じる

次期トップ娘役が
誰になるかはさておき
楽しみ

白雪さち花のマダム・ヴォルフも

愛希れいかのエリザベートは
言うまでもなく



『愛聖女』フィナーレで
愛希れいかが「夢・アモール」を歌った

『シトラスの風』の中でも歌われる歌
ショーの終盤に
娘役がしっとりと歌う場面もあったのが
『シトラスの風ーSunriseー』では
なくなってた

花總まりや実咲凜音の歌ったこの歌を
ここで愛希れいかに歌わせたのは
齋藤吉正の粋な演出か



月城かなと主演の
『THE LAST PARTY
−フィッツジェラルド最後の一日−』は
観てないけど



『雨に唄えば』と
『愛聖女』を観たことで
月組『エリザベート』への期待が
さらに高まった中年の乙女心



『エリザベート』チケット取りの行方は
次回に



・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...

当ブログ
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敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!

中年の乙女心観たい目線セレクション

2018年07月06日 | Memories of ZUKA
昨日の続きで
バウホール公演ポスターをもう少し

中年の乙女心
観たい目線セレクション(順不同)で

『鈴蘭 −思い出の淵から見えるものは−』
2016年星組
礼真琴 主演
樫畑亜衣子 作・演出



『ジャン・ルイ・ファージョン
−王妃の調香師−』
2012年星組
紅ゆずる 主演
植田景子 作・演出



『月雲の皇子 −衣通姫伝説より−』
2013年月組
珠城りょう 主演
上田久美子 作・演出



『パルムの僧院 −美しき愛の囚人−』
2014年雪組
彩風咲奈 主演
野口幸作 脚本・演出



『灼熱の彼方
−「オデュセウス編」と「コモドゥス編」−』
2011年雪組
彩風咲奈/彩凪翔 主演
鈴木圭 作・演出



『Victorian Jazz』
2012年花組
望海風斗 主演
田渕大輔 作・演出



『フォーエバー・ガーシュイン
−五線譜に描く夢−』
2013年花組
芹香斗亜 主演
野口幸作 作・演出



『アリスの恋人 〜ルイス・キャロル作
「不思議の国のアリス」より〜』
2011年月組
明日海りお 主演
小柳奈穂子 脚本・演出



『ホフマン物語 −オッフェンバックによる−』
2008年月組
明日海りお/青樹泉 主演
菅沼 潤 脚本
谷正純 脚本・演出



『HAMLET‼︎』
2010年月組
龍真咲 主演
ウィリアム・シェイクスピア 原作
藤井大介 脚本・演出



『ロバート・キャパ −魂の記録−』
2012年宙組
凰希かなめ 主演
原田諒 作・演出



『おかしな二人』
2011年専科
轟悠 主演
ニール・サイモン 原作
石田昌也 脚色・演出



『ICARUS −追憶の薔薇を求めて−』
1998年雪組
安蘭けい 主演
植田景子 作・演出



『TEMPEST −吹き抜ける九龍−』
1999年宙組
湖月わたる 主演
ウィリアム・シェイクスピア 原作
齋藤吉正 脚本・演出



『TEMPEST』だけは
ビデオで見たことがある
もう一度見たいと思ってたら
この前WOWOWで放映されてたとか
しかも無料お試し期間だったとか

アルバトロス×This is the World

2018年07月05日 | Memories of ZUKA
今日はいきなり
このポスターから



宝塚歌劇の殿堂
企画展ゾーンで開催中の
『バウホール40周年展』





約340点のバウホール公演ポスターを
タブレット端末で見られるようになってる



展示期間が長いからと思って
後回しにしてたのを
やっと見て
冒頭のポスターを見つけた

この衣装は
あの衣装



『Greatest HITS!』の衣装展示を見た時に
デザイン画が
あまりにも衣装と違うから
不思議に思った











公演を観てないのに
朝海ひかるのポスターが
素敵だったから
当時つい買ってしまった写真

同じ衣装だって
全然気づかなかった

"宿命"は
白い衣装着た悪の化身
って印象だったし



朝海ひかるは
元雪組トップスター



安蘭けいと同期



『Greatest HITS!』
第7場「This is the World」

"宿命"が現れると
人々の間に争いが起こり
"運命の歌手"はただ1人
"宿命"に抗おうとする



運命の歌手


『雨に唄えば』ライブ中継

2018年07月04日 | Memories of ZUKA
遅ればせながら
『雨に唄えば』ライブ中継の感想を
書いておこうと思います



プログラムは
またしても買いそびれた
どのくらい早く行けば買えるのやら…

『雨に唄えば』って
ジーン・ケリーが
雨の中で歌いながら踊るシーンが
あまりにも有名だから
見たような気になってたけど
実はちゃんと観るの初めてだった



サイレント映画から
トーキー映画へ
『ベルリン、わが愛』みたいな
ストーリーだったとは



観てはいないけど
元星組トップスター安蘭けいが
2番手時代に主演した時に歌った
「Singin' in the Rain」を
何度となくCDで聴いてきた

だからどちらかと言うと
美弥るりかにドンを演じてほしかったな
なんて思ったりもしたけど

珠城りょうの「Singin' in the Rain」
すごくよかった



『エリザベート』に向けて
歌唱力さらにアップ中⁈

歌う声の良さもさることながら
珠城りょうのさわやかな話し声が好きな
中年の乙女心
トートになった声は
まだ想像できない

−死ねばいい!



話を『雨に唄えば』に戻すと
「Singin' in the Rain」のシーンで
雨がやけにリアルだなと思ったら
本物だった

かなり濡れながら
タップダンスを踊って
雨もしたたるいい男!



キャシー役の美園さくらが
珠城りょうの次の相手役?

キュートで歌も上手
ちょっと星風まどかを思わせる



最後になったけど
ドン&リナとしてもてはやされる
大女優リナ・ラモントを演じた
輝月ゆうまが最高だった



大女優は文字通り大きくて
身長172cmの珠城りょうよりも
さらにデカかった



新聞にビッグ・カップルと報じられるまま
ドンが自分を好きだと思い込んでる
勘違い女 おバカ女
トーキー映画では致命的な
悪声の持ち主

おバカなのに狡猾なところもあって
女優志望のキャシーを
自分専属の吹替担当にしようとする



キーキーと耳ざわりな声で
観客を笑わせるわけだけど
フィナーレでは
輝月ゆうま本来の美声を披露した

「Singin' in the Rain」のシーンに
出てきた警官も
輝月ゆうまだったような気がするけど
ヅカ友はえーっ⁈って言うし
真相やいかに…



・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...

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アップするつもりが
ひとつ前の記事が
2日連続で最新になっちゃってた
堪忍

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...

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すでに泣ける

2018年07月03日 | Memories of ZUKA
宝塚歌劇ホームページに
2019年公演ラインアップが載った

残業前の休憩時間
最後は1本物かと
人知れず涙した
中年の乙女心



『ひかりふる路 』の生田大和 作・演出



1本物のオリジナル作品は
和央ようか&花總まりの退団公演
『Never Say Goodbye』を思わせる



…とくればまた
H.W.氏の楽曲を期待しちゃう



彼女をよく知る
宝塚歌劇団の作曲家でももちろんいい
いい歌を
最後にたくさん聴かせてほしい



この前
2018年後半のラインアップを見た時は
ついに退団商戦の始まりか〜と
少々疲れを感じたけど



今はただ寂しく思う



泣ける



すでに泣ける



背が高くてなんぼと思いがちな
トップスターのイメージ
男役のイメージを
見事に覆してくれた人



退団なんて
すべて思い込み
勘違いならうれしいけど