
27.山陰・山陽バスの旅 その2
◆三日目 萩焼窯元と武家屋敷・錦帯橋・宮島・厳島神社
三日目長州から安芸にかけて主だった名所名跡を走り抜けます。 7:45萩グランドホテル発 ★8:00明神池(海水魚が泳ぐ神秘の池)--★8:25笠山椿群生林散策-★9:55萩焼窯元--★萩・武家屋敷散策-★錦帯橋(日本三奇橋のひとつ)★宮島・厳島神社(荘厳なる世界文化遺産)★-宮島口-広島駅--新横浜駅-東京駅(22:30着)の日程です。明神湖
笠山の東麓にある明神湖は笠山と本土との間に砂州ができて陸続きになった時、埋め残されて海跡湖となった海水魚が泳ぐ神秘の池です。
池は溶岩塊の隙間を通して外海とつながっており、潮の干満に応じて池の水も増減。池の中には磯付魚が生息しています。この日は鯛が泳いでいてまるで天然の生簀のようでした。萩・武家屋敷散策
関ケ原の合戦で敗れ減封された西軍の総大将毛利輝元は、120万石から防長36万石へ。居城として山口、防府、そして萩指月山と三案ありましたが輝元の意向により萩城に入り、萩藩が成立しました。
三角州の北西に位置する萩城跡の周辺地域では外敵の侵入を防ぐために道が鍵状に作られている「鍵曲」や白壁、武家屋敷など城下町としての萩を数多くみることができます。 吉田松陰・松下村塾
長州藩の政治運動家であった吉田松陰・今も残る松下村塾で高杉晋作・木戸孝允などの明治維新の活動家を多く育ててきた藩校、明倫館も市の中心部に残っています。
また一般藩士の学習の場として開かれた萩焼も古くは萩市松本などで焼かれていたため、松本焼などと呼ばれていました。近代に入って萩焼と呼ばれるようになり、時代が下がるにしたがって陶磁器としての評価を高めています。
国指定の名勝。錦帯橋は日本三奇橋のひとつです。
岩国錦帯橋
延宝元年(1673年)岩国三代藩主吉川広嘉が創建。錦川にかかる五連のアーチ構造の橋で、長さ193.3m、幅5m、橋台からの高さ6.6m。構造部は巻き金とカスガイのみを使用した組木の技術が生かされています。宮島・厳島神社
荘厳なる世界文化遺産である宮島・厳島神社は社殿の創建は、推古天皇即位元年(593年)、佐伯鞍職によると伝えられています。
神社の敷地を州浜に求めたのも、島そのものを神と見たためと思われます。厳島神社は、弘仁2年(811年)にはじめて日本の歴史に記録され、『日本後記』には伊都岐島神を名神に列しています。平清盛の時代には、平家一族の拝するところとなり、仁安3年(1168年)ころには社殿が造営されました。
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30 | 山陰山陽周遊(3) 萩・武家屋敷散策と錦帯橋巡り 長州は八人の総理大臣を輩出 |
31 | 山陰山陽周遊(4)荘厳なる世界文化遺産 安芸の宮島・厳島神社 |