丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

56. コーヒーブレーク

2008-05-10 12:37:22 | 閑話


          56. 「コーヒーブレーク」


    「今日」は私の「残りの人生」の「最初の日」である。

                

 座右の銘は、常に自分の心に置いて、戒めや励ましとする言葉で、好きな言葉は、心に引き付けられるものなのだとか。 生きていくうえでは いろんな言葉が活力源となるのは間違いない。

 抹香臭くて恐縮ではあるが 有名な坊さんの言葉から ひとつ抜粋すると… 方々で引用されるものが多いが 大徳寺のご住職のお言葉 で

『気は長く 心は丸く 腹を立てず 人は大きく 己は小さく 
気は長く 心は丸く 口謹めば 命永し 』っていうのがある。

 どこかで耳にすることも多かったが 若い頃は聞いても一笑にふしてしまった。

 早い話が謙虚に無欲に生きていれば間違いないという話である。 が、そのとおりにやるのは 結構これも楽じゃない。


                

 大半の人が「四苦八苦」しながら生きていく。それが 常人の生きる道である。 

まず最初の「四苦」は
「生きる苦悩」
「老いる苦悩」
「病の苦悩」
「死の苦悩」
以上「生老病死」はよく知られているかもしれない。 

次の「四苦」は
「愛する者と別れなければならない苦悩」
「怨んだり憎んだりする人と出会わなければならない苦悩」
「希望が達せられない事から起こる苦悩」
「心理作用が盛んなるゆえに湧き起こる苦悩」
以上の四つである。

 それぞれ仏教用語で
「愛別離苦(あいべつりく)」
「怨憎会苦(おんぞうえく)」
「求不得苦(ぐふとくく)」
「五陰盛苦(ごおんじょうく)」というらしい。

二つの「四苦」をあわせて「八苦」になる。 
仏教の世界での苦厄の代表格である。

「四苦」三十六 「八苦」七十二 あわせて 百八。
 年末に除夜の鐘で消し去る煩悩の数となるが、少し語呂合わせっぽいか。


                

 自分を鼓舞して生きていくのは大切なことである。 結構これも楽じゃない。

 最近お知り合いになったマイミクの一人、「U」さん。 ブログを拝見すると 人材派遣会社の女性副社長さん。 鋭い感性の持ち主で 時折 ドキッとさせられるような真理を衝いてくる女性である。

 彼女は目覚めたとたんに「今日も一日、すばらしい!!」 「今日もいちにち、すばらしい!!」 「今日も…… !!!!!」と、3回。 大声で唱え 両手はパンパカパーンとまっすぐ上にやるそうである。

  「U」さん あんさんは えらい これ続けてね。

プラス思考で自らを鼓舞することを忘れない。これが続いている限り 
いつもご本人は元気で 商売も問題なしだろう。

                

 そろそろまとめに入ろうか。

 人生に「~べきことなんて、何もないのよ。思う通りにやりましょう。」 

 そう 人生と言う名の舞台では自分が主役なのである。思い通りに生きればよい。たとえ社会的には脇役的存在であっても人生の舞台では自分が主役なのである。出来ることをやっていけばよい。

                

    まあ人間 生きているだけで「丸儲け」なのだから。 


人生 今日が初日 燃え尽きる千秋楽目指して これからこれから。


              

ほかにもブログを公開しています。
◆「丼季報亭の四方山話」(2002年9月投稿開始)は 
URL:http://kj2k3.at.webry.info/
◆4Travel.「Donkyさんの旅のブログ」」(2013年6月投稿開始)は 
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/


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