相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

短期トレード手法

2010-08-03 14:49:56 | 定石の入り口
前回から、かなり間が空いたが、あと数回分残っているので順次紹介します。

8、ギャップ

近くにチャートがあったら確認して欲しい。
前日終値と当日寄り付きが離れて始まることがよくある。これを「ギャップ」という。
大抵は最初の数分だけ離れていて、しばらくしてから前日終値付近まで戻ってくる。
前日終値から、離れて始まるギャップのほとんどは、すぐに埋ってしまう「コモン
ギャップ」だ。プロのトレーダーはそれと逆の方向にトレードする。ただ、たまに
「ブレイクアウェイ・ギャップ」といって、そのままの方向に行ってしまうギャップ
がある。 どちらのギャップなのか見分けるには次のようなやり方をする。

そのギャップが最初の5分、15分、30分、あるいは1時間で埋められないようであれば、
つまり、さらなる高値または安値の更新をしているようなら、ブレイクアウェイ・
ギャップの確率が高くなる。その時は、グズグズせずギャップの方向に乗る。

ただし、たいていはギャップの方向にブレイクしない。ここに格好のトレーディング
チャンスがある。過剰な反転の動きがすぐに続いて起こるからだ。

たとえば、NY市場が暴騰したら、翌日の225先物は寄り付きも高く始まる。
そこで、寄り付きで期近のプット・オプションを買う。
一般大衆の興奮は冷めやすい。価格はやがて前日の値幅に戻ることをプロはよく
知っているので、前日の値幅より上で売り、下で買う。

今日なんか、当に、この典型なのかもしれない!!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする