相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

三割高下の戦法

2010-10-12 16:01:44 | 相場の張り方
相場の張り方に色々あって、それはその人の職業、性格、過去の経験、好み
などによって違う。米国にハッチの法則という相場の張り方がある。
安値から10%上がった相場には黙ってついて行くという方法である。
逆に高値から10%下がった相場は買い玉利食いしたあと、売っていく。

タイプからいうと乗せ商いである。日本では本間宗久の三割高下。あるいは
「三猿金泉録」の牛田権三郎の三割高下戦法が有名である。
この三割高下を相場の張り方として身につけていたのが戦前の「米の山種」さん。
戦後は「株の山種」。山崎種二氏には、サヤの山種・売りの山種とも言われた。
三割高下とは、ハッチの法則の逆である。

もっとも三割高下に向かうという前段に「五分、一割に従いて」という文句が
つくから、ハッチの法則と同じ方法のところもある。
五分一割に従うとは安値から5~10%の上昇についていく。ただし、30%高から
売っていく。高値から30%下げたところから買っていく。
山種戦法は、この三割高下に向かうからナンピン売り上がり、買い下がりでもある。

現代に江戸時代、戦前戦後の戦法など通用しないと言う人もいる。
経済の仕組みも、スケールも違う現代と、鎖国時代のお米が主となる経済とは
比較の仕様もないから、同次元に置くわけにいかない。

しかし人間の心というものは変わっていない。
相場のとどのつまるところは欲望との戦いである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする