この3年間は、ヨガを13年ほど前にやり始めて、ポーズの練習が一番おろそかになった3年間だった。2019年は、50肩でほぼ1年、あまりポーズができず、2020年から肩に負担のかからないムーンシークエンス(アシュタンガのポーズと陰ヨガを組み合わ)を始めたが、スタジオが閉鎖されて、2021年はポーズの練習がおろそかになった。
今年11月にタイに戻りムーンシークエンスを再び再開したが、ポーズの本を持ち込んでやっていて、なかなか覚えられず、本なしで先生の指示だけを頼りにやっと最近覚えて全て本なしでできるようになった。
腰椎がカーブがなく真っ直ぐなので、色々なポーズは、プロップ(ブロック、ストラッツプ)無しでは、できない。この腰椎矯正は約6年前から継続中。
10年間はアシュタンガヨガのプライマリーシリーズを練習した、一時期セカンドシリーズまで行ったが、主にプライマリーシリーズを練習した。
先週からまたそのプライマリーを体に障害があってもできるように修正したサンシャインのシリーズを習い始めた。本も何も無いので先生の指示だけで覚えるしかない。
今の先生が素晴らしいのは、普通のアシュタンガの先生と違い、生徒に合わせて色々なヨガ、ポーズのやり方を取り入れていること。世界の大部分のアシュタンガヨガの(これまで、中国、アメリカ、日本で練習してきた)先生は、色々な他のヨガを導入するのを許さない、また練習で瞑想や呼吸法をするのを許さない先生が多い。今の先生に5年間も習っているのは、小生の変わった練習法を受け入れてくれるからだ。まず瞑想30分、呼吸法30分それからポーズ。
さて本題、瞑想は体験だと書いたが、これまで10年以上の瞑想(毎年10日間から14日間の瞑想のコースで1日10時間ほど座る)の経験でこれまで2度大きな変化を遂げた。今また瞑想への取り組みが大きく変化してきた。これが3度目の大きな変化。
これまで基本はヴィパサナ瞑想、座禅、丹田瞑想だった。お釈迦様は8万4000もの瞑想の方法を教えられたとのこと。色々な瞑想は、集中するための色々なテクニックを教えてくれる。だがそれはあくまでテクニック。この1年は、何のテクニックも使わず、ただ座る練習を継続した。最近やっと、30分程度座ると深く入れるようになった、そのあとは心地よい状態で座りつずけられる。
ヴィパサナ瞑想を始めたてから3年間は、1日3回全く体を動かさず座るのが苦痛だった。1日に大体10時間座るが、その1時間は特別に体を全く動かさずに座る。そうすると色々な感情や体に溜まったいるものが吹き出していくる。自分は右膝が叫びたいほど痛くなる。1日3回。膝には怪我も障害も何もない。
膝に溜まっている痛みが吹き出す。これが消えるのに3年かかった。それが1度目の大きな変化。2度目の大きな変化は、自分と外の世界の教会が無くなった。詳しくは次回に。
今日ヨガの先生曰く、「最近あなたがヨガのポーズをしているのを見ていると、すごい集中と同時に心の静けさを感じます」
瞑想での心の変化はヨガのポーズをしていてもそこに現れているのだろうか。
サムイ島の瞑想に最適のお寺
タイでこれまで何度目10日間座ったヴィパサナ瞑想センター
一度14日間座ったペナンのパオ瞑想センター
これはタイの仏像