新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
****************************************************************
●令和6年12月16日(月)
農業技術の普及等にあたる専門職のベテランから新発田地域における農作物の産地形成の見通しを聴いた。農地の図面上での適地適作のエリア別けをイメージしがちだが、同じ地域内でも経営体の個性により集約した農地等で何をどう生産するか大きく違って行きそうらしい。次代の農業は土地柄でなく人次第か。
農業技術の普及等にあたる専門職のベテランから新発田地域における農作物の産地形成の見通しを聴いた。農地の図面上での適地適作のエリア別けをイメージしがちだが、同じ地域内でも経営体の個性により集約した農地等で何をどう生産するか大きく違って行きそうらしい。次代の農業は土地柄でなく人次第か。
●令和6年12月17日(火)
50代の息子が介護疲れから障害と痴呆もある母を殺害した。TVで評論家達は一様に地域包括支援センターへ相談しなかったのを残念がるが、公務員の兄が何ら支援しなかったことには触れない。親族の扶養義務が名ばかりなのは福祉ケースワーカー勤務時に痛感したが、タブー視せずに政策的議論が必要では。
●令和6年12月18日(水)
我が新発田地域振興局管内も含め新潟市近郊に4つも製造工場を構える「一正蒲鉾」がカニかまの更なる増産に向かうと聞き頼もしく思う。健康志向を背景に需要が伸びているようだが、粉末の動物性プロテインに効き目を感じたことのない私のような初老達にフィッシュプロテインの効用をもたらして欲しい。
●令和6年12月19日(木)
クリスマス前に恒例の胎内スキー場安全祈願祭に出席。政教分離はさておき、関係者が一堂に会して気持ちを一つに合わせて祈念する際は、伝統と格式ある作法で気が引き締まる思いになることで効果がありそうに思える。昨年も小雪に泣いたスキー場だが、今年の祈願祭は白銀が光る幸先のよさを感じつつ盛況と安全を祈る。
●令和6年12月20日(金)
新潟県内の2023年スキー客は373万人で30年前1500万人の1/4以下。スキー場も54施設で同3割減だが、原状回復費用などを避けて廃業とせず荒廃化する山があり、閉鎖後の開発にも生態系保護面等のハードルが高いらしい。経済効果のみならず放置継続による災害や犯罪などのリスクを重視した規制調整を願う。
●令和6年12月21日(土)
三度の食事とは異なるスイーツのオプショナルな存在は、記憶や思い出と結びつき社会的経済的な行動にさえ影響を与え、文化や文明の流れの中に居ることを甘みとともに感じさせる。引き継がれる"形代"が絶滅しないように、また、変異の程度を確認するように、古きを定期的に尋ね、新しきもまた探るのだ。
●令和6年12月22日(日)
新潟市の行きつけ菓子店「ヒロクランツ」では欧風チョコ仕立てのケーキが秀逸なのだが、時に選択を変える。イチゴのタルトは、よくぞ調達してくれたと思う酸味がしっかりした古典的で形の良いイチゴを、纏わせたジャムと薄く敷いたカスタード、密度の高いスポンジの甘さ控えめの中で堪能させる銘品。
(「R6.12.16-R6.12.22新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式に続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。
☆「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
➃「つぶやき」のアーカイブスはこちら
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
➃「つぶやき」のアーカイブスはこちら