新潟久紀ブログ版retrospective

R5.12.4-R5.12.10新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和5年12月4日(月)
緑化推進の県民運動とされる「にいがた緑の百年物語」の活動を再強化する体制づくりについて関係団体からお話を伺い、新発田地域振興局の協力を約束した。植樹活動が長期にわたり続けられるよう、植樹時にタイムカプセルを埋めるなど、若い人が次々参加して再来にもつながる仕掛けを作ってはどうか。

●令和5年12月5日(火)
冬になりリスクの高まりを感じる中、遂に新発田市内で死亡野鳥から鳥インフルエンザウイルスが検出された。環境省が回収地点半径10km圏内を野鳥監視重点区域とし、県も区域内養鶏場へ防疫対策再徹底を指導。養鶏への感染が例年化する中で、大量殺処分でなく鶏の肉と卵の無害化策は開発されないものか。

●令和5年12月6日(水)
国設胎内スキー場の安全祈願祭に出席した。会場のロッジに入ってロビーを眺めると20年程前に滑りに来た頃が一気に思い出されたが、12月に入っても小春日和でゲレンデに雪は無く、階段に張られた賑わう往時の写真に切なさを感じる。安全第一の上で子供達が思い出作りできるくらいの積雪を、と祈念した。

●令和5年12月7日(木)
人口減少と洋食化などが相まって、稲作農家のリタイヤが続き、受け皿たる農業法人も不採算で撤退が増え、食料安全保障の必要性が高まる。新発田地域は商業中心の市街地がコンパクトにまとまり工業立地もある上、広大な農地に囲まれて地勢的に恵まれている。#自給圏 をモデル的に推進するに適地と思う。

●令和5年12月8日(金)
新潟県内で属地ならではの食イベントを仕立てると交通課題が浮上する。間延びした土地柄ゆえ電車やバスのアクセス不良によりマイカー来訪が多くなるが、美味さを誇る地酒を併せて楽しめないという難題だ。催事参加申込時にタクシー乗り合いの是非を事前アンケートして効率的で割安な配車を提供しては。

●令和5年12月9日(土)
北野武監督「首」を観た。構図や展開に黒澤明監督が、人間模様に大島渚監督が思い起こされ、良し悪しはともかく、新鮮さより郷愁というか、これまで観て来た名作達が脳裏に浮かぶような円熟味を感じさせた。同行した若い人は非常に良かったというので、先入観の無い頃に戻って観れたらなあとも思った。

●令和5年12月10日(日)
12月上旬になると寒波がさすがに強くなり、目撃騒ぎが落ち着いてきた熊は冬眠に入るものも増えたかも。異常な猛暑続きと凶作サイクルの重なりによる、山の果実の不作が人身被害までもたらした今年産の果物を食べると感慨深いが、色々と思い込むと、新栗を使ったモンブランも例年になく特別に香るよう。

(「R5.12.4-R5.12.10新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R5.12.11-R5.12.17新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea

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