新潟久紀ブログ版retrospective

R5.6.5-R5.6.11新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関の長として少しでも地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和5年6月5日(月)
田舎の叔母さんが亡くなったので本日は忌引き。通夜で会う親戚の面々は考えれば12年ぶりということで、特に年配の方は容姿や表情が大いに変わっている人が多くて月日の流れを感じる。拡散する親族とは単に昔を懐かしむ関係でなく各々の仕事や社会活動等で相乗効果をもたらす繋がりを再構築できないか。

●令和5年6月6日(火)
危機発生時の体制について意見交換した。激甚化広域化する自然災害において地域機関単独での対応は困難化し、本庁や他地域機関からの動員、市町村との効率的な連携が必須。机上の計画論ではなく、どんな有事にどんな属性の面々を何人集めて誰が作業指揮するかの動的な想定像とその可視化が重要と思う。

●令和5年6月7日(水)
職場の売店にさくらんぼが入荷したと聞き立ち寄る。「佐藤錦」くらいしか知らないのだが県の出先機関として所管する聖籠町では多品種が作られていると知り関心が高まってる。昔食べた記憶の「高砂」は売り切れていたため「正光錦」を買う。柔らかで酸味が少ないのでこれからのお気に入りになりそうだ。

●令和5年6月8日(木)
東北の果樹や農産物が春先の凍霜害で大変な不作。さまよう需要に応えて稼げるよう新潟県産農産物の引き合いと顧客を増やす戦略はどうなっているか。新発田市の蔵春閣に公開一月で2万人が来館との報道は更に増客を招きそうだが、来訪者を即座に地域内に誘う戦略はどうか。ぼんやりチャンスを逃せまい。

●令和5年6月9日(金)
役所の防災計画を見ると、有事には瞬時の判断が求められるのに即座に見開き出来ない分厚い冊子はなんとも滑稽だ。かつての米国大統領は「計画書には価値が無いが立案行為こそはすべて」と言った。書面に整理して安心ではなく、計画の立案過程の考え方や知見等を総括的に活かせる有機体づくりが重要だ。

●令和5年6月10日(土)
新潟県では国内最長の信濃川が有名だが、北部の大河である阿賀野川も幅広さと深さで群を抜く存在。大雨時の暴れぶりも相当だが、JR羽越本線の橋梁部分の堤防高不足を解消する工事の竣工式典に先日参加した。国内でも珍しいという橋げたを薄くする工法を関心寄せに、洪水対策の啓発情報など発信したい。

●令和5年6月11日(日)
毎年定例の実家町内会の側溝清掃に参加。雨水で集まった泥をスコップ等ですくうのだが結構重くて難儀なもの。今年は汚泥で重くなった沢山の袋の回収を市の委託業者でなく地元中学生がリヤカー引きで行った。こうした隠れた汚れ仕事が自身の生活を支えていることを子供たちに体感させるのは良いと思う。

(「R5.6.5-R5.6.11新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R5.6.12-R5.6.18新発田地域振興局長の細々日記」に続きます。)
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