野の花だより

日々のささやかなこと*好きな音楽*のんびりと

南の島の「プルワン」

2009年01月29日 | あしあと
本のご紹介です。
どんなことも
「できなーい!」と言っては
なにもやろうとはしない女の子プルワンの物語です。

物語のおしまいにはプルワンのきらきら笑顔に会えるかな?




この本は、スリランカ孤児院建設プロジェクトを応援している本です。
スリランカでは過去約二十年間にわたり、
民族紛争が続いていましたが、
2002年にノルウェーの仲介で停戦合意が成立し、
その後、平和への取り組みが行われています。
が、2004年に発生したスマトラ沖津波により、
スリランカは甚大な被害を受けました。
もともとスリランカには内戦や貧困による孤児が多く、
津波によって、その数はさらに増えました。
この本は、スリランカでボランティアをしていた
日本人スタッフによって物語が書かれ、
それを読んだスリランカの子ども達が絵を描き、本を出版する。
その本著作権料で、自分達、もしくは、
自分達の同胞のための孤児院を建設する。
援助されるだけの立場から、自助活動によって
人生に自信をつけ、将来に展望がみえてくることを願って
(本のあとがきから要旨を書きました)
そうして立ち上げられたプロジェクトだそうです。




おとなも子どもも
初めてのことに出会ったとき
不安だったり自信がなかったりして
できるかなあ?
できなーい
って尻込みしちゃうこと、ありますね。
ゆっくりゆっくり
へたっぴながら
向かってみたら
あら!できちゃった!ということも
ありますね。

やってみようかなあ?
うん、そうしよう
って、向かってみたら
なにかの手応えや気付くことや味わう気持ちに
会えるかも♪ですね。



こんなすてきな絵本で
たくさんの子ども達が安心して生きてゆけるようになったら
なんてあったかでしょう。
子どもは宝だし
子どもの笑顔は希望です。



お友達のたまごさんに
すてきな本をいただいて感謝感謝です。
みなさまにもお福わけいたしますね。
にじのゆめでもお貸し出し&販売の橋渡しを
させていただきますので
どうかご覧下さい♪