今、考えていることがあります。
でも、私自身が出掛けていって、持参できるわけではなくて、
どなたかのお手間やお時間をいただかなくてはならないことで、
ご迷惑になるだろうか、と迷ったり、
はたして、本当にさせていただいていいのだろうか、と迷ったりです。
お友達は、東北の被災された町の学校の先生です。
「遅くなったけれど、始業式、そして、入学式の日を迎えることができた」と聞きました。
「建物や町と違って、
人の心は、そんなには早く、容易に、立て直すわけにはいかず、
息の長い時間と寄り添いが必要で、
こども達の心が、ただただ気にかかる」と聞きました。
両親を失ったり、凄惨な情景を目の当たりにしたこども達。
「小さな額」を、この友達の町のすべての学校に
届けさせてはいただけないだろうか。
下駄箱の上、廊下、洗面台‥どこか、何気なく、ちょこんと置いていただいて、
ふと目に映る、そんな「小さな額」。
そう思い、でも、冒頭のように迷い‥していた時、
「ともちゃんの額ね、
病院のホスピス病棟の看護婦さんが目をとめられてね、
これ、下さいって。
それで、持ってゆかれたよ。
病棟の、みんなが見る場所に、とっても丁寧に置いておられるよ」
と、ちょうど、今の私の迷いに沿う話を、聞かせてくれました。
私は「支援」というより「寄り添い」ということを
ずっとずっと考え続けていました。
「小さな額」は、ほんの少しでも、
「寄り添い」になれるのでしょうか。
でも、私自身が出掛けていって、持参できるわけではなくて、
どなたかのお手間やお時間をいただかなくてはならないことで、
ご迷惑になるだろうか、と迷ったり、
はたして、本当にさせていただいていいのだろうか、と迷ったりです。
お友達は、東北の被災された町の学校の先生です。
「遅くなったけれど、始業式、そして、入学式の日を迎えることができた」と聞きました。
「建物や町と違って、
人の心は、そんなには早く、容易に、立て直すわけにはいかず、
息の長い時間と寄り添いが必要で、
こども達の心が、ただただ気にかかる」と聞きました。
両親を失ったり、凄惨な情景を目の当たりにしたこども達。
「小さな額」を、この友達の町のすべての学校に
届けさせてはいただけないだろうか。
下駄箱の上、廊下、洗面台‥どこか、何気なく、ちょこんと置いていただいて、
ふと目に映る、そんな「小さな額」。
そう思い、でも、冒頭のように迷い‥していた時、
「ともちゃんの額ね、
病院のホスピス病棟の看護婦さんが目をとめられてね、
これ、下さいって。
それで、持ってゆかれたよ。
病棟の、みんなが見る場所に、とっても丁寧に置いておられるよ」
と、ちょうど、今の私の迷いに沿う話を、聞かせてくれました。
私は「支援」というより「寄り添い」ということを
ずっとずっと考え続けていました。
「小さな額」は、ほんの少しでも、
「寄り添い」になれるのでしょうか。