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野の花だより

日々のささやかなこと*好きな音楽*のんびりと

ようこそありがとうございます♪

2011年02月18日 | あしあと
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「工房にじのゆめ」のブログに
ようこそおいで下さいました。


幸せな気持ち、笑顔が生まれると嬉しいなぁ
そう願い祈りながら創っている
種っ子ちゃんたち。










そして
このブログの幸せや笑顔の種。

ぱらぱらふわり種をまきながら
今日も、てくてくとことこ歩いています♪



どうぞ、書店で見かけられましたら、お手にとって見て下さい。

満月をきれいと僕は言えるぞ
宮田俊也 山元加津子 共著
三五館

ちょっぴりでも、つらい苦しいお気持ちの方が少なくなったらいいな・・
頭や心の片隅に、「そういえば、あんなことが書かれていたなぁ」と覚えていて下さる人が増えたらいいなぁ・・と願っています。



もうひとつの、種ふんわりブログをはじめました♪ 「えんぴつびより」

長いつぶやき

2011年02月18日 | あしあと
年に何度か
ゆっくりと過ごす友人達がいてくれる。

昨日は、その、年に何度かの日。
友人達と共に過ごすひととき。
楽しかったり
またいっそう好きになったり
元気がでたり
感謝の時間だった。

消極的な私は、
会おうと口火をきってくれる友達に
いつも感謝してしまう。
年令を重ねるにつれて、
一緒に過ごして幸せな友達がいてくれることが
どんなに大切で、ありがたいかと、
ますます感じているから、
もっと物おじしない私になりたいo(^-^)o

今、私の周りにいてくれる人は、みんな温かい人ばかりだ。
私よりうんと若い人も、逆に、
母に年令が近い人も、
みんな温かくて優しい。
尊敬する。
面白く愉快。
肯定のまなざして見てくれる。
‥ありがたい(*^-^*)


このところ、自分の心がひどく疲れていることに気がついていた。
体もひどく疲れていて、
なにに疲れているんだろう?と、見つめてみた。
正体はひとつじゃなく、
いろんなことが積み重なっている感じだと思う。
そして、それはきっと、
立場上、周りからくっついてくるものだから、
私にできることは、
それをひとつずつ解決、解消してゆくか、
あるいは、私自身が休まる時間、楽しい時間を持って、
周りにくっついたままでも、持ちこたえられるような自分にするかだなぁ。
そんなことが、ぼんやり見えた。

昨日会った友達と会う前に、
電話でおしゃべりしていて、
友達は、
「うっふ~♪
今日、私、なにしてたと思う?韓流よ~
流行りの時には、ぜ~んぜんだったのにさ~
友達が貸してくれた冬のソナタ見たら、もう、はまりまくりよ~
今日は仕事が休みだから、
朝からずっと見て、すっかりその世界よ~」
と、すごく楽しそう。
「わかる~!はまるよね~!
私も、はやりの時は、さめてたんよ~
でもでも、冬ソナ、何気に見たら、もう徹夜状態よ~
まだ、がっちゃん、こうちゃん、小さい頃だったから、
みんなが寝てから、夜な夜な冬ソナだったわ~」
なんて具合に盛り上がり、
以前、お友達が下さった、「秋の童話」「夏の香り」「デイジー」のDVDを、お食事会に持参する。
友達、もう、舞い上がって喜んで下さる。


前置き長くなったけど、
そんな、友達の「うっふ~♪」や、
舞い上がるほどの嬉しそうな様子に
あ、忘れてた、この感じ!
そう気がついた。

そして、その友達に言ったのです!
「ありがとう!
私、いっぱいいっぱいで、
大事なこと、忘れてた気がするわ!
やっぱり、これよね!
韓流見てときめくとか、
そうよそうよ!これよ!
思い出させてくれて、ありがとう!」

私にくっついてくるものたち
それは、私がどうこうできる(変えられる)ことじゃなく
私の方が変わると楽(*^-^*)
時には、ぜ~んぶ、心の脇に置いておいて、
めいっぱいエンジョイすることに、貪欲で(*^.^*)がまんなしなぐらいに(*^m^*)
心をいたわって、休めて、くつろいで、
そして、ぷるぷるみずみずしい心で
また、向き合ったらいいんだぁ。

そして
書いたり、作ったりしていると
すごく元気が内側からこんこんと湧いてくるから
書くこと、作ることをますます楽しもう。

状況はおんなじでも
心が軽くなる、もやが晴れるこの感じ。
友達のおかげ。

身内といった近しい関係こそ、
ゆるゆると、ほどよい適度感、ほどよい誠実さが、大切かもしれない(*^-^*)
だって、とっても近くて、ずっと続く長い縁なんだもん(*^-^*)
私は、気持ちに背負いすぎてたんだな!
適当(いい加減ってわけじゃなく、ちょうどいい塩梅)にやって
アハハ(^o^)ワハハ(^-^)とカラッと笑うほうが幸せだ!

すご~く個人的なつぶやき、すみません!
忘れないように書いておきたいと思いました。
楽天的とネガティブが同居しているネガティ部部員だから!(武田双雲さんの造語♪)

すご~く長くつぶやいちゃいまして
展望ひらけました(^O^)(*^-^*)
この感じが嬉しい(*^-^*)
そう姿から感じさせてくれた友達が大切でたまらない(*^-^*)

二分の一成人式

2011年02月18日 | あしあと
昨日は、
がっちゃん達、四年生、二分の一成人式でした。

こども達が、先生のお導きやサポートの中、
自分達で準備、進行した
とてもとても素晴らしいお式でした。

「十歳、こんなことをがんばったよ。
仲間っていいな。」
という発表を
一人ずつ前に出て発表しました。

「僕は、さかあがりができませんでした。
でも○○くんが、足ばかりが上がってて、お腹があがっていないよ、と教えてくれて、
●●くんがタオルを使ってお腹を近づけたらいいよ、と言ってくれて、
何回も何回も練習しました。
そうしたらできるようになりました。」

「私は、不安で手をあげて発表することが、全然できませんでした。
でも、友達の○さんが、がんばって発表しているから、
私もがんばって手をあげようと思い、発表をするようにがんばりました。
友達が、最近、がんばってるねと言ってくれたし、
先生が、よくがんばってるねとほめて下さって、
嬉しくて、今では発表がたくさんできるようになりました」

などなど、
三十八人が、みんな真剣に話してくれました。

続いて
「将来の夢」を、やはり一人ずつ、前に出て発表してくれました。
みんなの夢は、とてもすてきで、それから
十歳の想いがこもっていて
なんだかハッとしました。

続いて、
一人ずつが順番に立ち上がり、
その友達のすてきさを、
発表しました。
照れながら、でも、嬉しそうに誇らしそうに、頬を紅潮させるみんな。

続いて、いきものがかりの「ありがとう」を声を合わせて歌ってくれました。
泣けてたまりませんでした。
みんなが、一生懸命、歌う姿に。

なんで、ハッとしたかというと、
みんな、自分を見つめていて、周りを感じていて、つながりを感謝していて、
それは思いがけず、いつの間に、こんなふうに育っていたんだろうと思うほどで、
すごく嬉しい驚きでした。
赤ちゃんから知っている子もいるし、
保育園のおちびちゃん、ぴかぴかの一年生、そういった頃から知っている
そんなみんなだから
申し訳ないけれど、あなどるというか、そういう感じだったかもしれないと
ハッとしました。

私が十歳の頃はどうだっただろう。
こんなに考えてなかったよ。
二分の一成人式なんてなかったよ。
自分、家族、友達、ご先祖さま‥そして将来‥見渡して、大切な命だとかみしめる、すてきな温かなお式だったな。
今の学校、今の担任の先生、のおかげで、
ものすごく、深くて豊かな心を育んでいただいているって
すごく感じました。

がっちゃんに、
母さん、すごい号泣しちょったね~と言われました。
あとからの学級懇談会でも、上ずって泣いてしまい、
すごくはずかしくて、ハァ~とはずかし吐息出してます(*^m^;*)

親子げんかも本気でするし、
感の強いがっちゃんが指摘する一言に、
最近は本気で傷ついたり(痛いところをつかれるから!)、
涙を流すこと、へこむことも、日々ありながら、
やっぱり、生まれてきてくれて、ありがとう。
家族になれて、ありがとう。
育ってくれてて、ありがとう。
いっぱい愛情深くありたい。
みんなみんなありがとう。
‥などなど、かみしめたお式でした。

ベストを尽くします

2011年02月13日 | あしあと
今日はこっころサンデーinこそけんさん。
早めに店じまいさせていただいて、プラバホールに直行。
小山実稚恵さんのピアノリサイタルのホールボランティア。
午前、午後ともに、楽しく勤めさせていただいて、心満タン。

プラバで、今日の顔合わせ、打ち合わせの時、
職員スタッフさん、「山口さん、プレッシャーに思われないで下さいね~(*^m^*)」と、優しくおとぼけて言って下さる!
というのも、前回、お金の集計があわなくて、私、すみません~(T-T)だったから。
もうお金に関わることは声がかからないと思ってたのに‥
もうお金に関わることは遠慮しようと決めてたのに‥
声をかけて下さって‥
その上、私ってば、決意はどこへ?お受けしちゃって‥w(゜o゜)w
職員スタッフさん、私の気持ちを和らげようと、お気遣い下さったのだ。
ありがとうございます。
私、「ドキドキです~でも私、ベストを尽くします!」と宣言しちゃいました(*^m^*)
居合わせた皆さん、アハハと笑って、包んで下さる。
感謝感謝(*^人^*)。

本当に、丁寧に仕事をしました。
どんなに丁寧にしても、し過ぎということはないですものね(*^-^*)

不意にでた自分の言葉に気がついたんです。
そうかぁ~ベストを尽くします‥かぁ
数字や計算、大の苦手
ご迷惑もおかけしちゃってる
こんな私だけど
自分にできるベストを尽くします!
これが私の精一杯の気持ち、誠意なんだ。

この気持ち、いつだって大事にしよう。
それ(だけ!)が、私のとりえかもしれない。

優しくしてくれてありがとう

2011年02月12日 | あしあと
今しがたアップした記事には
続きがあって‥。

このブログに送信したはずが
間違って、お嫁さんに送信しちゃって
どうしよう~(T-T)と動揺しました!

すごいドジをして
申し訳なくて
それから
あまりのドジさ加減に、落ち込んだりもしていたら
こうちゃんは、
「母さん、ぎゅうしてあげる」って、
背中をとんとんしながら、ぎゅうしてくれて
「母さん、寝なさいや(*^-^*)そういう時は寝たらいいよ」って、
手をつないで横になってくれるし
長男は、「母さん、大丈夫だけん」って、
何回も言ってくれるし。
こども達は、なんて優しいんだろう。

そして、ふと、枕元に置いた本を、何気に見たら、これです。
「何があっても、自分を見捨てるな。」です!
びっくりして、長男に
「見て!見て!これ!」と言うと
長男も「このタイミングで、すごすぎる~!」と。
「そうなんだぁ(*^-^*)何があっても、自分を見捨てるな!なんだ。これが今の母さんへのメッセージなんだぁ。神様、ありがとう~!」と元気を出す私に(なにかの宗教を特別に信じてるわけじゃないのですが‥(*^m^*))、
「母さん、幸せだね~」と、長男、やれやれ(*^-^*)というように、ぽつり(*^m-^*)!こんな母さんに、すっかり慣れている長男です。

今朝、お嫁さんから優しいメールをいただいて
こども達は、「ほらね(*^-^*)母さんの気持ちは、ちゃんと伝わるんだけん(*^-^*)」とか
「お嫁さんのお客さん、優しい人なんだけん、絶対わかってくれるんだけん(*^-^*)」とか
口々に、よかったねよかったねと言ってくれました。

なんで、こんなにマヌケ、ドジなんだろうと
マヌケやドジで自分が困ったり、笑われたりするぶんにはいいのだけど
だれかを傷つけたり、不愉快なお気持ちになられたり、ご迷惑をおかけしたりしたら、申し訳ない(>_<)と
ほんとにハァ~~~(>_<)なのです。
いつも、みんなが励ましたり、優しくしてくれて、
救われたり、元気もらったりです。

よかったあ

2011年02月12日 | あしあと
(2月11日の手帖)

本当によかった。
本当に嬉しい。

明日、ご婚礼のお嫁さんが、
作らせていただいたお品を、受け取りにいらして下さった。

ドキドキした。
いつも、お渡しする時に、心配でドキドキします。
これでよかったのかな。
喜んでいただけるかな。
お気持ちにあわなくてがっかりされないかな。
いつも、ドキドキ。

思いがけず、ものすごく喜んで下さって、
ほっとしました。
喜んで下さっているお顔を見ていたら、泣けそうなぐらい。
よかったぁ。

そして、すごく嬉しかったのは、
「お茶をいただいたのが、すごく嬉しかったんです。だから‥」って、
とてもすてきな(好きなツボにぴたり♪)お茶ごとセットを、プレゼントして下さって‥
「きっと、お好きかな?って」と選んで下さったひとつひとつに
あったかいお気持ちがこもっていて
感謝でいっぱいになりました。

お客様と、お茶を一緒にいただきながら、いろんなおしゃべりをして、
その中で、伝えて下さること、受け取ること、話し合うこと、
そうして、コラボレーションのように一緒に創り出す感覚。
こうして、忘れられない手仕事、大切なご縁が
ひとつひとつ積み重なってゆくんだなあ。
感慨です。

遠くの方とも、お手間をおかけしてしまうけれど、
何回かメールなどのやりとりをさせていただいて
言葉をおあずかりさせていただくから
コラボレーションのような感覚で作らせていただいています。

ドキドキするけれど、
だれかに喜んでもらえるような
そんな仕事をしてゆきたい。
そう思わせて下さいました(*^-^*)

お幸せに♪

聴き上手

2011年02月10日 | あしあと
言葉を書かせていただく仕事は
心の大切なところで、向き合わせていただくことが多く、
また、
お客様を迎えさせていただくということも、やはり、
心で語り合いたい‥と思っていらっしゃると伝わることも多く、
ときどき、自分の浅さを痛感します。
おかけする言葉をもちあわせないばかりか、
そばに寄り添う、お聴きすることすら、ままならない自分を、
あぁぁぁ(T-T)と痛感します。


今日も、手しごとしながら、
あぁ、てっぱんの初音さん、ささいさんに、寄り添うこと、ぱっと言われたなぁ、沁みたなぁと、
ふと思い出していて(朝、「また泣いちょう!」と、長男が私に優しく笑いかけてくれたことを思い出して、その流れで‥)
そして、自分を思い出して、あぁ、初音さん、すごいなあと、実感として。
私は、まだまだ若造。
心を耕しながら、歩き続けよう、へこたれないで。
聴き上手になれますように。

おかげさま

2011年02月10日 | あしあと
秋に承っていて、
やっと着手‥のろますぎです(^-^;

小さいもの、懐かしい雰囲気のもの、ナチュラルなものがお好きなお客様。
その方がお好きなものをモチーフに、創りたいと思い描いていました。
ゆっくりでいいから(*^-^*)いいものができそうな時にと、言って下さって、本当にゆっくりしてしまいました(^-^;
その間、いつも頭の片隅にあって、イメージを温める中で、ふと湧いてきて‥
ちいさな額の言葉に添えて、
羊毛で、鹿さんを描いてみることにしました。


羊毛でおえかきしてるようで、とっても楽しく、
羊毛を、いくつかの色を、手の中でまぜあわせて色を作るのなんて、本当におえかきみたいで、
とっても楽しいものでした。


また新しい楽しみ、みつけました!
お客様のおかげです!

中学三年間

2011年02月10日 | あしあと
昨日、午後一番のお約束のお客さまを迎えて、時を過ごし、そして、お見送りしたのち、
時計を見たら、「見られるかも!よし!行くぞ~o(^-^)o」
そのまま車に飛び乗って、
中学校に向かいました。
長男の中学校最後の参観日でした。
あと20分弱見られます(*^-^*)
時間は短くても全然いい。
学校の空気、様子、その中で過ごす長男を見たかった、感じたかったのです。
そして、願いがかない、学校の空気、長男の姿、感じられ、満たされました。


そして、母友達が話してくれたことが心に残りました。
「ついこの前、入学したようで、
あっという間に、もうじき卒業。
そんなふうに思っちょったに。
でも、はっとしたよ。
それは大人の時間の流れの感覚だわって。
だって、この子達が一年生の時の姿、思い出してみて。
全然、違うよね。
大人にはあっという間でも、
この子達には、ほんとに濃い三年間だったよね。
体も心もすごい大きくなったよね。」

そう話してくれて、はっと胸をつかれました。
本当だ。本当だ。
ぎゅっとつまった濃い三年間だった。

下書きにありました。

2011年02月09日 | あしあと
今日は、寒くなりました。
午前中、頭の中に、ぐるぐると回っていること。
承っているものに取り掛かろうと、できあがりをイメージしていたら、決まらない。
一案、二案という感じに、提案させていただいて、お客様に選んでいただこうo(^-^)oと決定。
お昼ごはんを食べて、休憩して、
午後から、作業してみよう。


下書きにあって、時々、書き直しては、また下書きに‥という文章がありました。
それを今日は。
(このあと、ご来客の約束なので、いただいたコメントのお返事は、のちほどゆっくりと♪声をかけていただけて、感謝感謝です)


時々なんですが、
ありがたいことだらけだ(*^-^*)と
感謝や感慨がしみわたることがあります。
時々というのが、いかにも私(^-^;
「常に」なら言うことなしなのですが(*^m^*)!

ちゃんとおしっことかが出せるのだって
ちゃんと、ごっくんと食べ物を飲みこめるのだって
息ができて、苦しくないのだって
その息ができるような、空気がふんだんにあるのだって‥他にもいっぱい
なにもかもが、ありがた~い。
いつもそういうことを思ってるわけでも、考えてるわけでもないのだけど、
そういう、目には見えないけど、それから、黙ってさりげなく動いてくれていて、ついつい忘れてしまいそうになるけれど、
たくさんのものや営みのおかげという、感謝とか畏怖の念とか、
身近で、遠くで、見守ってくれている人、共に生きてくれている人、いろんな人への有り難さとか、
ありがとうでいっぱいになります。

さて‥
最近、知って、すごく感じ入ったことがあって、
時折、心によぎって、ふと立ち止まり、自分の心を見つめてみるのです。
それは、「高慢の角」ということ。

ある学校の校長先生、
帰り支度の最後に、ポットのお湯を洗面所にお捨てになられるそうです。
それは、毎朝、警備員さんが沸かしてくださるお湯で、
すべて飲みきったことは、ほんの数日で、
ほとんどの日、「申し訳ありません」と、心で謝りながら、お湯をお捨てになられるそう。
警備員さんには、気づかれないように捨てているけれども、
でも、きっと警備員さんは、とっくに気づいておられると思う。
それなのに、毎朝、嫌な顔ひとつしないで、
お湯を沸かしてくださる。
それなのに、毎日、校長室を後にするときの、最後の仕事は、お湯を捨てること。
でも、1日の終わりに、
そういう行為をするということは、自分にとっては得難いこと。
1日生きていて、知らず知らずに伸びてしまった高慢の角を、ポキンと折ってもらうから。
‥といったことを書かれたものを読み、
泣いてしまいました。


高慢の角‥です。
一日生きて、のびた、高慢の角。
それから、最初に書いたような、
日々を生きている中で、私なんて「時々」ふと思い出すぐらいに、知らず知らずのびた高慢の角。
「ありがとう」や「ごめんなさい」や「頭がさがります」や‥そんな、心の真ん中の大事な気持ちが、
きっと、私の高慢の角を、日々、ポキンと折り続けてくれるんだなあ。