狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

エリンギ

2007-06-03 00:47:19 | 暮らし
で風が爽やかだった。

Wikipediaによれば「エリンギ」とは
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キシメジ科ヒラタケ属のキノコで、食用キノコの一種。
南ヨーロッパ、ロシア南部、中央アジアなどの草原地帯や乾燥性の
ステップ気候の地域に自生し、セリ科のヒゴタイサイ属の植物
(Eryngium campestre)の枯死した根部に特異的に寄生することから
学名が付けられた。日本には自生しておらず、和名もない。
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と書かれている。


この「エリンギ」TVのコマーシャルで名前だけは知っていた。
カミサンが何の料理に使うつもりで買っていたのかは判らない。
今夜の夕食は「お好み焼き」だと決まっていたが、帰宅してみると
家中にニラの臭いが立ちこめていた。もう、焼いているのかな・・と
2階へ上がってみたら、その臭いはニラではなくラッキョウの臭いだった。



ラッキョウ漬けを造るための下拵えをしていたとかで、8Lの瓶に7分目
ほど、真っ白になったラッキョウが入っていた。先ずは初期段階の塩漬け
とかで、塩を適量入れて水をヒタヒタまで入れて4、5日密封し保存する
とのこと。


そんなこんなで、お好み焼きは鉄板焼きへと早変わり。キャベツや
パプリカに混ざって色白のキノコ「エリンギ」が出てきた。
僕は今まで、この「エリンギ」を食べたことがない、カミサンも初めて
だと言う。ベーコンや、買い置きしていた牛肉を鉄板で焼く。



初めて食べるエリンギをどの程度焼いたら食べられるのか皆目見当が
つかない。こういう場合試食の役目は僕に決まっている。これくらい
焼けば・・・というところで口に運ぶ。エリンギには香りはない。
椎茸みたいにヌルッとした食感ではなく、大きな石突きを裂いて食べて
る感じがした。悪くはないし歯ごたえも良い。


そういうと、カミサンも口に運ぶ。二人にとって生まれて初めて食べる
食材であった。「美味しいね」とカミサン。あっと言う間にエリンギだ
けが胃袋に収まってしまった。知らないこととはいえ、今まで口にしな
かったのが不思議である。



写真は、花数が増えてきた「ミリオンベル」です。