昨夜、さだまさし原作で松嶋菜々子主演の「眉山」を観た。
一応松嶋菜々子主演・・となってはいるが、僕個人としては
主演は「宮本信子」だったような気がしている。
昨年の映画ですから、既にご存じのことと思います。
封切られた当時は、作者の事もあり余り興味がわきませんで映画館
へは行かなかったのです。偶然ビデオ屋さんで見つけて借りて来ま
した。一年前には興味がわかず、何故今になって観てみようと思った
のか、自分の事ですが、その当たりの心理的な要因は判りません。
「二人で居ると、時間が早く流れる気がします」
「電話します、先ず2回音を鳴らします・・・」
こいう台詞は、よく判りますし、実感できます。今は誰もが携帯を
持つ時代で、電話が誰からか判る合図なんて決める必要もないので
しょうが、携帯が無かった時代には、特にどちらかが「既婚」とかいう
状態では、どうしても電話したいときの合図を決めておく必要があった
のです。手紙なども、イニシャルだけで出したり・・と、同じなんです。
「二人で居ると、時間が早く流れる気がします」という台詞は、映画
ならずとも、今も同じでしょう。逆に言えば「会えない時間は長い・・」
という事にもなるのでしょうか。
昨夜から日曜日の夜まで、・・・は居ません。旅に出ています。
遠く甲信越の空の下です。旅立ってやっと一夜が明けました。
長い・・です。こういう私的な要因もあって「眉山」という映画が
胸に残りました。まだ観てないよ・・・という方は、是非ご覧下さい
良い映画でしたよ。
内容は「純愛」いや「一途な愛」でしょうか、僕にはそう思えました。
写真は「アッツザクラ」の花です。八重で薄ピンク色の可愛い
花です。花言葉は「愛を待つ」です。