狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

牡蠣

2009-01-19 00:30:51 | 暮らし



昨年の2月は「牡蠣」で大変な事になった
僕は少々の事ではお腹は壊さないので何とも無かったが、牡蠣が
原因かそうでないか、本当のところは不明だが、本人は「牡蠣」が
原因だと、多分今でもそう思っている・・と、思う。


今年初めから今日までの間に「ウイルス性腸炎」にかかった人を二人
知っているが、原因は「生物」だと思う・・と、言っていた。


牡蠣は子供の時から食べている。食べ始めの原因は「寝汗を治す」為
で、薬代わりに生で、橙酢を用いた「酢牡蠣」を食べさせられた。
最初は生臭くてイヤでしょうがなかったけれど、段々慣れてきた。


子供時分の事なので、酢牡蠣を食べて寝汗が治ったかどうかは記憶に
残ってはいない。もう一つ変わった薬の飲み方として覚えているのは
腫れ物の薬と称して、真っ黒な、灰みたいな薬を水ではなく「酒」で飲
まされた。まだ中学1年生の頃で、今では信じられない薬の飲み方で
あるが、その薬が効いたのか、その後腫れ物は出来なくなった。


今にして思えば、深い親の愛を感じます。


牡蠣は、そういう訳で子供の頃から好きになっていたが、今のように
殻付きの牡蠣ではなく、殆どが「剥き身」でした。そういう生でも食べ
られるような、新鮮な物が手に入ったのは「柳町市場」に近いところに
住んでいたお陰だと思う。冷蔵庫も無い時代の事なので、本当に新しい
物しか生では食べられませんからね。


昨年11月に竹崎の牡蠣を、年が明けた先日「能登の牡蠣」を食べまし
が、どちらの牡蠣も、実に美味しかったです。尤も今は生で食べる事は
有りません。大抵は焼き牡蠣にするか、蒸し牡蠣で食べます。


今度は豊前一粒牡蠣が食べたいですね~。