【紹介文】
「妻を殺しました」。現職警察官・梶総一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。
【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
感動度 ☆☆☆☆★
実用度 ☆☆★★★
読み易さ ☆☆☆☆☆
【西京極の読後感想】
寺尾聰主演の映画の原作。僕はその映画を観ていない。でもこの小説を読む上で、映画のキャスティングを予め確認し、その俳優が演じる様を頭に描きながら読みました。その為かすごく頭にヴィジュアルが浮かび易く、一気に読めました。これは実在の俳優を思い描いたからというだけではなく、著者・横山秀夫の構成力が優れているからだと思う。犯人・梶をとりまく同僚刑事、検事、新聞記者、弁護士、裁判官…それぞれの章毎に別の視点からスポットを当てることによって“空白の二日間”の謎が次第に明らかになっていくというアイデアが素晴らしい。次は映画を先に観た「クライマーズ・ハイ」を読みます。
「妻を殺しました」。現職警察官・梶総一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。
【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
感動度 ☆☆☆☆★
実用度 ☆☆★★★
読み易さ ☆☆☆☆☆
【西京極の読後感想】
寺尾聰主演の映画の原作。僕はその映画を観ていない。でもこの小説を読む上で、映画のキャスティングを予め確認し、その俳優が演じる様を頭に描きながら読みました。その為かすごく頭にヴィジュアルが浮かび易く、一気に読めました。これは実在の俳優を思い描いたからというだけではなく、著者・横山秀夫の構成力が優れているからだと思う。犯人・梶をとりまく同僚刑事、検事、新聞記者、弁護士、裁判官…それぞれの章毎に別の視点からスポットを当てることによって“空白の二日間”の謎が次第に明らかになっていくというアイデアが素晴らしい。次は映画を先に観た「クライマーズ・ハイ」を読みます。
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