シン・ウルトラマン（IMAX） 監督/樋口真嗣

【主演】
　斎藤 工
　長澤 まさみ
　西島 秀俊
　有岡 大貴
　早見 あかり

【ストーリー】
「禍威獣（カイジュウ）」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府はスペシャリストを集めて「禍威獣特設対策室専従班」＝通称「禍特対（カトクタイ）」を設立。班長の田村君男、作戦立案担当官の神永新二ら禍特対のメンバーが日々任務にあたっていた。そんなある時、大気圏外から銀色の巨人が突如出現する。

【西京極の評価】
庵野＆樋口コンビによる『ゴジラ』『エヴァ』に続く昭和を代表するコンテンツ補完計画第３弾。期待を裏切らないさすがの出来栄え。TVシリーズの軽みを残しつつも絶妙なリアリティラインを実現。エピソードの摘まみ具合も無駄がなく、特撮オタクへの目くばせも怠りがない。僕らが見たかったウルトラマンを現代に見事に蘇らせてくれました。予算の潤沢なハリウッド映画に比べるとCGがチープだったりもしますが、そこはアイデアで補ってくれています。なので開始５分で涙目になった僕的にはアバタもエクボの満点評価！さて…公開終了までに何回観る事になるだろうか？（苦笑）

【総合評価】　☆☆☆☆☆（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆☆☆
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆☆★
　音楽/音響　☆☆☆☆★

2022.5/18追記：
２度目の鑑賞。２度目も楽しめました。どうも世間の評判は賛否両論みたいで、特にTVシリーズのウルトラマンについての知識のない人には不評。なるほど、冷静になってみると、ウルトラマンに関する常識が刷り込まれていればすんなり受け入れられる事も、ソレなしだと受け入れ難いってのも解かる。って事は僕はやっぱり昭和特撮ヲタクだったんやな～と再認識しましたｗ