西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

三流コメディアンにマジギレ

2022年03月29日 21時09分21秒 | 日々の雑感
今年のアカデミー賞はやはり『コーダ』が作品賞でしたね~。濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』は、2008年の『おくりびと』以来となる最優秀国際長編映画賞。作品賞は獲れなかったけど、十分に評価されたと思います。

ここまではまぁ予想通り。予想外と言うか、想定外だったのがウィル・スミスのビンタ騒動だったよね。

WOWOWのリアルタイム中継を観てたんだけど、ウィル・スミスが壇上に上がったと思ったら「バスッ」って鈍い音がして…司会進行していたコメディアンのクリス・ロックを殴ったフリだけしたのかと思った。その後席に戻ったウィルが「F」で始まる放送禁止用語を怒鳴ったところでやっとマジで殴ったんだと判った。

まずクリス・ロックって誰やねん、と。アメリカでは有名なコメディアンかもしれんけど、普通の日本人は知らんよね。その得体の知れんオッサンがウィル・スミスの奥様のヘアスタイルをイジったみたいやけど、はっきり言ってこれっぽっちも笑えんかったわ。こんなしょーもない事しか言えへんコメディアンは殴られても当然な気がするし、人の容姿で笑いを獲るなんて一番やったらアカン事でしょ。それもウィルの奥様が短髪なのは病気だかららしいし、どっちにせよ失礼極まりない。こんなヤツを全世界にライヴ中継される舞台に上げた責任者こそ殴られるべきやね。

で、ビンタ喰らわせたウィル・スミスもかなり軽率ではあったね。舞台に上がってコメディアンに詰め寄るまでは良かったけど、「妻を侮辱したギャグは笑えない。謝罪を求める」と言って欲しかった。アメリカンジョークを交えたような言い方で、さ。最優秀主演男優賞獲得するほどのエンタティナーなんだから。

この騒動のおかげでそれ以降のアカデミー賞授賞式の雰囲気はビミョーになってしまった。他にも女性司会者がセクハラまがいのパフォーマンスをやってたし、司会者のキャスティングはもっと慎重にやってもらいたいな。

以上、今年のアカデミー賞授賞式を観ての感想でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿