今回は「子供用眼鏡の選び方」についてお話します。
子供用眼鏡の多くは、治療を目的として装用する場合が殆どです。
斜視、弱視、先天性疾患(先天性白内障、未熟児網膜症)など様々な要因があります。
これらの症状の場合、幼少期の眼鏡装用が将来に非常に大きな影響を及ぼします。
では正しい眼鏡装用(選び方)とは?
①フィッティング
②子供用メガネフレーム
③アフター
上記の要素が重要です。
今回は①です。
①フィッティング(掛け心地)
フィッティングを的確に調整する事、これは基本中の基本です。
先日ご来店頂いたお客様、大手量販店で購入されたkooki snoopy seriesですが・・・。
フィッティングが殆どされておらず、鼻眼鏡状態。
しかも耳の裏と鼻の部分は当たりが強すぎ皮膚が真っ赤になり、痛みを訴えていました。
鼻眼鏡の状態(ずれている状態)だと正しい矯正効果は得られません。
頂間距離は13㎜が適切な値になります。
これ以上、離れても近づきすぎても正確な矯正効果は得られません。
ましてこれだけ痛みを感じてしまうと、お子様自身が眼鏡を掛けることを嫌がります。
快適な掛け心地、これはお子様に限らず大人にも共通する部分です。
当店では眼鏡が正しく装用された状態を写真でお渡ししています(お子様のみのサービス)。
写真の状態と比べ、ずれていたり歪んでいる場合は要注意。
歪み直しにご来店下さい。
フィッティングが的確であれば眼鏡がずれたり、痛みを訴える事はありません。
詳しくはこちらをご覧下さい。
次回は子供用メガネフレームについてお話します。
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