3Dを利用したVT(ビジョントレーニング)があります。
これには平行法と交差法の2種類があり、使い分けが必要です。
自己の眼の使い方の癖を正確に把握しなければ、正しいトレーニングにはなりません。
3DによるVTの目的は固まってしまった眼の筋肉を解す事です。
長時間一つのものを固視し続けると眼の筋肉は固まります。
この固まりによって近視の進行など、全身にも様々な影響を及ぼします。
《平行法》 リラックスしてぼんやり見る感覚 図形が浮き上がって見える
《交差法》 集中し睨みつけて見る感覚 図形が奥に沈んで見える
例えば内斜位の状態(眼が内向き)では平行法が効果的です。
逆に交差法では内向き傾向が強くなってしまい、ストレスを抱える事になります。
自己の眼の状態を把握した上で、有効なVTにチャレンジして頂くことが大切です。
※一般的な例えです、内向きの方全てに交差法が効果的という訳ではありません。
お仕事中、少しの空き時間を利用してみては如何でしょう?
今の状況だと「必死に見よう」としてしまうと交差法になってしまう恐れもあるかもしれません。
リラックスし本との距離を少し離してチャレンジしてみてください。
ご来店の機会があれば検査はさせて頂きます。
検査ご希望の場合、予め予約していただけると幸いです。
先生のお店に行けば詳しい検査のほうはしていただけますでしょうか?
平行法訓練に用いる物は3Dアートの本等でよいのでしょうか?
宜しくお願いします。
内容から察するに開散運動がしにくい、もしくは出来ないと言いった感じでしょうか。
内斜と言う事はストレスを抱え易い環境なのかもしれません。
であれば平行法は良い方法だと思います。
パソコン等、近見作業が多い環境であれば職場の空き時間を利用し平行法を行なってください。遠方をリラックスしボーっと眺めるのも良いかもしれません。
検査を行なっていなので、私からアドバイスできるとしたらこの程度です。
参考になれば幸いです。
初めまして、私は今年で40歳の男です。
最近になって目の焦点?と言いますか、遠くの物を見るのに違和感を感じまして、眼科に行ってみました。
1軒目の眼科に遠くのある一点の目標物を見て右目を手で覆い、左にスライドすると右目が目標物より左を見ていて、逆の目も同じように、左目を覆っている手を右目にスライドすると、左目は目標物より右のほうを見ていると説明したのですが、異常なしと言われました。
2軒目の眼科では3Dの本を見せられてその中の絵をつまむテストをしましたが、立体視はできているようで、診断結果は軽い内斜視(内斜位)とのことでした。
自分でも近くのものを見ている時は違和感はないのですが、遠くのものを見ると若干違和感を感じます。
近くのものを見ている時は自然と寄り目になるので違和感がないのだろうと思います。
自覚症状として、流し目のような感じで左にある目標物を見ると、左目は目標物を捉えていますが、右目は目標物よりさらに左を見ています。
反対に右の目標物を流し目でみると、右目は目標物を捉えていますが、左目はさらに右を見ています。
他人から見る限りでは目の向きは指摘されたことがないのですが、自分的にすごく気になっています。
そこで色々調べているうちに、当HPに辿り着き、平行法の訓練が良いと知り書き込みをさせて頂いた次第です。
私のような症状ですと、平行法を用い、具体的にどういった訓練が望ましいでしょうか?アドバイス頂けたら幸いです。
宜しくお願いいたします。