SPECTACLE DIARY

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セカンドオピニオン

2010年11月19日 13時35分45秒 | 眼病知識

強度近視の白内障手術後のお客様(55才女性、Cat→IOL)

術前と術後の度数比較です。

術前は【LASIK】【フェイキックIOL】などの治療を受けるべきか否か悩んでいたそうです。

美容整形系の眼科で強く手術を勧められ不安になり、個人眼科へ相談に行かれました。

    

術前完全矯正値

R(右)S-22.00

L(左)S-15.00

術後完全矯正値(無水晶体眼)

R(右)S+1.00 C+1.00 AX90

L(左)S+1.25 C-0.50 AX90

  

強度近視の白内障手術は、無水晶体眼を選択する症例が数多く存在します。

水晶体は凸レンズ、強度近視を水晶体除去が中和し、度数軽減効果が期待出来るのです。

最新矯正治療として注目される【LASIK】【フェイキックIOL】などで強度近視の矯正治療を考えられる方は数多く存在し、実際治療を受けられた方もいらっしゃると思います。

しかし上記で説明した通り、白内障手術をすれば強度近視はある程度治療できます。

【LASIK】は先日話題になった銀座眼科の一件、感染症により数々の方が被害を受けました。

【フェイキックIOL】は非常に高額で保険適応外で眼圧の問題もあります。

総合的に診れるドクターとそうでないドクター・・・。

セカンドオピニオンの大切さを実感した症例です。


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