我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

オニユリ

2024-07-13 10:27:25 | 花 及び植物

カカ様の❝ご飯だよう❞の声を聞いて

草取りを中断して庭にある流し台に向かった、

洗うべき腕をふと見ると肘関節付近が

赤く染まっている、

視野の定まらない目には一瞬

血に見えた、

だが花粉だった、

❝あれ こんな花粉を持つ花が有ったっけ?❞

と振り返ってみるとプランターで成長した

オニユリが一輪

茎が倒れ掛かるような状態で咲いていた、

知らぬ間にこれに触れたに違いない、

添え木して真っすぐ立てようかと思ったが

脳裏を過ったのは

真っすぐ立ったオニユリより

斜めに咲いたオニユリの方が

オニユリらしい気がしてやめた。

そこで一句

 

❝小オニユリ 倒れ掛かって 咲きにけり❞

 

あるがままに。


古代ハス

2024-07-02 16:31:27 | 花 及び植物

一面開いた蓮の花が広がっている風景が

目に飛び込んできた、

場所は深谷市の17号線沿いで

道の駅「おかべ」の隣り、

この日(6月27日)

北本市の友人宅に向かう途中

道の駅に寄ろうとハンドルを切ると

開いた蓮の花の風景が広がっていた、

絶好の被写体に出くわして

急遽駐車場に車を停め

ミニサイズのカメラで撮影した、

池の淵に「古代蓮」と書かれた

案内板が建っていた、

時を同じくして千葉の友人タカさんから

千葉にある古代蓮を見に行ったと言って

ラインで写真が送られてきた、

比較するとピンクの色の濃さが違う、

地質の違いなんだろうか?

           (千葉の友人重松氏撮影)

        (千葉の友人重松氏撮影)


「哀愁のカサブランカ」

2024-06-29 06:56:11 | 花 及び植物

ラインでカサブランカの写真を

転送しまくっている、

最初は貰って来た時の2輪だけ開いた写真、

2日ほど前は5輪開いたこの写真、

私の中では❝美しい❞という思いがあるから

ほかの人にも見せてやりたいと言う気持ちになる、

今朝は最後の7輪目が開いた代わりに

最初に開いた花が零れ落ちていた、

7輪目が開いて咲き揃ったら

写真を撮りたいと思っていたが

願いは叶わなかった、

❝花の命は短くて~❞ である、

嘗て私はこんな歌(短歌)を作った、

 

❝歌で知り 映画で憧(こ)れた 遥かな地

  カサブランカよ わが庭に咲く❞

 

ここで言う❝歌❞は1980年代(?)

日本の歌謡界で大ヒットした 

郷ひろみ が歌う「哀愁のカサブランカ」、

ヒットチャートの上位を

永い間走っていたように思う、

そして憧れた映画とは他ならぬ

イングリット・バーグマン主演の

かの名作「カサブランカ」である、

とは言うものの実際は

我々より更に上の世代が親しんだ白黒映画で

当時の私は知ってはいたが見てはいなかった、

そこで作った短歌を現実のものにするために

態々レンタルビデオを借りてきて見た、

そんな色々な記憶が入り混じって

私のカサブランカ熱は未だ冷めやらぬ状態にある。

 

カサブランカはアフリカ大陸の北端

モロッコ領に属する港町である。


カサブランカ

2024-06-24 18:13:15 | 花 及び植物

カカ様が友人から

カサブランカを一株貰ってきた、

そしてそれを活けるのに四苦八苦していた、

小さな花瓶だと安定性に欠ける、

大きな花瓶だと真っすぐに立っていない、

そこで私が小さな花瓶に入れて

花瓶ごと大きな花瓶に入れたらと

提案した、

見てくれはイマイチだけれど

花と花瓶のバランスも取れて

何とか収まった、

右側の花の中に見える

茶色のヤクは取った方が汚れないし

長持ちもすると言うので取った、

どういう訳か私はユリの花が好き、

嘗ては狭い庭で7種類ほど育てていたが

球根がうまく育たず

今ではテッポウユリと

オニユリだけになってしまった、

外出先から帰って玄関に入ると

ユリのいい匂いが迎えてくれる,

カサブランカは

ユリの中のユリ

つまり 

❝ユリの女王❞だと思っている。


ユリとガーベラ

2024-06-04 06:10:43 | 花 及び植物
昨日(6月3日)
 
用事が有って公民館に行った、
 
仕事の始まる9時前の時間だった、
 
カウンター脇で職員が花を活けていた、
 
ユリとガーベラ、
 
緑色の葉っぱの名前は知らない、
 
奇麗なので眺めていると
 
チドリソウを加えてみて
 
顔馴染の職員が私に聞いた、
 
❝これを加えた方がいいですかねえ❞
 
❝あったほうがいいよ❞
 
と答えた、
 
だが彼女は加えない方を選択した、
 
2つの画像を比べてみると
 
彼女の選択通り
 
チドリソウのない画像の方が
 
スッキリしていい、
 
やはり
 
素人考えの通用しないことを
 
思い知った。