中海(島根県)
昨日(1月10日)
今年初めて馴染みのスナックに
歌いに行った、
お客も14,5人と比較的多め、
順番が一回りするのに
およそ1時間はかかる、
1曲目に
北島三郎のヒット曲
「兄弟船」を歌った、
やはり最初は調子のいいのがいい、
“波の谷間に命の花が
二つ並んで咲いている、、、”
2曲目は
福田こうへいの持ち歌
「津軽慕情」
今 最も力を入れている歌である、
何故なら今月わが町の文化ホールの
ステージで歌うことになっている、
“北へ流れる あの雲は
津軽野面で 雪になる、、、”
津軽をテーマにした歌は
民謡調が多くある程度の
声量を必要とするので
歌い甲斐があって気分がいい、
3曲目に
南こうせつの歌う
「夢一夜」
これは私の最も好きな歌の一つ、
こうせつが同郷の大分県人と言うこともあるが
歌詞がいい、
なんと絵画的であろうか!
想像してみるがいい、
“素肌に 片袖 通しただけで
色とりどりに 脱ぎ散らかした
床に広がる 絹の海
着てゆく服が まだ決まらない
苛立たしさに 唇かんで
私ほんのり 涙ぐむ
あなたに逢う日の ときめきは
憧れよりも 苦しみめいて
あ~あ 夢一夜
一夜限りに咲く花のよう
匂いたつ”
作詞は今日を代表して抒情性に
定評のある阿木燿子、
作曲は南こうせつ のコンビ、
4曲目に
歌と作曲が杉本まさと
「吾亦紅」
この歌は以前この店で
たまたま声をかけられたのが
私であったと思うが
一人のおばさんにリクエストを
貰ったことがある、
特別な思い入れが有ったのであろう、
目をつぶってうつむき加減に
聴いてくれた姿を思い出す、
“マッチを擦れば おろしが吹いて
線香がやけに つきにくい
さらさら揺れる 吾亦紅
ふと あなたの 吐息のようで、、、”
男(?)にとって母を思う気持ちは
歳をとるほど深まる気がする、
その哀愁感を巧みに歌に込めた
名作と言っていい作品、
5曲目に
都はるみ と 岡千秋の
デュエットでお馴染み
「浪速恋しぐれ」
この店でしばしば顔を合わせる
歌の上手なおば様に
デュエットの相手をお願いしたら
気持ちよく引き受けてくれた、
“芸のためなら 女房も泣かす
それがどうした 文句があるか、、、”
今年の歌い初めに
十分満足のいく時間を過ごした。
たくさんの いいね👍️など ありがとうございます。
南こうせつは高校が 夫のひとつなんです。文化祭ではギター片手に歌っていたそうです。私も『初代かぐや姫』からのファンで、叙情的な『 夢一夜』 大好きです。