我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

Line遊び

2023-01-31 11:29:16 | 老いの暮し

                 那智の滝

1月30日(月曜日)

傘寿を迎えたこの日

朝から気持ちのいい日差しが降り注いでいた、

それでもやることもなく

炬燵に入ってテレビ観戦、

月曜日は朝から例によってBS3チャンネルの

「ワイルドライフ」

サブタイトル「フローズン・プラネット」

南極や北極の極限に生きる動物たちの

食うか食われるかのサバイバルは将にゲームのよう、

流氷の上に憩うアザラシをシャチが

横一線に並んで大きな波を起こし流氷から落とす、

そこを襲う映像などは残虐ではあるが感心させられる、

その他もツンドラ地帯でオオカミの群れが

大群のバッファローを1匹に孤立させて襲う

シーンは生きるために修得した

サバイバルゲームと呼びたくなるほどの

知恵が凝縮されている、

その知能の高さには驚かされる、

その後もBS3チャンネルでは

見逃せない番組が続く、

「激走シルクロードの旅、104日間」

軍用車両を改造したトラックで

日本人一人を含む10数名の乗り合わせで

トルコのイスタンブールから中国の長安まで

17,000キロの旅を同行取材した番組、

興味あることばかりで目を離せない、

11時までテレビの前に釘付けされた、

昼飯は冷ご飯があるからとお茶漬け、

午後も特別やることもなく

パソコンとスマホで過ごす、

スマホでは昨夜九州に住む甥の呼びかけで

親族6家族のビデオ通話をやった、

彼の父親と私が共通の誕生日(1月30日)

であることから思いついたらしい、

その他私にはスマホに2件の誕生祝いの

メッセージが届いていた、

ひとりは九州に住む同級生❝あっちゃん❞

脳出血で入院中とのこと、

バラの写真を添えてお見舞いのメールを送った、

もう一人は千葉に住む友人❝ひろし❞さん、

フェースブックで俺の誕生日を知ったらしい、

彼にもバラの写真を添えてメールを送った、

加えて趣味のカラオケでも一緒に歌いたいのと

メッセージを添えた、

そんなこんなで最近はラインのやり取りに

結構な時間を使う、

新たな交流手段としてラインは楽しい。


わが世の春

2023-01-28 17:21:16 | うたごえ、カラオケ、他音楽

カカ様が友達とランチとやらに出かけたので

俺様は馴染のスナックに歌いに行った、

11時半から4時まで軽食付きで歌い放題、

先客が6人ほどいた、

歌い初めに覚えたばかりの「奥入瀬」(山本譲二)を歌った、

音響もいいので気分が乗る、

適度な間隔を置いて順番が回ってくる、

ここの店は外観はあばら家だけど

ママの美貌か人柄か常連客が多い、

しかも客が手作りの煮物などを持ち込んで

みんなに振る舞うのは

田舎ならではの風習であろう、

極めてアットホームで居心地がいい、

2曲目、3曲目と歌って

4曲目に「グラスの花」(まつざき幸介)を歌ったら

初対面の客の一人が

これを歌ってくれないかと

割箸の袋に書いたメモを私に見せた、

そこには「雨音」と書かれてあった、

得意とする歌のひとつである、

リクエストが来るなんて

うれしい!!!

感謝の言葉を述べながら承諾した、

歌い終わってリクエストをくれた

ご夫婦に握手を求められた、

これまでに味わったことのない

満足感に満たされた、

ママの営業用の賛辞はいいとして

最近は居合わせた客からも

好意的な言葉をもらう、

人に褒められることなど

無く育っているのですっかり有頂天、

パソコンのユーチューブを使って

自分の部屋で歌っている成果であろう、

生姜湯を飲み始めたら気のせいか声が良く出るようになった、

特に低音部が気分良く歌える、

気分が乗れば夜中の1時、2時頃までも

歌っていることが有る、

80才にして

今まさに❝わが世の春❞である。


友よ

2023-01-27 20:24:01 | 友人、知人及び同級生

                                               イングリッド・バーグマン

明日は君の誕生日、

明後日は俺の誕生日、

傘寿とやらを盛大に祝おうではないか、

とは言え

写真だけの祝いになるが許せ、

この写真は私が前橋のバラ園で撮ったもので

映画の世界で一世を風靡した名優

イングリッド・バーグマンの名を持つバラです、

明日の誕生日に因んでこの写真を捧げます、

ところで君は元気でいるのだろうか?

身体がそれほど丈夫ではない君が

ひとり暮らしなのは些か気がかりだ、

その上に昨年は手術をしたと言う、

情熱を燃やし続けてきた合唱団活動に

復帰できているのは何よりだ、

だが無理は禁物、

お互いに永い未来がある訳ではない、

ここまで生きながらえてきたことを

神に感謝しながら

これからの人生はおまけだと思って

やりたいことをやって

楽しもうではないか、

思いつきで記念になるようなものは

何も準備していない、

だが何もしないではいられなくて

こんな駄文を書いた、

悪しからず。

2023年1月28日  べんけい拝

❝おまけの人生に幸あれ❞


ピース(バラの花)

2023-01-26 04:47:28 | 写真 及び絵画

アルバム見直しで見つけた花の第二弾、

前橋にある敷島公園内のバラ園で撮った写真だ、

何とも美しい!

人の目を引く花だ、

赤で人の目を引き黄色で酔わせる(?)

赤だけでも黄色だけでもこうはいかない、

赤と白と黄色のバランスの妙と言うのであろうか、

こんな花がアルバムにあろうとは思わなかった、

将に視点を変えることで見えてくる典型だ、

殆どのバラには名前が付けられている、

名前を調べた、

ピース(PEACE)とある、

ピースで検索した、

世界中で最も人気のあるバラとある、

咲き始めは黄色一色で日数を増すと

赤みが出てくるそうだ、

第二次世界大戦が終わった1945年に

品種改良で誕生してこの名が名付けられたそうである、

写真の記録によると2012年6月とあった、

撮ることに夢中で撮った写真を楽しむ

なんてことの無かった時代だ、

今年又この花に会いに行こう。


写真遊び

2023-01-25 07:17:36 | 写真 及び絵画

今年の写真展開催の日程が決まり

アルバムを見直す中で色々と面白い

作品が見つかっている、

名付けて❝写真遊び❞とでも言うのであろうか、

視点が違うことによってこれまで気付かなかった

美点が見えてくるものもある、

上の写真もその一つ、

ある年の写真展の会場に会の一人が

飾った生け花である、

改めて見ると全てにバランスが取れて

見事である、

会場の主役はあくまで写真であって

生け花ではない、

そこで主役より目立つことなくさりげなく

雰囲気づくりに徹している点がいい、

それほど注目する者もいない、

話題になることもない、

だがこれが生け花展の会場に作品として

展示された場合どうであろうか?

花を白から赤に変えることで

この場の主役になりうるのである。