我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

四本龍寺・三重塔

2024-08-08 11:02:24 | 写真 及び絵画

一昨日(8月6日)

余りに暑くて家から一歩も外に出なかった、

昨日も予定は何もない、

退屈極まりないので出かけることにした、

❝そうだ 日光に行こう❞

日光に気になる三重塔がある、

前々から写真に撮りたいと思っていた、

思い立ったが吉日

10頃から出かけた、

日光までは凡そ80キロ

2時間ほどのドライブだ、

足尾経由の国道122号線は渡良瀬川に沿って

谷を縫うように伸びている、

信号も少なくてドライブにうってつけ、

途中たった一軒のコンビニで

おにぎりと焼きそばパンを買って食べた、

お昼ごろ日光市内到着、

スマホのナビに導かれた目的地近くに

駐車場を探した、

すぐ近くに市営の駐車場が有った、

三重塔を仰ぎ見ることが出来る、

駐車料金:1,000円も2時間以内だと

返金してくれると言う、

三重塔は階段を上った山の中腹、

歴史を感じさせる阿弥陀堂が

隣り合わせに建っていた、

案内板には

四本龍寺と言う古い寺で

今では塔と堂の二つしか残っていないが

元々は源頼朝に所縁のある寺と言う事だ、

撮影を済ませて階段を下りたところから

有名な 神橋 が見えている、

それも撮影した、

駐車場に隣り合わせて画家の

小杉放菴記念美術館が有り

❝大いなる山々❞と題した

企画展をやっていたので寄ってみた、

興味ある山々の絵が目白押し、

入り口に撮影OKのマークを目にしていたので

カメラを向けた、

古里大分の名峰❝由布岳❞もカメラに収めた、

画家の名前を記録しなかったのが悔やまれる、

帰り道

日帰り温泉の案内板を見つけて

温泉も楽しんだ、

途中滝のような雨にも見舞われたが

明るいうちに自宅についた。

 

 


信濃の三重塔巡り

2024-07-17 14:48:42 | 写真 及び絵画

梅雨のさなか

天気がはっきりしないのは仕方のない事、

10日後に入院して抗がん剤の

点滴を受けなければならない友人Kさん、

頻りに俺をドライブを誘う、

7月16日(火曜日)

上田市周辺の三重塔を写真に収めたい

思いを前から抱いていたので出かけた、

10時過ぎに

上信道藤岡インターから高速に乗り

上田菅平のインターで下りた、

目指すは信濃国分寺の三重塔、

敷地内に隣り合わせて蓮田も有り

ピーク時を過ぎたハスを撮影する

観光客が見受けられた、

三重塔にも益して立派だと思えたのが

本堂(?)の建物、

信濃の国の豊かさを象徴するかのように

威風堂々の言葉が似合う建物であった、

1時間ほどの撮影と参拝で

次の撮影場所に移動、

 

別所温泉方向に向かって30分ほどの 

前山寺

ここも立派な寺だ、

正確に敷き詰められた敷石の参道脇には

寺の古さを物語るかのように巨木が、

門を潜った受付には人はおらず

お賽銭箱のような箱が置かれて

200円の立て札が立っていた、

私は小銭の持ち合わせがなくて

呼び鈴を押して来てもらった、

❝境内で山ユリが咲き始めました❞

と教えてくれた、

異様に私はユリが好きで

この花に反応する、

雨に濡れて首を垂れたヤマユリを

幾つもカメラに収めた、

 

次は別所温泉の領域にある

安楽寺(国宝)

登りの石段がきつい、

山の斜面の一角を切り開いて

八角4層の三重塔、

一番下の屋根は庇(ひさし)に相当する

裳腰(もこし)で1階とは数えないそうだ、

 

次の目的地は佐久市、

新海三社神社

30キロ程引き返す方向になって

1時間近くかかるので

中華料理屋さんで遅い昼食にした、

加えて折角の名湯別所温泉に来てる、

温泉に入らないで帰るのはもったいない、

近くの日帰り温泉「あいぞめの湯」を

教えてもらって入った、

ほのかな温泉の匂いも気持ちいい、

信州の佐久、小諸、上田近辺は

数限りなく来ているが地理が頭に残らない、

特定の縁のあるものがないので

忘れないうちに来ると言う事がないからだ、

別所温泉から佐久までの道のりを

車で走った経験はあるのに長く感じた、

新海三社神社は

人里離れた山の裾野にあった、

境内には人の住んでいる気配は無かった、

参道脇や境内あちこちに

幹回り10メートルは有ろうかと言うような

巨木が立っていた、

ここでの撮影を終えて

信濃三重塔巡り旅を締めくくった。


波紋

2024-07-16 02:15:16 | 写真 及び絵画

過去に撮ったデジカメのアルバムを開くと

興味を惹かれる映像が色々とある、

撮っても整理もせずに仕舞いっぱなしの

写真の多い事、

上の写真もその一つ、

アルバム名は「中禅寺湖の波紋」と書かれている、

殆ど内容など覚えてなかったので開いてみた、

開いて思い出した、

4年前の夏

山友Oさん、Tさんと3人で

日光白根山に登ろうと出かけた、

あいにく深い霧交じりの雨で麓のロープウエイが

運休で登れなかった、

ならば場所を変えて中禅寺湖の外輪山ともいうべき

社山(しゃざん)に行ってみようと言う事になった、

関東一円の名だたる山は登り尽くしたと豪語する

2人から即座の提案故に異論の余地はない、

白根山の登山口からは金精峠を下って

中禅寺湖を半周したところに登山口はあると言う、

距離にして10キロ程、

所要時間20分だ、

中禅寺湖のほとりの駐車場に車を停めて

9時頃には歩き始めたと思う、

途中には観光名所にもなっている

イギリスやイタリヤ大使館の旧別荘もある、

中の見学も無料でできる、

そこを通り越して森の中を歩くこと

2時間ほどで展望の開けた岩場に出た、

標高は1,500メートル程であろう、

中禅寺湖の湖面が眼下に見えた、

波紋を描いて遊覧船やモーターボートが

航行するのが良く見えた、

飽くことなく波紋を眺めていたのを

昨日のように思い出す、

その山友 Tさんは

昨年あの世に行ってしまった、

近々 Oさんに 

Tさんを偲んで一緒に登った山へ

追悼の登山を提案しよう。


写真展始まる

2024-06-21 17:44:41 | 写真 及び絵画

我らが写真グループ「風の会」の作品展が始まった、

変遷を繰り返し「風の会」になってからは

12回目の作品展、

道の駅に併殺された「花の交流館」と言う名の

会場で18日~24日まで1週間開催される、

出足好調、

開催2日目に群馬地方新聞社の記者が

取材に来てくれた、

翌日の新聞に写真付きで載ってたらしく

客足急増、

客足のカウントはしてないので

正確な数は不明だが1日当たりの入場者数は

ほぼ100人を超えているように思う、

私の知人が例年にも増して来てくれる、

カラオケの仲間、歌声の仲間、

カカ様の友人も連れ添って来てくれた、

有難いことだ、

写真遊びもそろそろ辞め時か等と

思う事もあるがそれどころではなくなった、

 

今回出展した私の作品4点

一般に~城と言うと本丸を意味する

天守閣を指すが

それは多くの写真に撮られているので

そこは避けて物資の貯蔵庫である櫓(やぐら)

に焦点を当ててみた。

(展示作品を写したので照明のライトが反射しているが

ご容赦願います、)

           新潟県新発田市

          滋賀県彦根市

          兵庫県赤穂市

           愛媛県今治市


高山社のライトアップ

2024-06-19 05:40:39 | 写真 及び絵画

高山社とは ?

10年ほど前に世界遺産に認定された

富岡製紙群の一角をなす養蚕に関連する教育機関で

その建物が群馬県藤岡市の高山にある、

その跡地がライトアップされていると聞いて

行ってみた、

昨年から(?)藤岡市では新しい名所を作ろうと

世界遺産の高山社のライトアップを始めたらしいが

イマイチ盛り上がりに欠けている、

試みとしては大いに歓迎だが

なんと言っても投資が中途半端、

印象に残る❝美❞を作り出せていない、

敷地内の竹林をライトアップしたり、

石垣をライトアップしたりしているが

いずれも規模が小さくて

何の印象も残らない、

建物の主体となる母屋も今は解体されて

ブルーシートに覆われている、

案内役の係員も3名しかいないし

見物客もチラホラで寂しい限り、

折角やるからには本気で資本を投資して

客を呼べるポイントにしてほしい。