この日(3月21日)は朝から雨模様、
傘をさしての松江城観光となった、
車を停めて橋を渡ると砂利の敷き詰められた
広場の正面に高さ10メートルほどの壮大な
石垣が目に飛び込んでくる、
右手上方向に大樹に半分遮られて天守閣が見えた、
この城の見ものに石垣がある、
曲線を描く石垣は美しい、
防御の要をなす石垣は壮大であり
且つ美術的であることに驚かされる、
思わずカメラを向けたくなる美しさだ、
つづら折りの坂を上って行く、
天守閣のたつ広場は桜祭りでもやるのか
梵天が立ち並ぶ、
早咲きのピンクの桜が黒色基調の天守閣に色を添える、
城内部の木質感は彦根城と変わらない、
最上階からの眺も抜群だ、
稚拙な表現でもどかしさを感じてしまう、
もう一つ松江城と聞いて頭を過るのが不昧公、
松江藩中興の祖と称される7代藩主松平治郷である、
大名茶人としても知られて風流人で
興味を感じてはいるが全く未知の人、
いずれその人となりに分け入ってみたいと思っている、
10時頃城を後にして江島大橋に向かう、
映像で見る垂直に登っていくかのような
通称べた踏み坂だ、
(シェアー画像)
宍道湖と繋がる中海の中に浮かぶ二つの島
大根島と江島を結ぶのが江島大橋、
松江市内から田舎道を走ること小一時間、
見た限りそれほどの勾配を感じない、
これはやっぱり映像でしか表現できない、
真正面の画像では遠近感を表現できない
その錯角のなせる業だ、
画像的には面白いがその撮影ポイントを
確認しなかったので借用した画像のような迫力ある
映像は撮れなかった、
代わりに中海に浮かぶ小さな小島が
霧に煙った背景をバックにいい塩梅だ、
1時間ほどで切り上げて今夜の宿泊地
山口市に向かう、
山陰高速道の看板はあるが道は途切れ途切れ、
有料区間有り、
無料区間有り、
昔ながらの漁村の家並みを縫うように走る
一般道区間有り、
変化に富んで楽しい、
松江から5時間ほどかかって山口市に到着、
ホテルは東横イン新山口駅新幹線口、
一帯は新幹線開通に合わせて開発途上にある地域、
駅構内のセブンイレブンで弁当を買って
夕食にした。