我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

その後の水仙

2025-03-12 08:53:43 | 花 及び植物

水仙が花を咲かせた、
毎朝今か今かと待ちわびた花だ、
球根を水コケに包んで素焼きの鉢に植えてから
40日ほど経つ。
素焼きの鉢は水を張った花器の中に
落とし込んである、
だから言わば水耕栽培だ、
地植えと違って肥料分が少ないだけに
ヒョロヒョロ成長した、
来年はこの水に肥料を溶かし込んでみよう、
地植えの水仙も花を咲かせてきたが
花には遜色ない立派な花だ、
これからしばらくの間
花の移り変わりを観察しよう。

椿のツボミ

2025-03-04 06:01:10 | 花 及び植物

椿の蕾を花器に挿してみた、
椿はそれ独自で挿しても美しく見せるのは難しい、
型がないからだ、
葉っぱも花も枝さえも向きは縦横無尽、
それ故型を整えられない、
それでもお茶席では使われるという、
この場合一枝一花であろう、
有名な話がある、
利休が秀吉をお茶席に招いた折、
茶席へと続く路地の椿の花を
態々全部切り落として壁に一輪だけの
真っ赤な椿を飾って迎えた、
と言う話だ、
だが秀吉はこれを喜ばなかった、
いかにもこれ見よがしの所業と
批判したそうである、
まあ 
そんな話は田舎のエセ文化人の夜迷い事、
この綺麗でもない椿を花器に活ける
切っ掛けになった経緯をお話ししよう、
わが家の庭先には樹齢7,80年ほどの
椿の木がある、
律儀に毎年たくさんの花を咲かせる、
万を数えるのではないかと思わせるほど
たくさんの花だ、
時期になると
毎朝数百に及ぶこの花を
片づけなければならない、
なんせ玄関脇だから放っとけない、
そこで今年は仕事量を減らそうと
咲く前に枝を切った、
ただ捨てるだけでは芸がない、
そこで花器に活けてみたという訳だ、
梅の蕾は花器に活けて綺麗な花を
見せてくれた、
さてさて
椿はこの状態で花を咲かせるのであろうか
楽しみである。

蝋梅

2025-01-25 14:33:18 | 花 及び植物

一昨日(1月23日)
北本市のカラオケ仲間のところに歌いに行った、
北本は私の住む高崎より
はるかに都心に近い地にありながら
ふんだんに農耕地が広がっている、
友人宅も広い敷地を有し
竹藪の処理に手を焼いている、
その一角には梅の木が5,6本、
蝋梅の木も3本ほどある、
帰りに
香りがいいから持って行けと言うので
梅と蝋梅の枝をもらった、
なんとも不均衡で美しさなど微塵もない
始末の悪い枝であることか、
香りを楽しもうと花器に挿して
玄関に飾った、
梅は未だ蕾も小さく目立たないが
その内花を咲かせるであろう、
緑はナンテンの葉っぱ。

花遊び(2)

2024-11-15 04:26:33 | 花 及び植物
                 白菊とサルビア・ガラニチカ

暇に任せてこんな遊びを思いついた、
どちらも自宅の庭に咲いていた花、
全くの自己流で“池の坊”ならぬ
“でくの坊”を名乗っています、
この間口の花器に立てるのに
頭を使った、
素焼きの小さな鉢を中に落とし込んで
その水抜き穴にビニールホースの切れっ端を
差し込みそれに差しこんだ、
花器は友人の手製を頂いたもの。

花遊び

2024-09-23 09:13:39 | 花 及び植物

同級生のLineグループに

富士山の麓に住む友人の投稿があった、

ススキ、吾亦紅、ミズヒキ、
野菊、山アジサイ 

など自宅の周りや庭に咲く草花を

花瓶に挿したもので

それなりの見栄えする写真であった、

その写真にヒントを得て

わが家の庭に咲く花たちを

花瓶に挿してみた、

大きい順に

① ムラサキルエリア
② ツルバキア
③ サフランモドキ(ピンク)
④ タマスダレ
⑤ ムラサキカタバミ
花々を直立させるため
ハナショウブの葉っぱを
加えてみた、

花瓶に挿して40分ほどして写真に撮ったが
ムラサキルエリアの花は少々萎み加減であった。