我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

阪神の爆走

2023-05-31 05:53:46 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

今年の阪神

2位のチームに6ゲームの差をつけて

首位を爆走中である、

特に目立つ選手がいるわけでもないのに

どうしたことだろう?

そこで5月の30日夜現在のデータを拾ってみよう、

 

順位 チーム名 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 勝差 残試合 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率 失策
1 阪神 47 32 14 1 .696 - 96 192 132 26 24 .252 2.61 26
2 DeNA 45 25 19 1 .568 6 98 181 168 42 8 .264 3.56 21
3 広島 47 24 23 0 .511 2.5 96 165 160 33 21 .245 3.11 23
4 巨人 48 23 25 0 .479 1.5 95 178 197 52 12 .247 3.98 18
5 ヤクルト 48 17 29 2 .370 5 95 161 197 43 28 .229 3.79 21
6 中日 47 17 30 0 .362 0.5 96 128 162 20 10 .242 2.99 36

こうしてデータを並べると色んな結果が見えてくる、

野球の華であるホームラン数を見ると

6チーム中5位と少ない、

トップの巨人の半分とは恐れ入った、

失策数でも中日に次いで2番目に多い、

それでいて首位にいるのだから面白い、

その結果は得点と失点の差にある、

ホームランは少ないけど繋ぐ野球と

投手の力による点をやらない野球と言う事だろう、

何はともあれ

何十年ぶりかで毎日野球の結果を

楽しみに見ていられると言う事は

うれしい!

たかが野球

されど野球である。

             上武大学野球場試合風景

       こんな風景をただぼーっと見てるだけでも安らぎになる


小沼のほとり

2023-05-29 17:35:07 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

5月27日、土曜日

久しぶりに赤城山に登った、

と言っても赤城山と言う山はない、

赤城山は赤城山群の総称である、

正確には鈴ヶ岳と長七郎岳に登ったと言うべきだろう、

(結果的にはどちらも頂上を極めてはいない)

昨年までは3人で登っていたが

今回は2人

と言うのは今年に入って一人に

重篤な病気が見つかり

山登りをやめていた、

ところが5月の下旬になって

赤城山の小沼のあたりで

シロヤシオが見頃を迎えているとの情報を得て

もうひとりのOさんと行くことにした、

朝7時に待ち合わせて出かけた、

1時間ほどで赤城の麓に到着、

手前に位置する鍋割山の駐車場は満杯状態、

眼下に前橋市内から関東平野を一望出来て

人気の山だ、

過去の山行はいつも私を除く2人が計画し

私は車の運転に徹していた、

Oさんの言うままに新坂平の駐車場に

車を停めた、

ここはガラガラだった、

久しぶりの山歩き、

どれほどあるけるものか少し緊張が有った、

クマザサの中に続く登山道は最初はなだらか、

2,3回登り下りを繰り返して

大沼(標高1,340Mにある湖)の見える展望のいい場所で休憩、

1時間ほど歩いたがシロヤシオが見つからないので

引き返すことにした、

続いて小沼の駐車場に移動した、

ここも満杯状態、

やっとスペースを見つけて駐車、

小沼の湖畔伝いに長七郎岳を目指す、

小沼の外輪山だ、

アカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジなどが

あちこちに群落をなしてきれいだ、

さすがに人が多い、

手に手にスマホやカメラなど撮影機材を持っている、

ここは整備された遊歩道が有り歩きやすい、

湖面にせり出したアカヤシオを

いろんな角度から撮影した、

長七郎岳の中腹で昼飯にした、

三々五々登山装備の人々が通り過ぎていく、

小沼湖畔と言い、

長七郎岳といい、

中高年の山歩きには最適だ、

小沼の標高は1,470メートルある、

この湖のほとりを歩くだけでも

山歩きの雰囲気は充分味わえる、

ここでOさんが

❝今日の山登りはここまでにしませんか?❞

と言う、

やっぱり

居るべき人がいなければ何をやっても

気分が乗らないし楽しめない、

Tさんの回復を願うばかりである。


美の神髄

2023-05-27 18:17:22 | 写真 及び絵画

5月の下旬

高崎市庁舎に併設するシティーギャラリーに

市民展を見に行った、

行きつけの理髪店のオーナーで

ゴルフ仲間でもあるSさんが出展して

大賞を取ったと聞いていた、

そればかりかSさんは先ごろ開催された

上野の東京都美術館に於いても都知事賞を

獲得したらしい、

私は写真にも興味が有りそちらも数多く

出展されているのでそちらも覗いてみたい、

幾つかに分かれた展示ルームの中で

Sさんの作品は焼き物なので

工芸の部屋に行った、

❝希望❞と名付けられた作品は

部屋の中央で光り輝いて見えた、

素晴らしい!!!

何がすばらしいって?

表現力がすばらしい!

部屋に入るなり❝ここにあるよ❞と

言わんばかりに目を引いた、

人の目を引き付ける魅力を持っている、

作品は実在する物体を表現したものではなく

作者の頭の中の創造物を具体化したものである、

人はこの世に存在しない想像物を形にして

見せられた時

何をもって美を感じるのだろうか?

❓❓❓❓❓

田舎の似非評論家は考えた、

美の神髄は❝調和❞すなわち❝ハーモニー❞にあり と、

❝調和❞がどうして❝美❞に結び付く?

調和こそ人の感性の落ち着くところ、

すなわち❝美❞なのである(あくまで持論)、

美を認識する主たる要素に

色彩、

形状、

大きさ、

更には対比なども関係するであろう、

これらを念頭に作品を見てみよう、

作品は非現実的なものだから現実との対比で

判断するしかない、

この判断には排除方式が適していると思う、

まず色彩

赤系統では刺激的過ぎる、

黒や白では無味乾燥

そういう意味では紺系は落ち着く、

模様も含めて色の

濃淡の付け方は現実を避けて秀逸、

そこが一番目を引く、

根気を必要としたに違いない、

次に形状

大きさ的には壺サイズであるが

あくまで非現実の創造物であることを

考えると❝おもしろい❞と言う点に落ち着く、

大きさは

人の目を引くと言う点では

適したサイズではなかろうか、

対比と言う点では

形状や模様などにおいても

既存のあらゆる美術概念から解き放たれて

独自の非現実的な世界を作り上げている。

 

もう一つ今は交流のない

知人の作品が目に留まった、

          「遺壁の中の楽師」

過去にも作品展で何回か目にしてきたが

哲学的な要素を帯びてきた、

今は市民展の審査委員も務めているようだ、

私が短歌を作っていたころの

謂わば 歌友 Oさん

早速メールをしてみよう。


神様の仕業(?)

2023-05-25 06:07:28 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

神の仕業としか思えない出来事がわが身におこった、

ゴルフの話、

5月22日 町の老人クラブの 

いやいや

正式名称:新町シルバーゴルフ会のコンペが有った、

参加者も年々少なくなる、

20数名いた会員も今では10数名、

この日の参加者は14名、

アウトとインに分かれてスタート、

俺たちは同伴競技者2名でアウトコースの1組目、

各ホールごとの結果を記すのは大変だが

久しぶりにボケ防止だと思って

記憶をたどって見る事にする、

 

1番ホール パー:5

テイーショットも2打目もいつになく順調、

4打オンの2パット:ボギー(6打)

 

2番ホール パー:3

ゴルフ歴40数年でホールインワンを達成した唯一の記念ホール、

なんとワンオンしながらスリーパット:ボギー(4打)

 

3番ホール パー:4

テイーショットはフェアーウエイキープでまずまず、

ところが2打目をチョロって3打目も乗らず4打オン、

ここからが最悪、

10ヤード程のパットを大きくオーバーさせて

なんと4パット:ダブルパー(8打)

あ~ また いつもの崩れていくパターンだなと覚悟した、

 

4番ホール パー:4

スリーオンして5メートル程あった

距離のパットが入った1パット:パー(4打)

取りあえず今日最初のパーが取れて安堵の胸を撫でおろす、

 

5番ホール パー:4

テイーショットをバンカーに入れたが

問題なく3打オンして2パット:ボギー(5打)

 

6番ホール パー:5

テイーショットはフェアーウエイをキープして

4打オンして2パット:ボギー(6打)

この辺が若くない俺の目指しているゴルフだ、

 

7番ホール パー:4

ここから奇跡が始まった!!!

テイーショットをバンカーに入れながら

2打目をグリーンサイドに運び

3打目をオンさせて

1パット:パー(4打)

 

8番ホール パー:3

162ヤードの比較的距離のあるパー3だ

ユテイリテイークラブで打ったテーショットは

グリーンを大きく左に外した、

ピンまでの距離およそ20ヤード、

63度のウエッジで打った2打目は

ピンそばでワングリップ

OKが出て:パー(3打)

 

9番ホール パー:4

テイーショットは真っすぐ

距離も出て申し分なし、

2打目オンして2パット:パー(4打)

 

ハーフ終わって8オ―バー:44打は申し分なし、

後半予期せぬ出来事の連発,

ここのところ

すっかり落ち込んでいたので

神様の叱咤激励か?

 

10番ホール パー:4

413ヤードとなるとシニアゴルファーには

パー5に等しい、

テイーショットは右の林さん家に

3打目でやっとグリーンサイド

4打目がなんとチップイン:パー(4打)

 

11番ホール パー:5

90度の左ドッグレッグ、

バンカー越えのショートカットを狙って打った

テイーショットは飛びすぎてカート道路まで、

シニアテイーグランドからのテイーショットを

2月から使用しているので距離感がつかめてない、

2打目は木の枝に当たったが

3打オン2パットで:パー(5打)

 

12番ホール パー:4

フェアーウエイキープで

難なく2打オン2パット:パー(4打)

 

13番ホール パー:4

思い出せないが

4打オンで1パット:ボギー(5打)

 

14番ホール パー3

139ヤードを8番アイアンでフルショット

ピンそば5ヤード程にナイスオン

1パット久しぶりに:バーデイー(2)

 

15番ホール パー:5

572ヤードと言う長いパー5

テイーショットから4打目までウッドを使用、

幸いなことに4打がグリーンオン

1パット:パー(5打)

奇跡に近い、

 

16番ホール パー:3

8番アイアンでテイーショット

グリーン左ピンまで15ヤード程に外す、

これを1ピンほどに寄せて1パット:パー(3打)

 

17番ホール パー:4

テイーショットは運悪く右の林さん家

後半ここまでパープレーできてる、

だがここで途切れると覚悟した、

2打目は出すだけ

3打目もグリーンオンならず

4打目でやっとオン1パット:ボギー(5打)

 

18番ホール パー:4

テイーショットは申し分なし、

こんな好成績なゴルフは仲間内では

2度とないのだからと同伴競技者が

厚い応援をくれる、

2打目でグリーンオン、

2パット:パー(4打)

 

有ろうことか

後半1オーバーで37打、

トータル    :44+37=81

ハンデキャップ :    -12

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

ネットスコアー :     69打

 

2位に9打差をつけて:優勝

ゴルフに見切りをつけてやめようかと迷っていた俺を

見るに見かねて神様がもう一回がんばれと

力を貸してくれたのであろう。

まわりに言われて気がついた

81打は現在80歳の俺にとっては

目標である

エイジシュート達成(年齢と同じかそれ以上の成績)に

1打及ばず 

残念無念。


南房総の旅(2)

2023-05-23 17:13:16 | 友人、知人及び同級生

              千倉漁港の水揚げ風景

旅の二日目は5時半頃目が覚めた、

いつもは4時頃目覚めてゴソゴソしているが

前の日の大坊岬のアップダウンのある散策路を

長時間歩いたので疲れたのだろう、

相部屋のAさんはまだ寝ていたので

邪魔にならないように散歩に出かけた、

漁港の雰囲気が残る道を20分ほど歩いて

港があると思われる方向に向かった、

上空に10羽以上のトンビが旋回しているのが

目に入った、

その下には岸壁に沿って囲いも壁もない

簡素な造りの平屋が有って

人々が忙しく働いている気配、

岸壁に横付けされた漁船の

魚を荷揚げしているようだ、

近づくとまぎれもなく荷揚げ作業中、

そのおこぼれを狙ってトンビが集まっている、

魚の選別をする作業を見ていたら

おこぼれどころか選別された箱の中の魚を

人が近くにいてもさらっていくではないか、

それも一羽や二羽ではない、

隙あらばの体制で構えているのだ、

それでも追い払う仕草は一切ない、

そんな風景を20分ほど眺めて宿に帰った、

朝飯を済ませて9時に宿を出発、

今日も相変わらず曇り空、

時折小雨がパラつくので傘は手放せない、

大雨の予報だったので良しとしよう、

あちこちにリゾートマンションの立ち並ぶ

海岸線を走ること凡そ1時間、

今日最初の目的地は

房総半島最南端の野島埼灯台、

付近一帯は土産物店や生きた貝などを売る

店のあるちょっとした観光地、

300円払って灯台に上がってみた、

曇っていたので

太平洋が一望という訳にはいかなかった、

打ち寄せる太平洋の潮騒を聞きながら

灯台の周りの散策路を一回りした、

             野島埼灯台から見た海岸線

            野島埼灯台

 

            安房神社

安房神社は野島崎から車で10分ほどの距離、

古くて格式の高い割には知名度が低い、

境内は広くて古木も多く

隣には野鳥の森が有り観察館もある、

近くにはテレビでもよく見る

摘み取りのできる白間津と言うお花畑が

有るらしいが霧雨が降っていたので

寄らなかった、

全体での観光はここで終わり、

昼食を予定した鋸南町の❝ばんや❞と言う

食堂に向かう、

ここは何でも漁協の運営する超有名な食堂で

1時間、2時間待ちは当たり前なんだとか、

運よく30分ほどで席を確保して

料理を注文、

すし飯にマグロの切り身が上に乗る

鉄火丼を食べた、

うまい!

評判に違わぬうまさ、

充分満足した、

2時頃近くの金谷港で3人と別れて

最後の訪問地鋸山に登った、

ここには乾坤山 日本寺というお寺が有り

座高31メートルを誇る日本一大きな

大仏様が鎮座して下界を見下ろしている、

その他更に厳しい坂道を登っていくと

❝地獄のぞき❞と称する展望台が有り

30分ほど並んで覗き見た、

東京湾や房総半島を一望する

お勧めの景勝地である。