我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

ブービーメーカー

2022-08-31 04:50:32 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

他の競技でも使われているのかどうかは知らない、

ゴルフ競技では

ブービーメーカーとは最下位のことである、

ブービーが最下位から2番目を指す言葉で

最下位から2番目を作り出す人だから最下位

つまりビリという不名誉な言葉である、

町内のシルバーゴルフ会で参加者9名中9位

と言う不名誉な成績に終わった、

ハンデキャップを引く前のグロス(97打)では5位、

ハンデを引いた成績つまりネット(85打)で

前月に続き最下位と言う不名誉な成績を記録した、

何たる屈辱!!!

若い頃なら自分自身に対する不甲斐なさに

怒り心頭で夜眠れないほどであろう、

最近はそんな闘争心など どこ吹く風 であるから不思議だ、

自分で言うのも変な感じだが

人間が丸くなったのかな?

何事も なるようになる である。


アイドルグループ

2022-08-30 10:20:18 | ノンジャンル

道の駅「ららん藤岡」のイベント会場には

ステージがあって土日の祝祭日には

県内を拠点とするアイドルグループが

踊りながら歌うパフォーマンスを披露する、

最近の若者たちの歌には踊りが付きもの、

しかも結構激しい、

歌より踊りの方が価値を感じる、

自分が動けないからだろうか、

広場の様子も見ていると面白い、

前列に陣取った若い娘たちは

グループの踊りに合わせて手拍子したり

ステージの踊りに合わせて手足を動かして動かす、

田舎のアイドルとは言え

それに憧れる少女たちもいる、

広場に集まった100人ほどの観衆の中には

望遠レンズを装着したカメラで写真を撮っている

男たちの姿も目に付く、

通りすがりには見えないのでこのグループの

追っかけなのかもしれない、

写真展の傍ら夕方広場を覗くと

ステージ上でサイン会をやっていた、

列に並んだ人たちを見ると

意外に中年男性が多い、

家庭を持つこともなくこんなことで

憂さを晴らしているのかもしれない。

 


水遊び

2022-08-30 07:18:21 | ノンジャンル

写真展をやっていた会場の前にイベント広場がある、

夏休みで連日子供連れの親子でにぎわっていた、

子供は水遊びが好きだ、

広場の一角に地面から噴き出す噴水が有って

濡れながら遊ぶ子供たち、

見守る大人の眼差しも嬉しそう、

夢中で遊ぶ姿は格好の撮影対象だ、

だからと言って特定の子を対象に撮影は出来ない、

人権侵害(?)

なんかそのような犯罪になるらしい、

だが幼子の夢中で遊ぶ愛らしい姿を撮りたい時は

親の承諾を得てから撮る、

ほとんどOKしてくれる。


松柏100句選より(6)

2022-08-27 22:40:45 | 俳句、短歌、及び文芸

(79) 朝霧や 雪の棚田の 星峠

旅の記録としては

リズムが良くていい句なんだろうけど

いまいち名詞ばかりで幾ら噛んでも味がでてこない、

いっそのこと語順を逆にして

「星峠 雪の棚田に 霧が這う」

或いは地域を広げて

「越の国 雪の棚田に 霧が這う」

何となく旅に来てであった風景っぽくない?

 

(82) 安曇野の せせらぎの岸 猫柳

余りにもそのままではないだろうか?

「安曇野の ゆるき流れに 猫柳」

ゆるやかな流れに浸かって猫柳が芽吹いている、

動詞を入れたことで句が柔らかくなると思うけどいかが?

 

(86) 彫もの 背にも花散る 別所の湯

注釈を読むと「彫もの」は「彫りもの」と解釈して

久しぶりのヒット作です、

「背にも花散る」がいいね、

実際にその背に散っているわけではないのだろうけど

温泉で出会った若者の背中の刺青と

桜の季節がオーバーラップして

いい句です、

 

(90) 海峡を 眺めて食す 河豚旨し

河豚と言えば下関の地名が自然に出てくるので

海峡は海峡でいいだろう、

「河豚旨し」が当たり前すぎて面白くない、

「海峡の 眺めも河豚を うまくする」

でどうだろうか?

 

(93) 沖合の 岩場にちらちら 夜釣りの灯

夜釣りと決めてしまえば読み手の想像する余地が

なくなって面白みがないのでは?

名案が浮かばないが

「旅の宿 夜釣りの灯りが 気にかかる」

あたりでどうだろうか?

 

(95) 国東の 仏の里の 仁王石

国東と言えば仏の里の代名詞みたいな地名です、

その意味では国東の文字は

読み手のイメージを膨らませるには便利だけど

半面句が一般的になりやすい、

個性のある句にならないと言う欠点もある、

そこで国東は寺の数は多いけれど廃寺となった寺も多いと聞く

「国東の 廃寺を守る 石仁王」

作者の見た現実とは異なるけれど

ちょっと目線を広げて見る事で

隠れた一面が見えてくることもあると言う事です、

 

今回はここまでで失礼。

(画像は箱根の湿性花園にて)


50%の満足度

2022-08-26 06:18:04 | 老いの暮し

老いの暮しは儚(はかな)い、

何もしなければ唯死を待つだけの準備期間になりかねない、

それにストレスを感じなければそれもいいだろう、

病気やケガが有ればそれとの戦いの日々となる、

だがともすれば病気がある訳でもない

ケガをしているわけでもないのに

満たされない思いを抱きながら

漫然と過ごす日々のなんと多い事か、

残された年月は永くはない、

そこで後悔だけはしたくない、

最後には

❝あぁ いい人生だった❞

と思えるような日々を過ごしたいものだ、

そこで今自分は後悔の無い日々を過ごしているだろうかと

振り返ってみた、

50パーセントの満足度と言うところだろうか?

自分も連れ合いも子供(2人)たちの家族も

当面生活に支障をきたす障害がないと言うのは大きい、

経済的にも人並みに趣味や娯楽を楽しむことが

出来ているのは幸せの極みだ、

だがこれをもって何もしなければ後悔が残るのは必定、

自分が日々の楽しみとしている趣味を上げてみた、

① ゴルフ

② うたごえ カラオケ

③ 写真撮影

④ 山歩き

⑤ 旅行、ドライブ

⑥ ブログ

小さな楽しみにすぎないけれど

これらを飛び石を渡り歩くように

楽しみながら日々を過ごしている、

時には同級生などと誘いあって

計画性のある旅行や

体力の限界に挑むような

大きな楽しみも持ちたいと思う。

 

(写真は箱根の岡田美術館)