我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

城と桜

2024-03-03 04:59:23 | 写真 及び絵画

                                     高崎城址、乾櫓と桜

今年も所属する写真クラブの写真展が近づいている、

そろそろ出展作品を決めなければならない、

新しい作品を選ぶのが常識だが

最近は齢のせいかあまり撮影に出かけない、

そこで今年もタイトルを決めてシリーズで

出展することに決めた、

これなら古くても違和感はない、

去年は国宝の城シリーズで出展した、

今年も城の写真を中心に据えて

題して「城と桜」とでもしようか、

脳裏に浮かぶ写真は幾つかある、

城は写真にすれば魅力に溢れている、

時代を象徴する美しさが有り

加えて歴史も秘めたロマンがある、

 

最近は早朝に目が覚めるので

布団から抜け出してパソコンを立ち上げ

選ぶ作業に没頭している、

城を収めたフォルダーを選択して

桜の写ったファイルを選び出す、

一枚一枚が懐かしくもあり

楽しい作業が続く。

              藤堂高虎と今治城

一昨年3人の友人と車で本四(本州四国)架橋巡りした時の

忘れられない写真、

             長野県、松代城址の桜

             新発田城、二の丸隅櫓と桜

残念ながら桜の時期に一足遅く貧弱な桜しか取れなかった、

                          行田市 忍城の桜 

小規模なお城だが一見に値する魅力を秘めている、

 

写真展は6月だから今年の桜も撮れるので

じっくり選ぼうと思っている。 

 


伊美神社(いみ、、、、)

2024-02-17 07:03:06 | 写真 及び絵画

純白の神職の衣装に身を包んで

恭しく祭壇に祝詞を奏上する風景、

都会ではあまり見られない

懐かしい風景である、

どんど焼きの火をつける前の

五穀豊穣、家内安全のお祈りであろうか?

この写真は

国東半島伊美町の伊美神社前の空き地で

行われていた祭事を撮ったもの、

捨てがたくアップした、

神主の後ろには住民十数名が

慎ましく首(こうべ)を垂れていた、

この日国東を訪れた目的のひとつに

半島の沖合に浮かぶ姫島に渡ってみたい

と言う希望もあった、

というのも

この島には子供たちが白装束に身を固め

狐のお面をかぶって踊るお祭りがあると聞いて

それが永い間私の憧れになっていた、

この町の港からフェリーが就航しているが

渡るには時間が足りない、

せめて港を確かめるだけでもと来た、

フェリーの着岸を見た帰りの道すがら

写真の風景に出くわしてシャッターを押した、

序(ついで)にこの神社には珍しいものが

祭られているの言うので案内役の義弟に従った、

それは本殿から少し離れた木立に囲まれた

一角に粗末な社が建っていた、

社(やしろ)の前には高さ1メートルほどの

御影石の鳥居が3基、

下はコンクリートで固められ参道になっている、

だがこの鳥居はどう見ても

腹ばいでなければ潜(くぐ)れない、

潜った先の薄暗い社の中には世にも珍しいご本尊、

日本三大珍宝だと称する石で作られた珍宝のご本尊が

そそり立っていた、

安産や子育てなどを祈願するご本尊であろうが

それを確かめもしないで

2礼2拍1礼してからカメラに収めた、

またこの神社前の参道には石造の太鼓橋が有って

昔の石工の技を保存していた。

             フェリー・ひめしま丸 

 

          三基の鳥居とご本尊

                石造の太鼓橋


散歩の土産

2024-02-10 06:35:10 | 写真 及び絵画

出かける用事もなく家でゴロゴロしていた、

4時半頃になって暫く白鳥の様子を見ていないので

散歩を兼ねて見に行こうと

小型のカメラをポケットに入れて出かけた、

白鳥のたまり場は散歩ルートの土手からは

200メートルほど離れた位置に見える、

だがこの日は全くその姿はなかった、

ここのたまり場は餌場ではないので

常時みられるという訳ではない、

時間帯によっては白鳥たちは餌を探しに

出かけてしまう、

已む負えず通常の西向きの散歩ルートに歩を進めた、

いい塩梅に空が焼けてきた、

川を横切る橋の上へと急いだ、

そして撮ったのが上の写真、

白鳥は取れなかったけど

代わりにいいお土産が出来た。


群馬から見た富士山

2023-12-29 21:28:00 | 写真 及び絵画

           ① 太田市金山から見た富士山、

           ② 赤城山の小沼から見た富士山

         ③  沼田市の鹿俣山から見た富士山

数日前に渡良瀬遊水地で撮った富士山の写真を投稿した、

それに続いてラインの群馬に居住するグループ仲間に

こんな質問を試みた、

❝群馬県内から富士山を見たことが有るか?❞

実際に直線距離で富士山に最も近い

群馬の最南端の県境から富士山までの

距離は80キロ程度であろう、

だが県南部は深い山に囲まれて展望は

全く無い、

県中央部高崎、前橋地方から北に至っても

平地では秩父山群が視界を遮って見えない、

それ故に県中央部で僅かに見えるのは

標高1500メートル以上の赤城山とか

沼田地方の鹿俣山等の山々に限られる、

ところが県の東部からだと事情が少し違う、

秩父山塊の2,000メートル級の山々を避ける

ことが出来るからだ、

だから200メートル程度の山からでも

見ることが出来る、

それが①の写真

群馬県民の多くは県内で富士山が

見られるとは思っていない、

その為にこんな質問が成り立つ、

結果 

グループの5人中

2人は見たことが有る、

3人は群馬県内から富士山を見たことはない、

と言う結論になった。


渡良瀬遊水地

2023-12-25 10:37:51 | 写真 及び絵画

友人が雪を被った富士山の写真をラインの

グループサイトに投稿した、

富士山の写真を撮りに行ってきたのだそうだ、

これを見て私が下の写真を投稿した、

そしてこんな質問をしてみた、

「これは どこで撮った富士山でしょう ?

 これが分かればあなたは可なりな富士山通(つう)、

 富士山をよく知る富士山博士に任命します」

半日もしないうちにデジカメの仲間の一人から

「渡良瀬遊水地」の答えが投稿された、

正解

渡良瀬遊水地から撮った富士山である、

この間の距離は150キロほど離れているが

意外と大きく見える。