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アカデミー作品賞をとってブラット・ピットがプロデューサー及び出演した映画なので観ておきたかったが、
予想していたとおり、初めから終わりまで観る者にはかなり辛い映画であった。
家畜のような扱いで虐待され続けた主人公を演じたキウェテル・イジョフォーの
怒りと絶望感の中にも決してあきらめない意思を感じる表情が忘れられない。
そして主人公ら黒人奴隷を所有物としてしかみていない白人たちの中で
唯一の理解者としてブラット・ピットが現れた時は、私自身も彼が神さまのようにみえた。
体調不良で満身創痍のように感じている時に観る映画ではなかった。