とっても久し振りにスペイン旅の続きを…
さて。このグルグル渦巻きはなんでしょ~か!
サグラダ・ファミリアの途中で中断していたので、ココもサグラダ・ファミリア内です。
この渦巻きは、併設されたショップでポストカードにもなっています!
随分前に、エレベーターで鐘楼に上がって建設現場といい眺めをupしましたが、帰りはひたすら階段です
最初は大きくグルグルとこんな感じ。少し前を歩く方々が見えます。
人ひとりが通れる程度の狭さです。
ん~、そろそろ渦巻きの正体が分かってきましたかぁ~?
そうです。
正解は螺旋階段!!!
螺旋階段の始まりから真下を撮影。
ゆったり回ってたのに、最終的にグルッグルになります(笑)
これ、幅が狭くて急で結構怖いです。私の足が写ってるので狭さが少しは分かりますかね~???
これはゴールから真上を撮影。
怖かったけど………でも、結構楽し~~~
建設現場を間近で見て、バルセロナの街を眺め、螺旋階段でキャ~キャ~言いながら降りる。コレ、オススメ
思いがけず連続でスペイン旅とは違う話をupしましたが、話は旅に戻りまして
サグラダ・ファミリアは、建築物としてや外観の彫刻の方が注目されていますが、聖堂内部もとても素晴らしいのです…
今回は、祭壇のキリストを。
最初の写真は、遠目からですが、こうやって見ると天から光が降り注いでるようで、それはそれは美しい場面だと思いました
がっ
近くで見ると………不謹慎にも『落下傘部隊…っぽくない!?』と言ってしまいました(笑)←あ、笑っちゃいかんですよね。
でも、傘が…
しかも、ライトのほかにも、周りに葡萄がついてる(なってる??)のですが、これはパンと葡萄酒の葡萄を意味してるのかしら
あ、これ私の勝手な想像なので、全然違うかも知れないのですが。
でもパンがないなぁ~とか思ったり。
疑問がいっぱいです。。。
しっかし、落下傘部隊だよなぁ~と思ってしまう私は、やっぱりバチ当たりかな!?
最後に哀愁の背中をハイキーで。表れてますかね~
聖堂内部の写真はまだあるんですが、ちょっと別角度から。
チケットを買う時に、できればエレベーターで鐘楼に上がれる券を買う事をオススメします。
何も考えずに買ったけど、これは絶対にいいっ
眺めはもちろんですが、建設現場の近くへ行けます!!!
この現場、地上からだとクレーンばっかり目立っててイマイチ分からないですが、こう近いとまだまだ建設途中なのがよく分かりますね。
足場もしっかりしてます……って、当たり前ですが(笑)
だって、こんなのは鐘楼に上らないと絶対に見れないから、こんな事にまで単純に感動。
で、もちろん絶景ですっ!山側。
ちょっと方向を変えて海側。
ちなみに。
エレベーターの時間は決まってるので(チケットに書いてあるので)、聖堂内を見て感動して乗り遅れないように
鐘楼から降りたあとも聖堂内は見れますので、どちらも時間の限り堪能できます。
引続きサグラダ・ファミリア♪
聖堂内部は、ステンドグラスによって彩り豊かな光が差し込んでいて、暖かな輝きに満ちていました。
ステンドグラスの色の配置が微妙に違っていました。
なので、1つ1つ見て行っても見飽きることなく、あっという間に時間が過ぎていきました。
その場その場の色合いが本当にキレイ~♪
360度…そして天井も見どころ満載♪
時間が許す限り見ていたいので、ツアーは無理だなぁ~と改めて思いました。
絶対に集合時間を守れませんっ(笑)
いよいよサグラダ・ファミリアの中へ♪
聖堂内部は、まるで森の中にいるような空間でした。
柱と柱の開口部からは、光が降り注ぎとても明るいです。これも光を取り込むような設計だから。
上を見上げると、柱が枝分かれしています。これが屋根の重みを支えてるんだそうです。
ガウディは、例えばカサ・ミラなどの波打つ建物は人骨や巻貝など身近なものを参考にしたと言われていますが、サグラダ・ファミリアも樹木にヒントを…同じですね。
建築物としても、観賞としても細部に至るまで素晴らしく完璧。
天井は棕櫚の葉をイメージ。
この構図は、現地で売ってた絵ハガキを真似してみました♪
ステンドグラスが彩り豊かな光を聖堂内部に産み出していてとても幻想的でした。
私は観賞用として、いつも人を入れずに撮ってしまいがちですが、さすが世界文化遺産。こんな感じで大混雑でした♪
地下鉄を降りて地上への階段を上がると、サグラダ・ファミリアの麓に出るので、まずは通りの反対側に渡って、公園から全体を眺めました
サグラダ・ファミリア。聖家族贖罪教会。。。
何度もテレビや写真で見て『いつかは…』と憧れていた場所に漸く来れて大興奮でした!
車や歩行者がいない隙に全体像を撮ってみました
こちらは、入口のある受難のファサード。
この4本の塔はパイプオルガンを表していて巨大な楽器を表現しているそう。
彫刻の説明はのちほどするとして………
入場者の列が既にできていたので、サグラダ・ファミリア沿いに並ぶ事に。
これは反対側の生誕のファサード。
生誕のファサードの近くまで列は続いていました。
こちらの4本の塔はピアノだそうです。
現地で並ばないように事前にチケットを購入できるのですが、まだまだ建設中のところを眺めながら並ぶのもいいと思いました。
だって、反対側まで回っても1時間以内に入場できたし。
その間、サグラダ・ファミリアを眺め並んでる人たちの人間観察もして、何気にあっという間(笑)
先ほどの受難のファサードまで戻っていよいよ入場
キリストの苦しみを表現したファサードで、キリストの最後の晩餐から埋葬までを表している彫刻です。
日の沈む西側を向いています。
この全体的に直線な彫刻が冷たさを表しているような…生命を寄せ付けない印象でした。
…"寄せ付けない"と言っても、ここから入っていくんですけどね
よく見ると顔が描かれてないのですが、抽象化することで悲痛な内面を表現してるんだそうです!
イエスの足元には頭蓋骨が1つ置かれていますが、これは死の象徴。
反対に、東側を向いて朝日に照らされるように設計されている生誕のファサードは、ガウディが存命中に完成した唯一のファサードです。
キリスト誕生の喜びを表現し、誕生から幼少期の物語を彫刻で表しています。
こちらの彫刻は、ビックリする事に生身の人間や動物に石膏を塗って型どりをしたんだそうです!
この方法でリアリティのある生き生きとした彫刻が生まれたという訳です。
確かに今にも動き出しそうで怖い程でした。
ちょっと写真が多くなっちゃいましたが、次はいよいよ聖堂内部へ
働く方々。
旅の中で一番楽しみにしていたサグラダファミリア。
あまり興味のない方でも、まだ建築中の建物でしょ?くらいは知ってる有名な教会
いつ完成するのか?本当に完成するのか?という疑問がありますが、漸く終わりが見えてきたようで、2026年とも言われていますが、現地では2030年完成を目指すと報じられているとか♪
完成模型は教会内にありました。
受難のファサード。ここが入口です。
入場するのに並んでる場合、受難のファサードから左側の教会沿いのこちらに並びます。
生誕のファサード。受難の反対側です。こちらが出口。
おっちゃん写真に夢中w
こちら側が主に建設中のようです。栄光のファサード。
笑顔のおっちゃんw
↑ ちょっとだけ背景の教会内が見えてますが、キラキラきれいで気になるでしょ?(笑)
次から、いよいよ外観、そして教会内を何度かに分けて詳しくupしていきます
夜のカサ・ミラ(Casa Mila)
フラメンコを鑑賞したあと、ホテルに戻る前に地下鉄を途中下車。
いろんな名所のライトアップを見たかったけど、広いバルセロナ。全て見れないので、カサ・ミラだけ見てきました。
波打つ外観が本当に不思議。
そしてライトの色で、帽子を被ってるように見える屋上(笑)
カサ・ミラだけ浮き立って見えて、とてもキレイでしたぁ~
翌日の昼、建物の中と屋上を見に訪れます。
1つ前の記事でちょっと書いてしまったけど……
もしこの旅が一人旅だったら絶対に行きそうにない場所に連れてかれました
まぁ、それは私が今まで全く興味のなかった芸術家だからなんだけど、、、
ここを訪れてたくさんの作品を自分の目で見て、今までの無知が恐ろしくなりました。
たった一部の作品だけで拒否してた自分が本当に恥ずかしい。
これは確か教科書にも載ってて一番知られてる…のかな。
という訳で、もうお分かりかと思いますが、ここはバルセロナ王立美術サークル。
Salvador Daliの作品が展示されているところです。
彫刻、絵画、版画、写真などなど700点以上だそうっ!!!
幾つも小部屋に分かれていて、1階と地下、そして1階の奥と…確かにお腹いっぱいになりました。
私がカメラを持ってるのを見て、入口のお姉さんが『撮っていいよ』と言ってくれました。
写真がOKなんて珍しい!随分気前がいい美術館だな~と思ったけど、この世界観はとても文章ではお伝えし切れないので(苦笑)、やはり撮影OKでないとっ!
これも衝撃だったな~。
アヴェンジドのCity Of Evilというアルバムのジャケットを思い浮かべました。こちらの方が随分繊細で幻想的なので見た目の印象は違いますけど。
&、かなり好きです
スケッチも多くありました。「え?書きかけ?」と聞きたくなるような画もあったけど、それもまた芸術なのかしら、、、
突然ダリにどっぷりハマった訳ではないですが、今回の機会がなければ一生気になる事も知る事もなかったか…と思うと、人生が勿体ないっ!とさえ思いました。
時間があればダリ美術館も訪れたかったです。
ちなみに、バルセロナから電車で2時間程の町にあります。1日かかりになってしまいますねぇ~。終日バルセロナ滞在の旅だったら、日帰り旅行にちょうどいいですね
ちなみに。
ココまで書いて今更ですが、私は一番最初に載せた絵が一番好きです全体の世界観が、色彩が、水面下の発想が、吸い込まれそうな雰囲気が。
この絵。
今までの私なら、この芸術家(画家)の作品を観に行こうなんて少しも思わなかったけど、
ちょっとのきっかけがあれば、新しい世界を知ることができて、今まで思い込みで拒否してた部分があったことを知る。
先日のバレエもそうですが、去年は、今まで選択しなかったような新しい地に少し踏み込む機会が多かったかなと思う。
今年は新しい事、なにかあるかな。
もう少し視野を広げて多くの事を吸収していきたいな~と思う。
さぁ、今年はどんな1年になるかな♪