いよいよアルハンブラ宮殿も少しずつupします♪
アルハンブラ宮殿を観光するためには、日にちと入場時間の入ったチケットが必要です。
朝一番に並べば当日その場でも購入できるようですが、やはり事前に入手しておくのがよいと思います。
広大なアルハンブラ宮殿で、チケットが必要なのは、要塞アルカサバ、ナスル宮殿(ナサリ宮殿)、離宮ヘネラリフェの3ヶ所。それ以外はフリーゾーンです。で、入場時間はナスル宮殿への入場時間なので、要塞と離宮は前後しても大丈夫のようです(しかし午前と午後の大まかな時間制限はあります)。
まずは、Alcazaba(アルカサバ)という要塞に入りました。
要塞からグラナダの街並みを。
このグラナダという街はシェラ・ネバダ山脈に沿ったように位置しているのですが、ここに立つとそれがよく分かります。
街の後ろには山がそびえ立ってる。
グラナダは、イスラム時代最後のナスル王朝の首都として栄えた街ですが、グラナダが最後まで陥落しなかったのはこの山に守られてたせいもあったのかしら?とか思いながら眺めてみたり。
森の先に今回のお宿、アルハンブラパレスが見えました♪宮殿からこんなに近いんですよ!!そして同じ高台だから見晴らしもいいっ(←しつこい、笑)
要塞から見たアルバイシン地区。
1コ前にupしたサン・ニコラス広場は、この写真の左上にめっちゃ小さく写っています(笑)煙突のある家みたいに見える建物の前が広場になってるんです…と説明してもやっぱり分かりづらいですね、、、
ちなみに、広場からアルハンブラ宮殿を見た写真ですが、この右側の建物全部が要塞です。よ~く見るとポツポツと人間らしき点が写ってるのですが、この人たちは、上の写真の景色を見てるんですね~。
この要塞の所要時間ですが、広いせいもあってあっという間に1時間くらいになりました。
宮殿の入場時間が迫ってる場合は、要塞を後に回した方がよいくらい広いです。
それに、日陰も少ないので暑い時期に行く時は時間を多めに見ておいた方がよい場所です。私もメインに行く前に体力消耗しました(苦笑)
ちなみに、要塞は、レコンキスタ(国土回復運動)によって勢いを増したキリスト教徒軍の侵攻に備えて13世紀中ごろに建て、今に残るこの形になったんだそうですが、既に9世紀後半にあった要塞を基に作ったため、宮殿では最古の建物なのだそうです。
レコンキスタって懐かしい響きですね…と高校の世界史の授業を思い出してみたり(だいぶ遠い昔か!?)。
しっかし、歴史を何となく知ってても、スペインにイスラム教徒の宮殿があって、イスラム時代の街並みが残るアルバイシン地区があって、両方とも世界遺産だなんて不思議な気がします。
「Al…」という言葉から始まる名前からもイスラムっぽいな~って感じるのですが、そのまま名前も形も残っている(モスクを大聖堂にという改修はあるものの、当時のままのイスラム建築が現在まで残っている)というのが本当に不思議でした。