剱岳 2020.9.14

先月、超かっこええ剱岳に行ってきました♪

一日目は室堂から剱澤小屋まで。
今年、春以降初めての小屋泊（外出自粛明けは東京・神奈川で日帰りばっかりだったから…）。
ひっさびさにでっかい荷物を背負って登る初日が、何よりも一番不安だったりしました（笑）
剱の鎖場・岩場・カニのタテバイ・ヨコバイは、ワクワク楽しみでしかなかったです♪

室堂到着はお昼近かったので、いい天気だけど雲が湧いてきていました。


遠出～♪山小屋泊～♪♪北アルプス～♪♪♪
なんか、「私にもやっと夏が来た！！！」という気持ちになり嬉しくなりました。
でも、この時期の山は少しずつ秋の気配なんですけどね…。


小屋へ向かう途中、雲の切れ間から剱が見えた瞬間。
一瞬だけ姿を見せてくれるのもなんだか神秘がかってる感じがしたりして。


二日目。
この日に剱を目指すはずが、早朝から分厚い雲で午前中には雨が降る予報だったので、剱澤小屋で終日過ごしました。
一日暇過ぎる！何しよう？？？と思ったけど、朝食の後爆睡（笑）
近くに雷が落ちたような音でビックリして起きたら、外は大変な雷雨でした！
その後は、また昼寝したり、雨の止み間に小屋の外に出たり、立山特集の雑誌で立山開山とか立山信仰を読んだり。
翌日に源次郎尾根から剱に登る方々のお話を興味津々で伺ったり（笑）
意外にあっという間でした。



そして三日目、最終日。
小屋から見る剱岳は、ただただ圧巻です。剱澤小屋さんは、最高に最高のロケーションです！

この日に登頂してそのまま室堂まで下山し、更にそのまま家まで帰る予定だったので、夜明け前に小屋を出発しました。
剣山荘を超えて一服剱に行く間にだんだん明るくなってきました。

これは一服剱あたりで大日三山あたりを撮った…んだと思います。
いい天気でテンションが上がりまくってる時（笑）


これがカニのタテバイ。
どこを登るねん？って感じですが、写真左側に鎖があるんです。
なんか、あっという間に登って消化不良でした。もっと登りたかった（笑）


後日、ある方に剱の感想をいろいろ話したら、「目の前の岩をただ黙々と登ってる姿が想像つく、笑」と言われましたが、きっとそんな感じだったかも。
そして、途中で楽しくなった瞬間にニヤニヤ笑ってたと思う………かなり怪しい人だったかと（笑）

これは山頂手前で、来た道を振り返って感動してるところだと思います。
立山信仰で剱岳は針山地獄とされています。
遠方から見てもギザギザしてるけど、近くでも一層ギザギザしてて、そう言われるのもホント納得。


山頂では、どのお山でも必ず湧く達成感…以上の達成感に加え、ずっと憧れて遠くから見てた山の頂にいるんだ！という嬉しさと、改めて岩場の楽しさも感じました。
でも、登山者がとっても少なくて自分のペースで登れたし、ご覧のとおりお天気にも恵まれ、とってもよい条件で登れたことがラクに楽しく登れた理由ではないかと思います。
本当はもっと写真を撮りたかった気もするけど、また数年後に来てそうだしね（笑）



写真はないですが、帰りのカニのヨコバイが一番楽しかったなぁ～♪
もっとヨコバイを歩きたかった（笑）

室堂からのバスの時間もあるので剱澤小屋に戻って急いで荷物を準備して、小屋からの下山は少々急ぎ足でしたが、室堂までの道は晴天の中の天空散歩のような気分で気持ちよかったです。剱御前小舎からの下りの景色がホント気持ちいいんです、立山室堂をぐる～っと見渡せて。


岩場が好きで、去年の鷹取山から始まった私の剱チャレンジ（と勝手に命名）。
世の中のことを考えると今年は無理かなと半ば諦めていましたが、予定通り今年登頂することができて、またひとつ思い描いていたことが叶った瞬間でした。
これからも自分のペースでいろんな景色を見たいと思います。