縦走も後半になり大日岳からの剱岳を最後に長い下りに入った。剱御前小屋から駐車場までの長い行程はこの縦走の中で一番長く、足への負担が心配された。何とか観光道まで降り立ったときは気が抜けて呆然とベンチに座ってしまった。
二日目宿泊場所の剱御前小屋に着く間際から雨が本降りとなり、その雨が夜半になって風を伴って小屋を激しく打ち付けて幾度も目を覚ましてしまった。しかし翌日の好天気を念じながら眠りについた。その甲斐あって翌日は晴れ間ののぞく好天気となり、感動をもって立山をみることができた。
剱の岩場は半端ではないので雨だけは降らないでくれと願っていたが、ポツリポツリ雨が落ちてきた。合羽を着ての岩登りは足が上がりにくく足場の確保が難しく時間がかかってしまう。その上ガスがかかっているのでルート予測が難しくしばしば立ち止まってしまった。緊張の連続で余計な力が入り体力を消耗してしまった。しかし引き返すことも出来ずひたすら前進をした。
写真を整理していると、今年の夏縦走したときの写真を見つけたのでブログを書いている。北アルプス三大急登の早月尾根から縦走を始めたが第1日目は登り一辺倒で早月小屋での宿泊だった。翌日からの岩場を無事通過できることを祈って夕食までの間ビールを飲み干していたが小屋の主人に言わせると天候は余りよくないとのこと。この続きは次回に。
大山に登るたびに天候に恵まれず剣が峰を見たことがなかった。弥山では風もあまりなくのんびりとコーヒーを飲むことが出来た。剣が峰にはかなり前から登山が禁止されていてロープが張られているので未だ頂には達していない。しかしそのロープを越えて登っている輩がいる。そんな光景を見るたびにルールを守らない輩が腹立たしくもあり残念でならない。私だけだろうか。
一年ぶりに伯耆大山に登った。11月はじめの寒波で雪が降ったのか所々に雪が残っている。海岸からせり上がっている独立峰は標高以上に魅力的な山だ。他に鳥海山が思い浮かぶ。
何時もはっきりしない天気で風景をゆっくり見ることが出来なかったけれど、今回は快晴でよく見ることが出来た。稜線登りは疲れるけれど風景に癒される。
何時もはっきりしない天気で風景をゆっくり見ることが出来なかったけれど、今回は快晴でよく見ることが出来た。稜線登りは疲れるけれど風景に癒される。
アップダウンを繰り返しながら、いくつかのピークを越えると最後の登りとなった。三の鎖の分岐から二時間が過ぎようとしていた。狭いピークに着くとヘルメットをかぶった重装備の先客が1名ビデオを撮っていた。
暫くするとその先客も石鎚の方へ去り、私一人ピークに取り残される形となった。石鎚の喧噪を離れて一人至福の時を過ごすことが出来た。次週は大山に!!
暫くするとその先客も石鎚の方へ去り、私一人ピークに取り残される形となった。石鎚の喧噪を離れて一人至福の時を過ごすことが出来た。次週は大山に!!
北壁の石鎚はよく見ているが南壁の石鎚も魅力的だ。面河道も久しく登っていないので新鮮に感じる。今年の紅葉は例年より早く面河渓の方まで下りてしまっている。コルから西に目を向けると高瀑渓谷の紅葉が目に入ってくる。
来年新緑の頃に訪れてみよう。
来年新緑の頃に訪れてみよう。
久しぶりに高瀑上部のコルに来た。二の森から続く山並みが好きだ。雪の時に来たいと思っているが果たせないでいる。そんなことを考えていると前方から一人の登山者。挨拶を交わしてすれ違う。かなり早く二の森に行っていたと思われた。
時間は十分あるのでのんびりと二の森へ向かう。
時間は十分あるのでのんびりと二の森へ向かう。
岩を見ると登りたくなるのは私だけだろうか。石鎚東稜にも矢筈岩という岩峰がある。昔は登っていたと聞いたことがある。西ノ冠に寄り添っているこの岩峰にも名前が付けられているのだろうか。ここを通るたびに魅せられてきた。
この感動のために山に登っているのだと感じさせられる。また来よう。
この感動のために山に登っているのだと感じさせられる。また来よう。
弥山からいつも見ている縦走路がボランティアのおかげで綺麗に整備されている。前回歩いたときは背丈ほどの笹に覆われて苦労したことを思い出した。何時も気持ちよく登らせてもらっている登山道は誰かのお陰で整備されていることを感謝せずにはいられない。
そんなことを思いながら、シコクシラベの中をひたすら歩いた。
そんなことを思いながら、シコクシラベの中をひたすら歩いた。
11月1日、2日で南アルプス甲斐駒ヶ岳と仙丈を計画していたが、気象庁からの気象情報で日本列島大荒れとのことから急遽中止を決意。
天気がいいことから久しぶりに二の森に行くことにした。土小屋から1時間30分ほどで三の鎖の分岐に到着。紅葉目当ての登山者の喧噪から別れて二の森への登山道を一人快調に進んだ。
天気がいいことから久しぶりに二の森に行くことにした。土小屋から1時間30分ほどで三の鎖の分岐に到着。紅葉目当ての登山者の喧噪から別れて二の森への登山道を一人快調に進んだ。
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