のぼさん趣味のブログ

Railway and Dish
鉄道と料理の紹介です

【第4回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 父を帰宅させることに決まった!?

2021年12月17日 | 痴呆症

今回は2回目の一時帰宅の事を書きます。

一回目の一時帰宅の、一週間後に再度父を迎えに行きました。

 

その前に伝えておかないことがあります。

前回施設でお別れ時に「また5回寝たら迎えに来るよ!」と伝えていました。

父は意味が解らないと微妙な表情を見せた、仕方ないけどそんなもんなんだろうと思う

(でも私は、解っていても忘れるから、解ったと言えないと感じている)

 

今回は兄弟には来るなと母から言ってもらいましたが、また、妹が来た!?

義弟から「後悔の無いよう・・・・」と言われたそうですが、私からすれば「今更感ありあり」なんだよね(笑)

ただ、改心したのであれば「不問」にすべきと日ごろから私は考えているので「改心」が見られるのかが焦点(笑点ではない!)

しかし、来るなと説明している尻から来るもんで「改心」ではないと感じてます。今のところ・・・

それはさておき、今回は施設の状況に合わせるために「テーブルセット」を購入したものが届いております。

我が家は座卓で食べるスタイルだったのですが、急遽変更してます。

私の考えでは「何事も弱者(良い言い方が見つかりませんでしたm(__)m)」を基準にして行動をしてます。

それが「父」であり、赤ちゃんのように「成長する」ことは無い、これも無礼な言い方ですねm(__)m

1回目を見た限り「座卓」は難しいと感じた、理由は足腰が弱っているのと慣れないように感じたからです。

ひょっとしたら「床に座る」ということを忘れたのかも知れないです。

それ以上に介護する側から見ると「立ちあげようとする介護」がとても難しく力が必要と感じたからでもあります。

私は平日は仕事で外出するもんで、介護する母を基準に考えると自ずと出た答えです。

父は前回帰宅した事を忘れていますが、家に直ぐに馴染んだようでした。

理解してるつもりなんだけど、少しでも環境が変わるのは「痴呆症」の患者には難しいようです。

私は、新しく覚える云々ではなく、如何に今出来ることを継続的に続けれるのかが重要と思います。

そういう意味では頻繁に模様替えするのはダメと考えてます。

今回は、今後も考えて食事は私と妻で作りました、

しかし、沢山は食べれず・・・

これは食事の環境が変わったのも影響していると思われます。

また、母と父が横並びで食べていたのを「対面」で食べるように変えました。

現時点では、食事の介助は要らないので、食べる動作を確認できる対面が良いと判断した結果です。

ですが、ここで失敗した。

従前のように目の前に配膳しても、どれが自分の物なのか解らないということが判明

これは、後日トレイを買って環境を変えたのですが、

私は入院経験があるのに(精神科の入院だったので、皆さん同じテーブルで食事)個人用トレイがあるのを完全に忘れてました(笑)

それと「家内用の靴」を買った方が良いとも感じました(これも翌週に購入)

足元がおぼつかないので、足の指をケガする恐れがあります。

まぁ~私の記憶もかなり欠如してますが、2回目は父に関して大きなトラブルは無し

ただ、腹痛を訴える父に対しての母の対応が遅いように感じたし、本当に家で介護出来るんかいなとも感じた。

私の経験から言えば「何事も自分で動かんと何とかならない」ということが母はかなり欠如してます。

解らなかったら誰かに聞けばいいと私は思うのですが、変に頭が固いのは笑えないかな(笑)

また、心の隅で他の兄弟を頼りにしている風にも感じた(後日このことで大喧嘩します)

そして感謝しかないのですが、この一時帰宅でもケアマネージャーの方がご来訪していただきアドバイスを頂きました。

これらは私が事前にお願いしていたからなのですが、母はそれを解ろうとしない。

これが「何とかなる」と思っていると感じる要因でもあります。

何事もパソコンで直ぐに調べれる時代に付いていけないのは理解できますが、あまりも受動態過ぎるのには呆れたのは妻しかしらないけど

 

私は2回一時帰宅してもらい「在宅介護に問題はない」と私は感じた

というより、私は何であれら家で看取るつもりだった。

母は何を基準に考えたか解らんが、問題なしと判断した?

色々ありましたが、翌週に父を家に迎えることになります。

 

ここで、1回目の帰宅で起きたトラブルを思い出したので書いておきます。

あえて邪魔しに来たと書きますが、母が兄弟を玄関で見送りつつ世間話をしている間に

父が2階に上がって、私の息子に暴言!?を吐いたそうです。

詳細は私の留守中の出来事でしたので、解らない。

ただ、2階に上がることは予見できたハズなのに「母」が目を離したのには「あぁ~あ」と呆れるしかない。

「父」そして「同居している私たち家族」よりも私の兄弟の方が大切だと思っているバカな母です。


こういうことを踏まえてなんですが、

私は介護する方の立場になり、それに加え父の余命を告げられて思った事があります。

それは、邪魔はしないで欲しいということ

上辺だけの話は要りません、変に頼れると思い勘違いが生まれます、今の母が勘違いしているように

そして、実家だろうが私達家族の事も考慮して、来るなら「連絡ぐらい」は入れて欲しい。

私が施設入所前に連絡しても「用事がある」とか言って来んかった事を忘れてる(怒)

当然、私達家族(父母も含めて)にも用事があるんだよ!

「礼儀を重んじる」のは当たり前ではないかな?

私は「甥や姪」に肝心な時にあんたの親は来んかったと将来伝えます。

非情な事かも知れませんが、親戚としての礼儀を教えるのは「親」では無いということです。

 

そんな私???でも気がかりなことがあります。

実はこれら私の言動を、私の子供達がどう思ってるのか聞いていません。

ですが、これとは別に例えをあげて日頃から教えていることがあります。

それは、結論を出すのは「自分」だと言うことです。

何事も自分決めているのに、人の意見に流され言い訳する人が実に多い(人に責任を押し付けるの情けないと思ってる)

生きていくうえで大切なことは、間違いをどう正すかだはないでしょうかねと偉そうに書いてみた(笑)

そしてチャレンジすることです。

知らないから間違えるのであって、間違いを正す策が色々なところに落ちていて経験できる術を知らない

私は、知らない人に道を尋ねられて一緒にそこまで行ったり、車いすを押したりとか、救急隊の手伝い(たぶん邪魔?)とか

なんか色々な事で人と接しています(これが色々な事に役に立つんだよね)

今は例の病気で外国の方とは縁がないですが、知ってる知識を駆使すれば何とか案内できるんです(実際してた)

この経験で外国の方の荷物は、心許してくれるまで持たない方が良いと学んだ(持ち逃げすると勘違いされたのは人として情けないけど)

これらの経験で色々失敗してるから私は色々知ってる訳であって、本やネットだけで学んでいるわけではない

こういうことを子供たちに伝えたいと思っております。

読み返したら、本当に無茶苦茶書いてますね(汗)

次は父が帰ってきた時の事を書ければと思いますので、これからも宜しくお願い致します。

最後までご拝聴ありがとうございました。

【第1回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと

【第2回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、不治の病が発覚!?

【第3回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、私の兄弟との不協和音始まる!!

【第4回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 父を帰宅させることに決まった!?

【第5回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 兄弟はやはり他人だよ

【第6回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと エエ年末を迎えることが出来た?そして現状

【第7回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 今年最初の在宅診療

【第8回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 緊急入院したwww

【第9回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 未だに退院できず

【第10回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 面倒なこととは

【第11回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 入院長引く

【第12回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 永眠しました

【第13回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 退院した日のこと

【第14回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 一筋の涙と乾いてしまった目

【第15回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 暖房は控えるようにと言われたよ

【第16回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 同居していなかった兄弟との温度差

【第17回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 納棺師の方への感謝

【第18回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 火葬場にて

【第19回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 亡くなった時に必要な手続き

【第20回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 変われなかった兄弟


【第3回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、私の兄弟との不協和音始まる!!

2021年12月15日 | 痴呆症

やはり兄弟は充てにしたらアカン!

認知症の父がすい臓がんと解り、現在は在宅で介護・看護しています。

在宅が決まるまで「施設からの一時帰宅」や「家の片付け」で天手古舞でしたが、他所でも起こるであろうトラブルについて書いてみますね。

先ず、認知症への理解と介護・看護の難しさを私は理解しているつもりで書いていることを忘れず読み続けてください。

兄弟や母を侮辱している内容もありますが、あくまでも主人公は「父」なんです。


父の一時帰宅をするにあたって準備したことがあります。それは介護ベット

「地域包括支援センター」に連絡して、アドバイスを戴き

以前、来ていただいた「ケアマネジャー(一度デイサービスに連れて行こうとしたときにお世話になった)」様に連絡を取ってもらい、ベットを手配しました。

数時間の出来事ですが、お陰様で翌々日にはベットが納入することが出来ました。

これには一悶着ありで、入所先のベット会社には保険が効かない貸し出しは出来ないと断られしまった。

そんなことがあるのやと思いましたが、介護保険の闇を見たようにも思います。

私の性格上これに加え、最悪のパターンも想定して

「次の入居先(24時間看護できる施設)」も探しました。

これは、意外と簡単で前回入居時にお世話になった業者様に、問題がない(自宅待機がなく入居できる)と確約をもらう。

ただ、気を付けて欲しいのは

私が事前に情報収集していたことが良い方向に廻っただけど、何も知らないとこうは簡単にはいかないと思います。

まぁ~私はこれで、最悪想定もクリア出来たので気が楽になりました。

不安を解決する方法は「知る」ことであり、解らないことはいくら考えても解らないことは知ってて損はないです。

 

そうこうして、父の1回目の一時帰宅を迎えます。

迎えに行ったのは「私と私の妻と母」であり兄弟は来なかったです(実のところ、来られても困るんだよね、理由は後で解りますよ)

迎えに行った帰りに、父と一緒に買い物に出かけています。

その時に40数年ぶりに父と手を繋ぎましたが、小さくなったなと感じ、また、物腰が柔らかくなったとも感じた。

昼食は「お寿司」を買いました。当然、小さく切って出したんですが、それでも大きかったようです。

料理は得意(好きなだけとも言われます)な方ですが、本当に難しいですね好みに合わせるのって。

その後私は仕事に出掛けました(急遽、打合せが入った為)

この後に問題が発生します。

私が留守の間に兄弟が勝手に来宅して、父と散歩とか余計なこと(理由は後ほど)をしてくれました。

しかも、妻にも挨拶なし、帰宅後の私にも連絡なし・・・・

帰宅後に妻から来たことを聞いたので、母を問いただしました。

ここで今回の目的を書きます。

私たち(母と私の妻と子供たち)で在宅介護・看護が出来るかどうかです。

そのためには普段通りの生活をしないと「何が出来て。何が出来ない」かが解らなくなる。
当然、父の状態の把握も難しくなる。

これが目的なのでイレギュラーな事をすると解らなくなるんだよ。

兄弟が毎日家に来てるんだったら問題ないけど、今まで「父の介護(認知症発症後)」には一切来なかった兄弟が今後も来るはずがないのを母は解っていない。

横道に逸れましたが、その晩に父が腹痛で悶えてしまいます。

私からすれば「それ見たことか」なんで、最初は拒否して「兄弟」よんだらエエんやと伝えた。

最終的には私が病院に連絡、在宅で処置もしました、私が冷静に判断できるのは事前に調べて想定しているからであります。

私からすれば、正直、来られるのは迷惑なんだよね、肝心な時に頼りにならないから

ですが、こんなこと遣らかしても、母は他の私の兄弟に頼ろう(助けてくれると思ってる)とするんだよ(笑)

笑えないですが、笑わないとやっていけなかったりするのは、経験すれば解ります。

そして、翌朝、弟が来た

弟には昨晩の事もあったんで

介護と看護は簡単ではないんだよ・・・・だから、そちらも気を遣ってもらわんとアカンよとねと伝えた

弟は趣旨を理解してくれましたけど、これは、直接言わないと駄目なのかとも感じた。

ところでなんですが、弟は妻の実家で色々あったので来たかったけど来れなかったと帰り際に話してくれました、

私も弟家族に気遣いが無かったですm(__)m

そんなこんなで一回目はクリアしたのですが、二回目はどうなったのかな・・・

余談ですが

母は実の兄弟と疎遠になっています。母の両親と上手くいってなかったのではなく、兄弟と揉めています。

それが義理の妹に父母の世話を診てもらっていた(痴呆症じゃなったけど、私は大変だったと思う)

歴史は繰り返すんだなと思う、同じ、過ちしているの気づいてい欲しいのは無理なのでしょうか(汗

【第1回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと

【第2回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、不治の病が発覚!?

【第3回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、私の兄弟との不協和音始まる!!

【第4回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 父を帰宅させることに決まった!?

【第5回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 兄弟はやはり他人だよ

【第6回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと エエ年末を迎えることが出来た?そして現状

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【第8回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 緊急入院したwww

【第9回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 未だに退院できず

【第10回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 面倒なこととは

【第11回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 入院長引く

【第12回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 永眠しました

【第13回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 退院した日のこと

【第14回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 一筋の涙と乾いてしまった目

【第15回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 暖房は控えるようにと言われたよ

【第16回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 同居していなかった兄弟との温度差

【第17回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 納棺師の方への感謝

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【第19回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 亡くなった時に必要な手続き

【第20回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 変われなかった兄弟


【第2回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、不治の病が発覚!?

2021年12月10日 | 痴呆症

前回 人に頼る動作は良くないと言うことを書きました。

その流れで「自分を磨く」話で続編となるハズが急展開!

「不治の病発見」が見つかり「自宅での療養」となりました。

9月中頃に施設入所までの漕ぎつけています。

今回はそこまでの流れを書いていきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

見当識障害(鏡の前の自分が誰か解らなくなる障害)

同時期に食べたことを忘れることがおきましたが、今回は触れません

見当識障害を確信したのは、

「だれか居るけど返答しない!」と父が言ったこと

鏡の前で鏡の自分に「声」を掛けている。映っているのは自分なのに・・・

ただ、

鏡に映っているのは「人」と判断しているので、何の事は解らないではなく

映っているのが「誰」なのか解らないという点が、私は悲しかった。

私は、呼んでも来ないのなら諦めなさいと父に話していたが、これが良いのか解らない

父は、最後には鏡の裏側の部屋にまで行って確認してました(笑)

こういう場合は「納得」してもらうしかないようです。

しかし、母はそういう対応が出来ず苦労してました。

心の中で「痴呆症」を受け止めれていないようです(現在もなんで私は困ってます)

ですが、「見当識障害」が施設入所への決定打でも無かったんですよね。

話が前後しますが、2年前に「長谷川式痴呆症検査?」で6点を戴き

先生からは相当進んでいると指摘を受けていました。

そして、この8月に再検査を受けたのですが、途中で父が放棄したので採点不能

この頃から

自分が思っていることが「表現」出来なくなったんだと思います。

口や体で正しく表現できないから「言葉を荒げる」事に繋がったんでしょう。

言葉で表現できないの相当辛く、本人も廻りの人間も辛いです。

そして、この状態がエンドレスで続くと母が持たないと感じ、入所を模索→入所になりました。

他の方々の入所事情は知りませんが、私に場合はこんな感じです。


☆施設を探すに当たっては

当初「地域包括センター」に相談していました。

しかし、要介護の方は地域包括センターは管轄外になります。要支援が該当するようです。

ただ、相談するところを紹介して下さるので、要介護であっても相談はすべきだと思います。

私の場合は言い方が悪いですが「紹介会社」を紹介していただき。

紹介で近所の施設を「体験入所」を受けることが出来、そのまま「入所」になりました。

痴呆症がある場合は、こんなにスムーズな事はあり得なく、大概は順番待ちだそうです。

痴呆症=長生き出来ない という訳では無いことが原因だと思います。

そして、知らなかったのですが、入所する施設は住民票がある市町村じゃないとダメ見たいです。

それ以上に「入所希望」を家族が出して「入所のOK」が出ても「本人が拒否」したら入所は出来ません

聞いた話では「入居拒否」で入所できない場合が多いようです。

すなわち、一旦入居が出来ても「本人が拒否(家に帰りたい)」と話して「言うことを聞けない」とか「廻りの方に迷惑」を掛けたら終わりということ。

実は全てを忘れている訳ではないです!

これが「痴呆症」がかかえる一番の問題だと思います。

父の場合は、すんなり施設の玄関を入り、しばらく部屋に私も一緒に居たのですが、10分程で施設職員に促され退室しました。

その後、2週間ほどは家に帰りたいと話していたようですが、職員様のご尽力で上手く父をコントロールしていただけました。

実際は9月中頃入所、11月末で退所しています。

この時、施設からのお願いとして「会わないで欲しい」ということがありました。

やはり、家を思い出し帰りたくなるようです。

また、面会に来ない家族が多く他の入所者からの妬みもあるとのことでした。これは聞いてショックを受けました。

私は、運が良いのか解りませんが、入所後に2回会っています。

一回目は、父がお腹が痛いということで「病院への同行」

二回目は、病院での診察時に偶然遭遇

ですが、2回とも私が誰か解らんようでした。

そんな事なので、病院で不思議な会話(廻りは親子と知ってる)が先生や看護師さん(この時は入所と痴呆症の事は存じなかった)

から、笑われてしました。そして、事実を知ったあとに慰めて戴きました。

本来ならこの先は、施設へ訪問したときに感想が続編になるハズでしたが、冒頭の「不治の病」が発覚して大騒動になります。

【第1回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと

【第2回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、不治の病が発覚!?

【第3回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、私の兄弟との不協和音始まる!!

【第4回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 父を帰宅させることに決まった!?

【第5回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 兄弟はやはり他人だよ

【第6回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと エエ年末を迎えることが出来た?そして現状

【第7回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 今年最初の在宅診療

【第8回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 緊急入院したwww

【第9回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 未だに退院できず

【第10回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 面倒なこととは

【第11回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 入院長引く

【第12回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 永眠しました

【第13回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 退院した日のこと

【第14回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 一筋の涙と乾いてしまった目

【第15回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 暖房は控えるようにと言われたよ

【第16回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 同居していなかった兄弟との温度差

【第17回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 納棺師の方への感謝

【第18回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 火葬場にて

【第19回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 亡くなった時に必要な手続き

【第20回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 変われなかった兄弟


【第1回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと

2021年08月20日 | 痴呆症

第1回 認知症に気づいたきっかけと、その後私が意識していること。

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去年の二月、同居の父がアルツハイマー型認知症(以下、認知症)が発覚しました。

ですが、別に驚きはしなかった。祖母がそうだったので心の中で予見出来ていた。

しかし、もともと身の回りの世話をすべて母がしていた「だらしない父」でしたので、少しながら不安がありました。

なので、少なからず自分で出来ることはさせなさいと「母」にお願いしてたのですが・・・母は出来なかった。

かといって「認知症」の症状が進んだ原因かどうかは解りません。

 


☆「認知症」に気づいたきっかけ!

幻想を見るようになった

就寝前に「母と私に、駅で置き去りにされた(事実ではない)」と思いこんだようで、母に「馬乗り」になって暴力をふるった。

母が「そんなことをしない」と否定したのも問題はあったようですが、喧嘩を止めに入った「私」にも同様に暴言を吐いた。

私達は「そんなことしない!」(怒)、今思えばこの時点で父の判断能力に問題があったようです。

このことで地域包括支援センターに相談→精神科(痴呆外来)受診→認知症と診断されました。


ここでワンポイント!!

痴呆症の方に「否定」するのは、間違いです。

私達のように「理不尽な事」を言われても、そんなこともあったかな?と聞き流すの良いです。

「解ってもらいたい!」

と真実を訴えても幻想を見る時点で、正常に判断してもらえるとは思えません。


☆認知症の方に多く見られる傾向(男性の場合)

・簡単なことを妻に何回も確認する。例えば、今日は何曜日だっけ?とか、あれは何処にあるの?とか・・・
 
 これらは、判断力が低下している為らしいですが、元々、何事も自分でしようとしない父では
 私たちは、気づくことは出来ませんでした。


上記を「人に頼りすぎる動作」と私は呼んでいますが、男性である私もこの機を境に意識しています。

☆私が意識して行っていることは

まず「家事」にチャレンジした。

これは、自分が出来ることを「妻や子供たち」に理解してもらい、これが出来なくなったら「私」が変になりつつあると判断してもらうため

もともと料理は得意ですが、それ以上に頑張っております。

そして、仕事では「能動態」を意識してます。やはり「受動態」は思考回路が痩せていくように感じています。

【第1回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと

【第2回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、不治の病が発覚!?

【第3回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと、私の兄弟との不協和音始まる!!

【第4回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 父を帰宅させることに決まった!?

【第5回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 兄弟はやはり他人だよ

【第6回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと エエ年末を迎えることが出来た?そして現状

【第7回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 今年最初の在宅診療

【第8回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 緊急入院したwww

【第9回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 未だに退院できず

【第10回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 面倒なこととは

【第11回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 入院長引く

【第12回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 永眠しました

【第13回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 退院した日のこと

【第14回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 一筋の涙と乾いてしまった目

【第15回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 暖房は控えるようにと言われたよ

【第16回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 同居していなかった兄弟との温度差

【第17回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 納棺師の方への感謝

【第18回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 火葬場にて

【第19回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 亡くなった時に必要な手続き

【第20回】アルツハイマー型認知症と診断されて一年と半年が経過した実父から学んだこと 変われなかった兄弟