第1回 認知症に気づいたきっかけと、その後私が意識していること。
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去年の二月、同居の父がアルツハイマー型認知症(以下、認知症)が発覚しました。
ですが、別に驚きはしなかった。祖母がそうだったので心の中で予見出来ていた。
しかし、もともと身の回りの世話をすべて母がしていた「だらしない父」でしたので、少しながら不安がありました。
なので、少なからず自分で出来ることはさせなさいと「母」にお願いしてたのですが・・・母は出来なかった。
かといって「認知症」の症状が進んだ原因かどうかは解りません。
☆「認知症」に気づいたきっかけ!
幻想を見るようになった
就寝前に「母と私に、駅で置き去りにされた(事実ではない)」と思いこんだようで、母に「馬乗り」になって暴力をふるった。
母が「そんなことをしない」と否定したのも問題はあったようですが、喧嘩を止めに入った「私」にも同様に暴言を吐いた。
私達は「そんなことしない!」(怒)、今思えばこの時点で父の判断能力に問題があったようです。
このことで地域包括支援センターに相談→精神科(痴呆外来)受診→認知症と診断されました。
ここでワンポイント!!
痴呆症の方に「否定」するのは、間違いです。
私達のように「理不尽な事」を言われても、そんなこともあったかな?と聞き流すの良いです。
「解ってもらいたい!」
と真実を訴えても幻想を見る時点で、正常に判断してもらえるとは思えません。
☆認知症の方に多く見られる傾向(男性の場合)
・簡単なことを妻に何回も確認する。例えば、今日は何曜日だっけ?とか、あれは何処にあるの?とか・・・
これらは、判断力が低下している為らしいですが、元々、何事も自分でしようとしない父では
私たちは、気づくことは出来ませんでした。
上記を「人に頼りすぎる動作」と私は呼んでいますが、男性である私もこの機を境に意識しています。
☆私が意識して行っていることは
まず「家事」にチャレンジした。
これは、自分が出来ることを「妻や子供たち」に理解してもらい、これが出来なくなったら「私」が変になりつつあると判断してもらうため
もともと料理は得意ですが、それ以上に頑張っております。
そして、仕事では「能動態」を意識してます。やはり「受動態」は思考回路が痩せていくように感じています。
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