NOBU_san'S ROOM/南行徳のギター教室

南行徳のギター教室ミュージックメソッドで講師を務めています ギターや音楽に関する こと,南行徳の出来事などを書いています

芝居と音楽

2005年10月23日 | HOW"S GOING ON?
ギタ-の生徒の中で「実は芝居の研究生もやってます」
という生徒がいた。、
彼はニューヨークの芝居の学校の『アクーズ・メッソッド』という技法を
日本で紹介していて、劇団も主宰されてる方のもとへ通っている
とのことだった。

彼はまだ1年位しか通ってないのだが主宰者から
来年2月(?)に行われる銀座の舞台の主役級の台本を渡されたそうだ。

『アクーズ・メッソッド』というのは
芝居を芝居らしくなく芝居する、といった概念だそうだ。
芝居をしよう・・・とした瞬間に伝わらない芝居になる、
ということが基本概念にあるようだ。
(違ったらスミマセン)
芝居の役はもちろんあるのだが練習でしっかり役作りをして
本番ではなるべく芝居をしようとしない素の自分で芝居をする、
芝居のパワーは普段の会話と同じように、相手からもらう、
(会話のキャッチボール)という様な内容だった。

演奏も全く同じことが言えるのではないか、
伝える演奏をしようとした瞬間に
伝わらなくなる演奏になってしまう、ということだ。

分かっていたつもりが改めて違う場面に置き換えると
反省するべき点が浮き彫りになってくる。






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