ただいま新築・リフォーム工事中!小田原の工務店 自然素材 高耐震 高断熱の注文住宅ブログ

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躯体検査の様子です

2012年02月03日 | コミコミ住宅・コラボ住宅など

ただいま新築・リフォーム工事中!
               ★小田原の工務店アシストホーム★

アシストホームの監督Kです。
コミコミ住宅プランのケイ様邸です
躯体検査のときの様子です。

現場が躯体検査可能になったら、JIO(日本住宅保証検査機構)さんに検査を依頼します。
検査日が決まったら、事前に現場のチェックをして不備のないようにします。

耐力壁のパネルに使われている釘の確認。
N50の釘です。


アシストホームではこのようなパネルを使用しています。
パネルに、使用する釘の種類と外周部・中通の釘ピッチがプリントしてあります。
しかも釘打ちがしやすいように外周部や中通に釘打ちマークがしてあるんですよ

写真の赤い破線の釘打ちマークの上端、または下端に打てばいいのです。
施工者にもチェックをする人間にも分かりやすくなっています

パネルを耐力壁として使う場合、
釘はN50またはCN50を使用。釘ピッチは外周@100ミリ中通@200ミリです。

釘はパネルに打った後でも、使用した釘がわかるようになっています。
↓N50釘だから「50」とかいてある。


このようにわかりやすいです。


釘打ちマークが無いところは、スケールをあてて確認。
釘ピッチは100です。大丈夫ですね


あとは釘の打ち損じなども見落とさないように!
写真は打ち損じた釘です。


外から見ても釘の打ち損じはわからないので、内部から確認します。
写真のように間柱から釘が飛び出しているのが打ち損じ。
これを内部からたたいてやると、上の写真のように見分けがつきます。


釘打ちが端すぎて、パネルが割れています。
内側に打ち直します。


外部の釘や金物の確認が終わると、次は建物内部です。
図面を確認しながら、金物や筋交の位置などをチェックします。

写真は丸の部分に金物がありませんでした。


金物の取り付け忘れだと思います。
柱にチョークでチェックしておいて金物を付けてもらいます。



最近は覚えてきたのであまりやりませんが
以前はカタログ片手に
取り付け方とかビスの種類を確認しながら金物をチェックしていました。




同じ金物でも、使う場所によってビスの種類が違ったりします。
写真の金物は、柱と横架材とで使うビスの長さが違います。
柱がシルバー、横架材がブルーの色のビスです。
見落としがちなので注意が必要です


カタログでみると、ブルーのビスの方が長いですね。


昔はメーカー指定のビスを使わない大工さんもいたので、
検査前の確認は大変でした

今はもうそんな大工さんはいないと思います。
アシストホームで仕事をしている大工さんにはいないです。

筋交の金物です。
昔は取り付ける位置が悪く、沢山指摘してきました。
(金物が筋交の端になりすぎていたり・・・)


検査のたびに何度も指摘してきたので、今はそんなことないです。
全体的に大きなミスをする大工さんがいなくなったので、検査前の確認もずいぶんと楽になりましたよ

さて、
検査前の確認で、指摘箇所の是正を行うと検査当日を迎えます。


検査中のJIO検査員さん。
検査は私がやっている検査前の確認と同じことをしているので
特に書くネタがありません


たまーーーーー・・・・・・に見落としがあるので(前回はありましたが・・・)
検査員さんから指摘を受けることもありますが、
今回は指摘なしで検査は終了。

検査「適合」をいただきました。

躯体検査が無事に終わったので、次の工程に進みますよ

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2 コメント

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躯体検査 (監督K)
2012-02-10 18:13:18
いつもコメントありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありません。

検査前にはいつも行っていることですが、
いつのまにかブログに書くことを省略するようになっていました。
これからはもう少し詳しく書いていきたいと思います。

カスガイの件はJIOの検査員さんや設計士さんとも相談しましたが
この使用方法しかないとのことでした。
検査員さんの話では
建築基準法にも公庫の仕様書にも明確な記述がないそうです。
一応、金物メーカーさんにも確認したのですが、
「そのように使っていただくしかないと思います。」という回答でした。
返信する
躯体検査 (通りすがりqx)
2012-02-04 09:11:11
監督K様へ

とても分かりやすく、しっかりしたアシストホーム様の躯体検査の様子が伝わって来ました。

昔は大工さんの感や経験のみで進められていた工事が、今ではこんなふうにしっかりした材料・金物・仕様書・そして自主検査・公的検査等々によって住宅が作られていく様子が良くわかりました。

素人の方には少々難しいかもしれませんが、プロの世界と素人の世界との違いをこのように明確にする事によって、いずれ隠れてしまう見えない場所でもしっかりした施工が行われている事をレポートする事が、御施主様にしてみれば、却ってより安心感を生じさせてくれるのではないかと思われます。

この躯体検査を見て、改めてアシストホーム様の充実した施工体制の完備に驚かされました。

先日、4方から横架材が直交する箇所の、小屋束止め金具として使用するカスガイですが、斜め使用していました。

是非jioの検査員又は公的機関の方から正式な金物、又は使用方法を確認していただきたいと思います。

確認できたら、又その結果をブログで紹介してくださいね。

お待ちしています。
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