6月20日のNEW4TETのニュー・アルバム「ETERNITY」リリースを前に、CDという一つの表現方法として僕が遺して来たものを、1枚1枚、振り返ろうと思う。いわばとりあえず今までの総決算である。ま、あくまで自分のためだけど。(苦笑)
なぜ、総決算かというと、今後こういう手段で表現できるかどうかが分からないし、気力が起こるかも分からないからである。(アルバム制作とそれを売る作業というのは、それくらい気力・体力が必要なのだ。しかも、僕のようなフリーランスは誰も売ってはくれない。)1枚1枚にはそれこそ思い入れは有るけれど、全て満足している訳ではないし、思う存分時間と金をかけて作れたものはハッキリいって皆無だ。ただ、最初2枚をプロデュースしたN氏が「レコードは文字通り、現在の力量を<記録する>ものである」という名言の通りにはなっている筈だ。
今でこそCDをリリースすると言う事は、素人にだって簡単に安価で出来る事で、そういう現実が、CDというメディア、或いは音楽業界全体を腐らせた原因とも言えると思うのだが、我々40代のオッサンが若い頃は、ミュージシャンが有名になった証とは、アルバムをリリースした!という事であり、レコードの時代は本当の実力者で有名でない限りそれが不可能だったのだ。僕がプロを目指していた頃は、それこそ「いつかは自分のアルバムを!」というのが夢であったし、実際にファーストをリリースした時は飛び跳ねるほど嬉しかった。
僕は、バブル時代は殆どアメリカにいて、その頃のアメリカはちょうど不況の最中。だから、仕事に恵まれた!という実感はいまだかつて味わった事は無い。不遇のアメリカ時代、仕事も自信も無く、何かとオレてしまいそうな自分の気持ちを奮い立たせるために、部屋には「30までにCDデビューする!」という張り紙をしていた。僕がCDというか「アルバム」という表現方法にコダワる理由の一つがこれである。
なぜ、総決算かというと、今後こういう手段で表現できるかどうかが分からないし、気力が起こるかも分からないからである。(アルバム制作とそれを売る作業というのは、それくらい気力・体力が必要なのだ。しかも、僕のようなフリーランスは誰も売ってはくれない。)1枚1枚にはそれこそ思い入れは有るけれど、全て満足している訳ではないし、思う存分時間と金をかけて作れたものはハッキリいって皆無だ。ただ、最初2枚をプロデュースしたN氏が「レコードは文字通り、現在の力量を<記録する>ものである」という名言の通りにはなっている筈だ。
今でこそCDをリリースすると言う事は、素人にだって簡単に安価で出来る事で、そういう現実が、CDというメディア、或いは音楽業界全体を腐らせた原因とも言えると思うのだが、我々40代のオッサンが若い頃は、ミュージシャンが有名になった証とは、アルバムをリリースした!という事であり、レコードの時代は本当の実力者で有名でない限りそれが不可能だったのだ。僕がプロを目指していた頃は、それこそ「いつかは自分のアルバムを!」というのが夢であったし、実際にファーストをリリースした時は飛び跳ねるほど嬉しかった。
僕は、バブル時代は殆どアメリカにいて、その頃のアメリカはちょうど不況の最中。だから、仕事に恵まれた!という実感はいまだかつて味わった事は無い。不遇のアメリカ時代、仕事も自信も無く、何かとオレてしまいそうな自分の気持ちを奮い立たせるために、部屋には「30までにCDデビューする!」という張り紙をしていた。僕がCDというか「アルバム」という表現方法にコダワる理由の一つがこれである。
どういう意味でしたっけ?辞書で調べればいい話ですね(笑)。