コンタクトレンズを処方された際に色々と説明を受け、これまで気にしていなかった矯正度数の仕組みが少し分かりました。
ノッポの場合、
SPH CYL AX
右:-2.00 -0.50 175
左:-1.00 -1.75 005
が眼鏡の度数となっています。
SPHはSphereの略、訳すと球面なのでレンズの丸み具合とでも言いましょうか、近視や遠視の矯正度数です。
-なら近視、+なら遠視のようで0.25刻みで増減するようです。
CYLはCylinderの略、訳すと円柱になり、乱視の矯正度数になります。
AXはAxisの略、訳すと軸です。
このCYLとAXがセットになり乱視の矯正具合になります。
CYLが乱視の度数、AXが乱視の角度、乱視の矯正方向です。
この角度を今まで理解しておらず乱視のメカニズムを誤解していました。
色々と調べてみると分かりますが、何かきっかけがないと調べないものです。
通常、眼の表面は球形ですが、乱視の場合はそれがラグビーボールのような形になり、上下左右方向で像をうまく結ばず、それが二重三重に見えることにつながるようです。
ラグビーボールなので上下左右で湾曲具合が異なり、そのラグビーボール形をした眼球の角度が乱視の方向に大きく影響することになります。
したがって、角度を考慮しないノーマルコンタクトレンズで乱視を矯正することは難しいらしく、専用のものを装着することが望ましいようです(「トーリック」と呼ばれる)。
このあたりについては「乱視」「コンタクトレンズ」「眼鏡」などと検索ワードを打ち込めば丁寧な説明をしてくれているHPがすぐ見つかります。
それにしてもなぜノッポは片側が乱視になってしまったのだろうか(高校2年時に発覚、勉強のし過ぎだったのだろうか?)。