望の富士山(blog版)

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h25.12.15 高尾山金毘羅展望台から未明の東京、日の出を撮影(15日前編)

2013-12-16 22:30:33 | カメラ散歩

この土曜日は夕方まで仕事、翌日曜日も色々と用事があり、動けるのは午前中だけ。それなら先週石老山で見つけられなかったシモバシラ探しの続きをしたい。今度は混雑覚悟でシモバシラのメッカ(?)高尾に行くことを決めた。偶然sanaeさんのレポで14日はふたご座流星群が見られるかもしれないと知った。月の入りに合わせて未明にタントで出撃することも考えたが、仕事終了が遅くなり帰宅は20時過ぎ((+_+))

さすがに断念した。(根性がなかっただけともいえるが)

せめて、去年の12月と同様に高尾山口に一番早く着く電車に乗るべく日曜は3:30に起床。4:35に家の外へ!キンと冷たい空気のお蔭か、府中の空からもそこそこ星がキレイに見えた。高尾まで行けば流星群も見られるか?期待をしながら国分寺へ急いだ。

中央線はこの日もオール明けらしい人たちでそこそこの乗車率だったが、座ることはできたので、終点の高尾まで寝ていくことにした。

高尾で降り京王線へ乗り換える通路へ進むと、この始発に乗ろうとするハイカーが十人程も居た。そういえば去年もそうだったことを思い出したが、始発の高尾山口行きがこんなに人気とはね。

5:31 高尾山口駅

去年は稲荷山コースを歩いたが、日の出を撮るには木々が邪魔だった。そこで、今回は1号路で舗装道を一気に上がり、ケーブルカー終点で日の出や流星を観察しようと企んだ。

ケーブル乗り場までは街灯で照らされていたが、1号路に入ると灯りがなくなったので、ヘッデンを点けた。私の前に2人、ヘッデンを点けた人、懐中電灯を持った人と一緒に歩いた。彼らは結構スピードが速い。数分後、女性4,5人のグループが降りてきた。恐らく徹夜で流星を見ていたのだろう。

舗装道で歩くのは楽だが、段々東の空が明るくなってきた。日の出には十分間に合うが、これでは流星の観察に間に合わない(@_@)

そんなとき、ヘッデンに照らされた道標に『展望台』とあったので、何となくそちらへ進んだ。展望台なら当然見通しが効くから流星の観察にも良いだろう・・・

5:53 金毘羅台展望台へ。ここは初めてだ。予想より木々があり、真上を見るにはやや不向きだが、ぜいたくは言っていられない。もう時間がないのだ。

とりあえずユニクロダウンをウェアの内側に着込み、三脚をセット。テルモスのコーヒーで身体を温めた。

5:59 東の空は大分明るくなってきた。

八王子周辺の街灯り

ついつい撮ってしまうスカイツリー

おっと、流星は・・・そもそもカメラで撮れないことぐらいは予想していたので、ベンチに寝転んで数分間空を眺めてみた

明るい星が一つ、二つ見える程度。

んん

一つ見えた?

 

気がする('◇')ゞ

星は写らないが、ここの様子をチェックするために一枚撮っておこう。

先月の精進湖パノラマ台のように5時前から空を見ていたのならともかく、今日は星を見るには遅すぎた。やはり星を見るなら電車じゃ無理だったということ。

大分空が明るくなってきたころ、年配の女性(後で71歳と判明)が展望台にやってきた。彼女は日の出を撮りたいとのこと。ひょっとしてと思い、シモバシラのことを尋ねたら、今朝は4℃だったので、見られるのではとの返事。さらに、ここから撮った日の出やシモバシラの写真をみせてくれた。話のネタ用に持ち歩いているのだろうか。

彼女と話していると今度は大学生くらいの若者も到着した。彼女が話しかけて、彼が高校2年生であること、中学校で山にはまったことなどが分かった。昼間の山で高校生風のグループに出会ったことは何度もあったが、高校生のソロ、しかも暗いうちから歩いているなんてこちらも驚きだった。

彼女が8割話し、若者がそれに応じるといった感じ。私は聞き役に回って3人で日の出を待った。

6:36

6:39

6:44 日の出直前のこの色は何度見てもわくわくする。

6:44

「今日の日の出はサイコー。これが上手く撮れていたら年賀状に使おうかしら」彼女は上機嫌だった。日が昇ったら彼女は下山、陣馬まで行くという彼はそれぞれ出発していった。こちらは三脚をしまって、パンを食べてエネルギーをチャージ。

この付近の様子

後編に続きます。

 

 

 

 

 


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