今回はsaiya24さんに声をかけて石老山からのダイヤ富士撮影を企画した。カシミールをチェックすると真ん中では無いが、左端くらいにはなるかなというものだった。
これは彼に送ったカシミール画像 ※スマホ撮影。もっと良い方法があるかと思うが・・・
ここからのダイヤは28年の12月に撮っている。その際は薄雲がイイ感じでタイトルを「大満足」としたほどだった。
その際のレポを見てダイヤタイム16:20から逆算し、余裕を持って13:30に相模湖病院集合とした。
5日は天気の良い土曜日だったが、前日の仕事終わりが遅く、帰宅して風呂に入って直ぐに寝た為、何処かに出かける気力は無かった。それでも4時過ぎに起きて、洗濯物を干し、朝食を済ませてから2日の精進峠レポをアップすることが出来た。
その後山行の準備にとりかかった。ダイヤ撮影のみが目的なので、カップ麺は要らない。途中で飲む分のコーヒーをテルモスに、上で使う分の熱湯だけを入れたテルモスを用意した。
土曜日のこの時間は府中、日野、八王子近辺は混雑すると思い、余裕を持って11時少し前に出発した。
ナビを一般道優先にして相模湖病院を目指したところ、国立IC手前から野猿街道経由で16号、橋本を経由する道を進むことになった。道志道が使えなくなってからこのルートを走るのは久しぶり、なんだか懐かしかった。
※ 道志道の様子は相模原市のHPに詳細が載っています
また、上の予想に反してこのルートの交通量はそれほどでも無く、極めて順調に八王子、橋本を通過、三ヶ木交差点から相模湖方面へ行き、相模湖病院へ到着したのは12:10頃。ウチから70分少々で着いてしまった。
ところが、病院の駐車場は満車状態、マイナーな山なのにどうしたことだろう・・・
「顕鏡寺に停めることが出来る」というレポを見たことがあったので、細い道を移動して行ってみた。無理をすれば停められるかもしれないが、迷惑を掛けそうだ。仕方ないので戻ることにした。
今度は1台分の空きが有った。私が居なかった10数分間に出て行ったのだろう。ラッキーだ。
車内でパンの昼食をと思ったが、その前に尿意が( ̄。 ̄;)
上述のようにあっさりここまで来た為、コンビニなどでトイレ休憩をとることも無かった。
目の前の病院で借りられないか、行ってみた。
しかし、「トイレのみの利用はお断りします」との張り紙が有った。恐らく私と同様にハイカーが来て、それは迷惑と考えたのだろう。
仕方ない、先ほどここに来る前に石老山入口バス停の近くで見かけた登山者用トイレまで行くことにした。それならと街着を着替えることにした。これでsaiyaさんが来たときに慌てないだろう。
日が沈んだら寒くなることは容易に想像できたので厚手のジオライン上下に着替えた。これは元日の竜ヶ岳、翌日の精進峠と同じだ。ただし、標高700m少々の石老山の標高を考え、ウェアは秋冬用のものにした。
登山靴も履いてトイレを目指して歩き出したが、車で数分の距離でも歩くと結構遠い。尿意を堪えながら早足で急いだ。
途中で見覚えの有る車が見えた。saiyaさんだった。少し前に連絡を取った際にあと少しで着くと返事が来ていた。駐車場がいっぱいだったら待てば良いと伝え、別れた。
トイレはこの通り。男女別で洋式便器が一つあるだけだった。バス移動の人には有り難いだろうね。でも、駐車場からは遠かったな~
途中には地元の方が設置した案内が出ている
13:15 再び駐車場へ。
上のトイレを撮ったのは小用を済ませてから。そこから普通に歩いて12分掛かった。往復25分ほどのロスだ( ̄。 ̄;)
saiyaさんの車は奥に停まっていた。近寄って話しを聞くと、彼が駐車場に着く前にすれ違った車があったという。良いタイミングだったわけだ。
まだ昼食をとっていなかったので、彼に待ってもらい、車内でパンを食べた。
パンをかじっているタイミングで病院用の駐車場に停めた工事関係者らしき方が近寄ってきて、石老山はどんな山なのか尋ねてきた。「山頂まで往復するだけなら高尾山より楽です。でも、それだけではつまらないと思います。ぐるっと回る方が楽しいですよ」と答えた。彼は「今日は仕事に来ましたが、今度は家族と来てみます」とのこと。
「ちなみに私たちは往復するだけですけどね」と付け加えるのは止めた。
13:33 出発。今回は荷物を減らし、三脚も軽い方にしたので随分楽だった。
ここを通るのは4回目。初めて来たという彼にプチ案内をしながら進んだ。
大岩に木の枝でつっかえ棒をするのは日本全国でやっているのかな。
10分少々で顕鏡寺へ。
これは樹齢400年、樹高42mのイチョウ。詳しくは25年12月に来た際に書いています。すっかり忘れていたけど( ̄。 ̄;)
13:52 リスタート
さがみ湖プレジャーフォレストがよく見える。夜はライトアップがキレイだろうなぁ
桜山展望台 ※ 相模湖観光協会に詳細が載っています
途中で降りてくるハイカー数人と出会った。中には「これから登るの?若い人はスゴいね~」と感心していたベテランさんもいらした。うん、確かにこの時間に登り出すのはヤマノボラーとしてはあり得ないけどね。
14:24 融合平見晴台
ここで一休み。相模湖がキレイだ。
汗が冷えないうちにリスタート
一昨年の記憶なんていい加減なもの。太陽光が射すあの辺が山頂だと何度もだまされた・・・
※ 一昨年のレポをコピペしてみた。同じことを思っていた( ̄。 ̄;)
すぐに着いたイメージだったが、なかなか着かない。3年前の記憶なんていい加減なものだなぁ。
あれ、まだ山頂じゃ無かった( ̄。 ̄;)
一旦緩く下る
ここを登れば今度こそ!
14:57 山頂
駐車場から80分少々かかった。このときは前回より随分かかったイメージだったが、それ程変わっていなかった
太陽は大分上にある。
勿論誰も居ないので、セルフタイマーで記念写真。
saiyaさんはゴツい三脚にゴツいレンズを2本持ってきていた。彼が担いでいたのは40㍑のザック。やけにデカイと思っていたが、こういうことか。
ダイヤタイムまでかなり時間がある。標高も低く元日や2日よりも大分楽だが、今日もモンベルダウンをベストの内側に着た。
後は2人で話しながらまったり・・・
そんなとき、ソロハイカーが到着した。話しを聞くと相模原市の方で、今日は自転車を先ほどの駐車場に置いて登ってきたという。そういえば端っこに1台自転車が置いてあるなと思っていた。
今日が端っこダイヤになると話すと興味を示し、カップ麺を作って小一時間は側に居たが、自転車で暗い時間に走るのはアブナイと降りていった。
また数分後、今度はトレランさんが到着した。なんと彼は朝7時に渋沢駅から(バス?)出発し、蛭ヶ岳を越えて姫次を経由してここまで来たという。超健脚さんだ。彼は一休みして走り去っていった。
さて、saiyaさんにコーヒーをご馳走しようとコップを持ってきてほしいと連絡しておいた。
そこで彼が取り出したのがコレ。Canonのショップで買ったという。これはマニア心をくすぐるね~
15:38 とりあえずデジイチで
16時少し前?頃に男女のグループが到着した。話しを聞くとリーダーの男性は山の経験が豊富な方だが、他の方はそれなり。高校の同窓生とその連れ合いとのこと。リーダーさんは山頂ダイヤから2日早いと分かっていたが、他の方はダイヤ富士そのものが初めて。コンデジやスマホしか持っていなかったが、一緒にダイヤタイムを待つことになった。
こうして、前回は山頂で誰にも会わなかったが、今回は結構賑やかなものとなった。
16:16「2日早いから山頂を外しそうですね」とsaiyaさん。改めてスマホから上のカシミール画像を見直すと山頂より西側で計測している。でも、西側は樹林帯なので、どうにもならない。「左端に引っかかればダイヤ認定にしましょう」と自分にも言い聞かせてダイヤタイムを待った。
16:18 ギリギリか~
ギリギリダイヤ認定!
沈んでからも楽しみ
魔が差してHDR (O_O) 二重富士!!
どうやら3回シャッターを切る間に三脚に触ったらしい。不思議な出来になった。
やり直してみたががそれでもぶれている。シャッターの振動だろう。この軽い方の三脚でHDRはダメだね。
グループの皆さんが降りた後、2人で少し粘ったが、どうやら期待でき無さそうだ。
ほぼピーカンだったので、クリアなダイヤは撮ることが出来たが、やはり前回のようにダイヤの瞬間(画像)やその後(画像)に薄雲がある方が絵になるんだよな。まぁ贅沢というものか。
17:00 下山開始
saiyaさんはいつもは仲間と暗いうちに登り、明るくなってから降りてくるとのこと。一方私はダイヤ撮影は殆どが一人。ヘッデン歩きの頃に仲間がいると安心感が違うと話した。
そんなとき、人影が見えた。そのシルエットが何か違う・・・
近づいて見ると幅1m程の丸太を数本背負った男性だった。登山道を整備する為に使う。今日はこれで最終便とのこと。saiyaさんもかなり驚いていた。土曜日のこの時間まで作業するほど、工期が迫っているのだろうか。
17:45 桜山展望台
ここからはプレジャーフォレストのイルミネーションがキレイだ。夜景撮影が得意なsaiyaさんは食いついてくるかと思ったが、枝が邪魔になるので写欲が湧かないらしい。
私は苦手なのだが、せっかくだからチャレンジしてみた。
拡大すると粗が見えるが、ブログにアップする程度ならどうにか( ̄。 ̄;)
18:11 顕鏡寺。前回と同様にここから舗装道を下ることにした。
18:21 ゴール!
もう登山者用の駐車スペースにはタントとsaiya車しか残っていなかった。
ここでsaiyaさんとはお別れだ。つきあっていただき、ありがとうございました。m(_ _)m
ナビを一般道優先にセットすると、今度は相模湖の近くの道を通り甲州街道経由が示された。往路と違う道が表示されるのは何故だろう。
幸い甲州街道はそれ程の混雑も無く、20:15に帰宅。
久しぶりにご一緒でき楽しい山歩きでした。
またダイヤかパールなのかわかりませんがお誘いください。
マイナーなポイントなのに賑やかで楽しかったですね。
また誘いますのでよろしくお願いします